2022年01月の日記
[HOMEに戻る] [過去の日記一覧] [管理者モード]
●2022年01月15日(土)
明けましておめでとうございます。
本年もシネマインク.をよろしくお願いいたします。

年末年始をあわただしく過ごし、4日より仕事を始めた。
かと思ったら恐ろしい日がやってきた。
成人式だ。
何を不謹慎なことをとお怒りの方、ごめんなさい。
でも僕には恐怖でしかないのです。

晴れ着にお金がかかることは承知いている。
一生に一度のことだからね。これは諦めた。
じゃあ、何?

その日は朝から始まった。
午前4時に起き、娘を美容室まで送る。
時刻は5時半。片道15分、往復30分かけて
家に帰る。
途中、ホテルの前を通ると沢山の車。
このホテルでも成人式の晴れ着を着付けているのだな
と、車で何時間も待つ親御さんのことを思い、
勝手に連帯感を募らせた。

帰宅してから1時間半後、娘から連絡が入る。
「もう終わったから迎えに来て」と。
先ほどの場所へ向かい、娘を乗せて再び帰宅、
すぐに嫁を乗せて家族写真を撮るために母の稽古場へ。
(母は日本舞踊のお師匠さんなので、実家とは別の場所に
稽古場がある。)
嫁と子供を降し、次に母を実家へ迎えに行く。
母を車に乗せ、稽古場へ。母を降し、今度は嫁の実家へ。
嫁の実家で両親と弟を乗せ、またまた稽古場へ向かう。
稽古場で全員の記念写真を撮る。かなりの枚数を父に撮ってもらい、、
ひと通り話をしたら、嫁と母と娘を稽古場に残し、
嫁の家族を乗せて家まで送る。折り返して稽古場へ向かい、
母と娘を乗せて母を実家に送る。(嫁は紅白饅頭とお弁当を
取りにデパートへ単独で向かう。)
娘と僕は家に帰り、今度は同じマンションに住む娘の友人を
乗せて成人式会場へ。娘と友人を会場で降し、家に帰って30分後、
嫁から電話がかかる。嫁を家の近くで拾い、実家と嫁の実家に
お饅頭とお弁当を届けにそれぞれの家にまたまたまた向かう。
届けた後、嫁を乗せて再び成人式会場へ。
晴れ着姿の娘と友人を会場近くで拾い、家に戻る。

娘の友人は午前3時からの着付けだったらしく、普段から
着物を着ていないのも加え、ヘロヘロだった。

家に帰って1時間ほど空いたので昼の食事をする。
1時間後、写真館のS・Aに車で出発。
順番待ちをし、写真撮影。家族写真は撮ったのだから
もう良いではないか、とは僕の意見で、
嫁と娘は撮る気満々だった。
余分にお金は持ってきたつもりだったが、
セット料金を見て驚いた。5万5千円から6万円だとぉ!
そんなには持ってきてないぞ!!
仕方がないのでカード決済かぁ?次のページを見ると
3万5千円のコースがある。ここでトリックにはまる。
最初に6万円を見たため、3万5千円が安く思えたのだ。
後で考えると罠にはまったか?とは思ったが、それも後の祭り、
結局は3万5千円のコースになってしまった。

いっぱいの写真を撮り、僕たち夫婦も娘と一緒に撮り、その中から
厳選して9ショットを選ぶこと2時間弱。
支払い時に「クレジットカードですね」と言われたが、
「いえ、現金で」と言ってやった。
高額なのでみんなカードなんどろうなぁ。

娘と嫁を家に連れて帰り、僕はその足で(自転車に乗り換え)お店に
向かう。お店へ着くとスタッフのKさんを休憩に行かせ、閉店時まで
仕事をする。

かくて僕のハードデイは終了した。それから2、3日は身体が思うように
動かなかった。娘を持つ親はみんなこんなに大変なのか?と、
疑問に思ったが、まぁ娘が幸せならしかたがないか。
成人式の僕、お疲れ様!

今週は日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』。
僕の年代でサンダーバードを知らない人はほぼいないだろう。

イギリスのジェリー・アンダーソンが作った
マリオネット作品は当時の僕たちの憧れでしかなかった。
サンダーバードの乗り物は何度、プラモデルで作ったことか。
そのサンダーバードが55周年で最新作を作ると聞いて心が躍り、
かなり待ち望んだ。

ただ、作品には問題があった。
この作品はテレビ制作前に発売されたレコード3枚の音声を利用して
実写化したものだった。
そのため声が中心となり、僕が観たいメカの活躍があまりないのである。
ペラペラ喋るペネロープと執事のパーカーのシーンばかりで、
石油貯蔵庫の爆発も、暴走する危険物を積んだ車も登場しない。

メカも1号、2号、4号が中心で、3号と5号は少ししか出てこない。
(当時も3号と5号の出番は少なかったが)
1号、2号、4号もこれと言った活躍もなく、人形たちのシーンが
多いのはラジオドラマのレコード盤なので仕方がないのだが、
僕たちはメカの活躍がみたいのだ。

それにオリジナルは当時のレコード音声を使って人形たちが喋っているのだが、
日本上映は日本語吹き替え版なので、レコード音声にはなんの意味もない。


懐かしさはあるのだが、あれだけのメカを再現したのならば
新しい脚本で、メカが活躍する新作を観せてほしかった。
まだ再現したメカはあるのだろうから、もう一度完全新作を作ってくれ!
と観終わって思った。
おまけの『ネビュラ・75』はコロナ禍に自宅で3人で作った作品らしいが、
だから何だ!と言うひどさだった。

まぁテレビを観ているつもりなら許せる範囲か。
暇ならば見てください。以上、店長でした。


WebDiary CGI-LAND