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●2023年11月07日(火)
いつのまにか秋である。 観たい映画を沢山逃してしまった。くやしい。 映画を観ることが大好きだった僕は、この知識を 仕事にしようと思った。 まぁ阪神大震災で教員を続けてゆく道を断たれた のも原因だったのだが。 誰もが思うだろうが趣味を仕事にして大丈夫か? 答えは65%のイエスと35%のノーである。 仕事だけを見ると毎日好きな映画のことを考えていられる。 収入部分で大変だったのはコロナの頃で、金持ちには ならないが、それなりにやってこれた。これはイエスの部分。 ノーの部分は観たいと思った映画を観に行くことができないことだ。 この仕事をする前は映画館を渡り歩いていた。 多い時には週7本、一日に映画館を4館回ったこともあった。 僕は映画館とゆう空間が大好きだ。家で気軽に観るのも悪くない。 (スマホのような小さな画面では絶対見ない。) でも映画館の椅子に身体を埋没させ、一定の時間をそれのみに 集中するとき、なんとも言えない贅沢感が僕を包み込むのだ。 映画はあらゆるジャンルを観た。 大作も好きだが、小さな映画館でするマイナー作品も大好きだ。 一人でふらっと映画館へ行き、題名とポスター柄だけで選ぶ。 ハズレも多いが、アタリの映画を観たときはニコニコしながら劇場を出た。 仕事にした時、マイナー映画はご法度となった。 まずは売れる映画、流行る映画を観て、何が商売に繋がるかを考えるようになった。 それでも映画館に通えることで満足はしていた。 結婚して子供ができると家の用事に追われる。 休みは映画よりも家族の用事が優先となった。家族に映画を観に行くことを 反対されたことはない。一日中忙しいわけではないのだから時間を作って 行けばよいと言う人もいる。 それは違う。映画館へはベストな状態で行きたいんだ。疲れて、静かな場面で 寝てしまいそうになるは嫌だ。どんな場面も見逃さず、エンドロールを最後まで 観て、劇場の明かりが点くまで味わいたいのだ。 今はネットフリックスなどを利用して週に1、2本は映画を観ている。 満足は全然していないが、それでも勉強にはなる....勉強かぁ。 僕は疲れているのかなぁ?無性に映画館が恋しくなる。 疲れた身体や気持ちでは観たくないくせに。 今回は『ゴジラ-1.0』。 今週はと書けないところが悲しい。 監督は山崎貴。 だからCGに関しては心配していなかった。 そりゃ、もう、凄いゴジラを観ることができる。 今回のゴジラは足が太くて競輪選手みたいだ。 その分、腕は小さい。 火炎放射を吐くときもカッコいい。 まずは尻尾から背中にかけヒレが順番に突起し、青く光る。 ヒレの光が一番上まで来た時、口から恐ろしいほどの 熱線が放出される。さらに爆風で離れていても 人やビルを吹き飛ばす。 戦後でゼロになった日本をさらにマイナスにする破壊力だ。 時代が戦後なので最新兵器もなく、4基の戦艦と 未完成の戦闘機1機で戦うことになる。 どう考えても勝てない。さて、どう挑むのか? なのだが観終わっても勝つ気がしなかった。 それほどゴジラは不死身なのだ。だって機雷で顔が 吹き飛んでも、すぐに再生して治るんだから。 あ、不死身と言えばもう一人いた。 まだ始まったばかりだから詳しくは言えないが、 お前は不死身か!と言ってしまいそうな人物がいる それは観てのお楽しみと言うことで。 以上、店長でした。 最後に。無事、娘の就職が決まりました。 来年の4月から兵庫県中学校の家庭科の先生です。 ご心配をおかけいたしました。まずはご報告まで。
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