2021年10月の日記
[HOMEに戻る] [過去の日記一覧] [管理者モード]
●2021年10月14日(木)
ある日、一通のハガキが届いた。
根拠のまったくない誹謗中傷ハガキである。
お店をしていると時々ある。特にネット販売をしていると
ネット警察を気取った暇人がご丁寧に忠告してくれる。

いつもなら聞く耳持たずに即、ゴミ箱行きだ。
ところがいつもとは少し違っていた。内容を精査し、スタッフの
Kさんが調べてみると...なんだ?これは。

ヤ〇−ショッピングに当店の商品が知らない会社から出品されている。
それも2社から。
この商品はアマ〇ンで販売している1点もの商品だ。
どういうことだ?

調べてわかったことは、この2社は商品を持たず、注文が入ったら
アマ〇ンで当店から商品を購入し、上乗せした価格で商品を転売、
差額を儲けているようだ。
少し分かりにくいかもしれないのでもう少し詳しく説明する。

アマゾンで当店販売のシンディ・ローパーの直筆サインは
30,500円(送料込み)である。それを当店とは無関係の2社が
ヤ〇−ショッピングで49,775円と47,750円で販売している。
まるで自社商品のように。
だいたい直筆サインは1点ものである。当店で保管しているサインが
3点あるのはおかしい。

この方法で在庫を持たずに転売をし、濡れ手で粟で儲けているらしい。
(多分すべての商品がそうである。1社の評価をお読みください。)
ヤ〇−では無在庫での販売は禁止されている。これは明らかに
違反行為だ。

その商品は本当に同じ商品なのか?と疑う方もいるだろう。
言い切らせてもらうが、これは100%当店の商品だ。
何故ならヤ〇−ショッピングに出品されている
商品には当店がコピーできないように画像に
cinemainc02の文字が刻印されているから。
(この2社もバカである。)

この件をヤ〇−に報告した。
まず電話で23分にわたり話した。ヤ〇−の対応はクズだった。
とにかくこちらでは対応できないので、その商品を「違反申告してください」
の一点張りだ。電話対応したヤ〇−の人も違反だと認めているのにだ。
次にヤ〇−ショッピングにメールで連絡した。
報復されるのは嫌なので当店の商品をヤ〇−で取り消してくださいと。
返ってきたメールは、やはり「違反申告してください」だった。

仕方がないので当店の商品数十点(本当は百点以上あります。)を違反申告した。
あれから一週間。まだ取り消されていない。
ヤ〇−は消す気がないことを悟った。このネット販売会社は儲かれば良いのだな。
僕が25年近く続けてきた仕事の評判が悪くなることなど屁とも思わないらしい。

なんとなくこんな会社だとは思っていたが、こちらも売り上げにかかわることなので
ネット販売に関する不備に関して諦めていたところもあった。今回の件で確証した。
この会社は販売者を守ってくれない。

一度、皆さんも見てください。笑えますから。方法は次の通り。
ヤ〇−ショッピングで(シンディ・ローパー サイン)で検索すると
同じ直筆サインが2点出てきます。
そして両方とも商品内の検索で(直筆サイン)と入力すると他の当店直筆サイン
が出てきます。当店のサインにはcinemainc02の刻印があります。

ネット販売のデメリットを痛感した出来事であった。
ハガキで通報してくれた人、有難う。あなたのおせっかいで発見できました。
120円も使っていただいたのですが、匿名だったのでお礼を返送することもできませんが。

今週は『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』。
今年の2月に僕の作、演出でお芝居をした天王寺はじめさんが出演したと言うので
ムビチケを買って観に行った。

あの衝撃映画『自殺サークル』の園子温が監督で、ニコラス・ケイジ主演の異色作だ。
予告編も面白そうだった。が、観た人の評価を見て驚いた。
5.0点満点で2.0である。僕たちの基準は3.2ならば普通。3.5以上ならば観に行く価値あり。
逆に2.8以下はDVDや有料コンテンツ待ちで十分。2.5以下なら観なくても良いだ。
その2.5を下回る2.0だ。最近こんな評価見たことない。
天王寺さんには申し訳ないが、テンションダダ下がりだ。
なので観かたを変えた。どこかに写る天王寺さんを探すことにした。
だが、天王寺さんばかり探していると映画の内容が入ってこない。
諦めて映画全体に集中することにした。
映画の出来は?いやーそりゃ、ねぇ。

元強盗で囚人のニコラスが逃げ出した知事の孫娘(養子?)を探して、
連れ戻すのが大筋なのだが、与えられた車を捨てて、
ママチャリで出発する。この設定は面白かったのだが、
すぐに坂口拓が車で追いかけ、促すとあっさり車に乗り換える。
よほどママチャリがしんどかったのだろうが、ポリシーなさすぎである。

ニコラスのスーツには喉、両腕、なぜか股間に爆弾が仕掛けられている。
知事の娘に触れたり、怒ったりすると爆発する。
いきなり股間の1つが爆発し、金〇が片方なくなる。それでも気絶はするが
平気である。次に片腕が爆発する。それでも腕がもげるほどではない。
なんだかしょぼくて少し期待外れだ。
中盤からは大阪の前衛劇団みたいなダンスとセリフでどっと疲れる。
人を素手で殺せる坂口拓も無駄遣いだ。もっと坂口のマジアクションを見せろ!
と心の中でぼやいてしまった。

