2021年08月の日記
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●2021年08月20日(金)

世間が夏休みになって、人が多いので映画館へ行くことを
躊躇している。

と、書いておきながら人がいっぱいいる所へ行ってしまった。
でもこれだけは許してほしい。

何か月か前に記述したが、人生でやり残したことの1つに
「娘とロックフェスへ2回以上行く」がある。オヤジのロック魂を娘と
共有出来たら思い残すことはない。(他にもやり残していることは
あるのですが...。)

4月25日、大阪でREQUESTAGE2021とゆうイベントに行く予定だった。
しかし、その日から緊急事態宣言が大阪に発令、施行されたため
延長されることになった。
それが昨日の8月19日に行われたのだ。

出演はASIAN KUNG-FU GENERATION 、[Alexandros]、milet 。
....全員英語表記だ。ひらがなでもカタカナでもない英語だ。
浜田省吾や矢沢永吉みたいに漢字じゃない。
サザン・オール・スターズみたいにカタカナでもない.英語だ。
[Alexandros]にいたっては[ ]まで付いている。

お前、この人達の歌、知っているのか?と疑っている人、実は
多少は知っています。
何故ならお店のBGM代わりにFMラジオをかけているから。
自分の好む好まないにかかわらず、毎日ヒット曲、新曲を
聞いていると自然と曲を覚える。
それでも出演アーティストのヘビーなファンではないので、
テレビや映画主題歌、CM曲程度しかわからない。
これも娘とロックフェスへ行きたいオヤジの
ワガママだと許してほしい。
娘も本当は友達と行きたいだろうが、喜んで行ってくれる。
自分で言うのも何だが、良い娘だ。

ライブなんて二十数年は行っていない僕には心配があった。
それは体力である。
30歳代までは何時間でも立ったまま手拍子し、曲に合わせて手を振ったりもした。
しかし今や58歳。1週間前に痛風にもなった。
(これは3日で治った。助かった。)
果たして3時間近くもつだろうか?いや心配してもしかたがない。
当たって砕けろだ。

当日、娘と早めの夕食をとり、開場30分前には大阪城ホールに到着。
人が会場外に集まるのを見るとライブの感覚が蘇り、心がざわつく。
娘も西野カナ以外はライブに参加したことがないので少し興奮気味だ。
そんな娘を見て陰ながらほくそ笑む父であった。

いよいよ開場。今は電子チケットでなければ入場できない。
つまりスマホがなければライブには参加できないのである。
数か月前のガラケイの僕ならば怒り狂って、「こんなもん、行くか!!!」と
怒鳴り散らしていただろう。しかし、フフフフ....ファ!ファ!ファ!ファ!ファ!ファ!
僕はスマホを持っている。このために買ったようなものだ。
(本当はラジコのためなのだが。)

入場時、電子チケットにドキドキしてしまう。
スマホの画面を見せると係の人に「画面をもう一度タッチしてください。」
と言われる。恐る恐るタッチすると、おー!ハンコが表示された!
いったいどうなっているのだ?と悩む間もなく入場。
席について待つこと40分、いよいよ開始だ!

ファンの方には申し訳ないが、初めて体験したアーチストの感想を
少し述べる。


milet。
小さくてかわいい女の子に圧倒された。歌唱力、声量も凄いが、
存在感も半端ではなかった。予習していた3曲を立て続けに聞けたのだが、
後の曲は知らない。それでも全曲圧倒されっぱなしで、かなりファンになった。
彼女がパーソナリティーのラジオ番組も聞くことにする。
(あと2回だけらしいけど。)

[Alexandros]。
最初から最後までノンストップで怒涛のようなライブだった。
今回、一番聞きたかったアーティストだったが、MCもほとんどなく
一気に責め立てるような演奏はフェスらしくて素晴らしかった。
ガンダムの主題歌『閃光』の時はテンションがマックスになった。
終わった後、少し呆けてしまった。

ASIAN KUNG-FU GENERATION。
アジカンは[Alexandros]ほどヘビーではなかったが
その分、音が心地い良い。『リライト』で興奮している僕を
見て娘がほくそ笑んだ。『エンパシー』も演奏してくれた。
この曲が『僕のヒーローアカデミア』でどのように使われている
のかとても気になる。映画、行こうかな?

とにかく、ついでに聞く感はまったくなく、全てのアーティストが
本当に素晴らしく、娘と体感できるこの空間に幸せを感じることができた。

さて、体力である。やはり終わったあと膝の関節がガクガクになった。
低い階段さえもまともに降りることができない。
何たるジジィ度。悲しいくらいジジィだ。何が当たって砕けろだ。
完全に砕けてしまっている。
会場から出る時もペンギンみたいにしか歩くことが出来ず、
どんどん人に抜かれてゆく。

これからの課題は足腰を強くすることだな。え?もう懲りたのでは?
何を言う。これから、これから。
ライブ後、興奮気味の娘を見て辞めるわけがない。
もっと、もっと娘とライブへ行きたい!頑張るぞ!

帰ってから足の痛さからグエグエ言っている僕を見て
冷笑する嫁は見たくなかったけどね。

以上、店長でした。

早く『ワイルド・スピード』が観たい!


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