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●2021年11月01日(月)
コロナ感染がなんだか急に激減して驚くばかりだ。 これってワクチン打った人が無症状で街中を歩いているって ことじゃないよな。だって症状が出ない人がわざわざPCR検査しないものね。 まぁ、感染者が減ったことは悪いことじゃないし、繁華街にある我が店の辺りに 人手が増えることは歓迎したい...のだが、やっぱり第6波は気になる。 以前にも書いたが僕の死ぬまでにしたいことの1つに娘と音楽ライブ(フェス)に 行くがある。夏にあった音楽フェスに一緒に行って楽しかったので、 調子にのった僕はふたたび娘をライブに誘った。 今回はOfficial髭男dismだ。50歳以上の人、読めますか? もっと読みやすく書くとオフィシャル髭ダンディズム。 知っています?若い人は髭ダンと言う。僕ら神戸の一部の人はオ髭と呼んでいる。 (だって略するのならばオ髭が正しくない?) お前は知っているのか?と聞かれた方、なめんなよ!知ってるんだな、これが。 僕の店ではBGM代わりにFMを流している。だから結構、最新曲やヒット曲を知っている。 オフィシャル髭ダンディズムはここ数年、かなりの勢いで 人気が出て、今やライブチケットはプラチナになっているのだ。 緊急事態宣言のおかげか何故かチケットが取れてしまった。二人分のチケット代は かなり痛かったが、二十歳前の娘が一緒に行ってくれると言うのだから 喜ばしいと思うことにした。 チケットを取ってから約2か月。そこそこ期間があったのでAmazon Fireスティック でテレビにYou TubeのPVを映し、1週間に2回は観た。父としての最大限の努力である。 そのおかげでかなり曲を覚えた。準備は万端だ。 ライブ当日は定休日だった。娘を大学まで車で迎えに行き、会場のある人工島の 少し離れた場所に駐車した。 一時間前に会場に到着。今のチケットはデジタルでおっさんには大変だ。 コロナ対策のココアもスマホにダウンロードしなければならない。 あたふたしながらも30分前には席についた。驚いたことに会場は満杯だった。 ほぼ100%の観客。緊急事態宣言が解除になった瞬間、入場者数を増やしたな。 まぁ、スカスカの客席よりはずっと良い。 ライブは最高だった。アンコールも入れて約2時間半、 歌いぱなしのボーカルの人、スゲー! (すみません。メンバーの人の名前、知りません。) マスクをしていても歌ってはいけないのだが、ごめんなさい。興奮して 何曲か小声で歌ってしまいました。マスクはしていました。小声でした。 いつもならば大声で歌うので許してください。 まぁ、ボーカルの人はファルセットボイス(高い声)なので一緒に歌うには かなり苦しいのだが。 ライブ終了後、娘と駐車場まで歩きながら「良かったね。どの曲が良かった?」 などと余韻を味わいながら喋りぱなしだった。 ライブは確かに素晴らしかった。でも娘よ。父は君と一緒にライブへ行けたこと が何より嬉しかったのだ。いつまで一緒に行ってくれるのだろうか? たとえスポンサーだったとしてもかまわない。 父は一緒にこの時間をもっと共有したいのだ。 また、行ってくれるかな?と不安を抱きながら新しいライブを探す父であった。 今週は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。 前売り券を購入してから約2年。新型コロナで何度か延期され、やっとの上映だ。 ダニエル・クレイグのボンドは本作で最後だ。 これまでのボンドのようなチャラさはなく、肉体派でハードなアクションの ボンドがこれで最後かと思うと少し寂しい。 今回の作品は他の007作品よりド派手と言ううわけではないが、アクションや 見せ場も沢山あり、今年一番の大作であることは間違いない。、 過去の作品のオマージュも多い。 例えばオープニングのアストンマーチンは『007 ゴールドフィンガー』 のDB5だったし、『007 リビング・デイライツ』のV8サルーン も中盤に登場する。 窓際にシャツ1枚で座るシーンは『007 ロシアより愛をこめて』の ダニエラ・ビアンキを、ボンドが魚を取るシーンや住んでいる森のシーンは 『007 ドクター・ノオ』のウルスラ・アンドレスを彷彿させる。 笑ったのはジュディ・デンチMの机に飾っていた犬の陶器が捨てられていたことだ。 よく見ると他にもあるかもしれないので探してみてはいかがだろうか? スペクターの元首領、クリストフ・ヴァルツもあれ?それだけ? と思ったり、敵役、サフィン(ラミ・マレック)も過去が可哀そうすぎて むちゃくちゃ悪人だと思えなかった。 が、素晴らしい作品であることには間違いない。 3時間弱の上映時間は長すぎるとゆう意見も多く聞くが、 僕はそんなに長いと思わなかった。 ラストシーンはエ〜!!!と思うが、エンドロールの最後に 007は帰ってくるだろう。の文字を信じ、ニュー007に期待しよう。 以上、店長でした。
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