なので2.0は納得の評価である。
最後まで天王寺さんを見つけることが出来ず、せめてエンドロールでもと
思ったが、ローマ字で書かれているので、それも見つけることが出来なかった。
無言で映画館を後した。
まあ、機会があったらDVDや有料コンテンツで観て下さい。
以上、店頭でした。

●2021年10月01日(金)
娘がようやく2回目のコロナワクチン接種を終えた。
案の定、次の日から微熱が続く。
何かの拍子に注射をした腕に当たろうものならば大きな声で
叫ばれ、文句をかなりの勢いで言われる。わざとじゃないのに。
それでも3日も経つと熱もおさまり、腕の傷みは和らいだようだ。

嫁は明日、2回目を接種する。1回目の接種をして1週間後、モデルナアーム
になり、腕がパンパンに腫れていた。結構長く腫れていたので
2回目に関してかなり不安がっていた。それでも時間が経つと腫れは治まり、
不安をいだきながらも接種するそうである。

僕はと言えば、今、通っている痛風治療の内科で1回目の接種を受けた。
僕はファイザーである。嫁と娘はモデルナだ。
嫁はファイザーが良いとぼやいていたが、最近の研究結果で
モデルナのほうが抗体の持続率が良いと聞き、納得したようだ。
それでも副反応が嫌で、3回目は打たないらしい。僕は
ケース・バイ・ケースかな。


最近、街中でマスクをしない人、していても鼻を出してマスクをする
人をよく見かける。自分を無敵だと思っているのだろうか、ワクチン2回接種
したからコロナにはかからないと思っているのだうか?
それは大きな間違いである。
無敵な人は論外だ。勝手に不死身のヒーローを気取っていれば良い。
ただし人には近づくな。道の端を歩いてほしい。まぁ、そんな人ほど
堂々と道の真ん中を喋りながら歩くのだろうが。

この間、長髪、短パン、サンダルの兄ちゃんがマスクを外し、
隣のネェちゃんに歩きながらラブソング聞かせていた。
へたくそではないがうまくもなく、中途半端な歌を近くで聞かされている
ネェちゃんはどう思っているのだろうか?僕らは間違いなく迷惑だった。
この兄ちゃんには2回会った。2回会ったとわかったのは、また
ラブソングを歌っていたから。同じネェちゃんに歌っていたのか、
別のネェちゃんかは定かではないが、以降、この兄ちゃんをラブソング野郎
と呼ぶことにした。

話をもとにもどす。
ワクチン接種者も勘違いしてはいけない。2回接種していてもコロナにはかかる。
重症化しにくいだけで感染はする。そしてまれに重症化もする。
重症化しなかったとしてもマスクをせずにウロウロしていると
誰かにうつす。それが大事な家族だったり、友人だったりするのだ。

緊急事態宣言も解除され、感染者も減ってきた。それはとても良いことだが
今は気を抜かず、マスクを着け、手洗い、うがい、消毒をしよう。

僕の2回目の接種は来週だ。それまでは出来る限り気を付けるつもりだ。
あまり仕事以外はうろうろせず、自転車でまっすぐ家に帰る。
あ、映画だけは許して下さい。マスクを着け、消毒し、人とは出来限り
離れた席にすわりますから。仕事なので。
もちろん2回接種後もマスク、手洗い、うがい、消毒は続けます。

もうすぐです。頑張りましょう。

今週は『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。
今更とは言わないでください。仕事や家の用事でなかなか映画館へ
足を運ぶことが出来なかったのだから。

映画館で映画を観ることが出来たことに幸せを感じる僕、
ね、単純でしょ。
映画はと言えば、ド派手で楽しい作品だった。

ただ、初期の頃のカーアクション映画は今やSFカーアクションになってしまった。
あり得ないアクション連発である。
つり橋のロープを使ってブランコのように向こうの島へ渡る。
ジャンプした車が飛行機の下にくっ付いて飛び去る。
強力な磁石で車を引き寄せて飛ばす。
挙句の果ては宇宙へ行き、衛星を壊す。

死んだ人間もよみがえる。
『ユーロミッション』の実は生きていたレティ(ミシェル・ロドリゲス)
のように今度はハン(サン・カン)が生きていた。
ラストの車でブライアン(ポール・ウォーカー)まで出てくるように思わせる。
今後、もしかするとブライアンまで生き返るのか?(誰が代役?また弟か?)
あ、ブライアンは死んでないのか。

もう、こうなったら何でもありだ。
今度は地中へモグラタンクのようなドリル付きで走り回る?
ミサイルに括り付けられ、大陸横断する?
こうなればジゼル(ガル・ガドット)も生き返らせてくれ。
そして実は彼女はワンダーウーマンだったと言うのはいかがだろうか?


今回で最後のシリーズだと驚かせたが、
これが3部作だと聞いてずっこけた。
もしかすると3部作の3部目は4話分あるとかにならないだろうか?

まぁ、面白いからっ良いけどね。

以上、店長でした。


WebDiary CGI-LAND