2021年05月の日記
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●2021年05月02日(日)

いつの間にか58歳になっていた。
誕生日をきっかけに痛風は右足から左足に移り、
1ヶ月以上まともに歩けていない。

最初の頃は1週間ほどで完治したのに、どんどん
痛風痛たい期間が長引いている。
痛風のことを調べていると60歳を過ぎると尿酸値が
上がらなくなり、70歳を超えるとなりにくくなるらしい。
この朗報を頼りに、なんとかならないように体質改善を
考えなければ。

何となく人生の終着点が見えてくる年齢になった今、
ふとやり残したことがないか考えた。
2つあった。

1つは嫁と海外旅行へ1回は行くこと。
僕たちは新婚旅行に行っていない。
結婚前に僕の仕事を兼ねてアメリカ、ロサンゼルスには
一緒に行った。
でも結婚後、すぐに娘が出来たので(決してフライングではない。)
正式な新婚旅行には行っていない。
なのでヨーロッパかラスベガスに連れて行ってやりたい。
僕は嫁が驚き、感激する顔を見るのが好きだ。
それが見ることが出来るのならば、人生最後の旅にしても悔いはない。

もう1つは娘とロックフェスティバルへ2回は行くこと。
僕が死んだ時、娘にはロックなオヤジだったと思ってほしい。
そして彼女の人生の中でオヤジと観に行ったフェスを
心に刻みたい。

実は4月25日に二人でロックフェスティバルへ行く予定だった。
それがコロナ禍の緊急事態宣言で中止、延期になってしまった。
娘は痛風で歩けないんだから今回は延期になって良かったと言う。
でも僕はたとえこの足が腐って歩けなくなっても、足を引きずって
歩いて5分のところを1時間かかったとしても行きたかった。
まぁ無理して行ったところで、何もない会場を見て帰るだけでは
意味がないので諦めるしかなかった。

ライブも20年以上行っていない。
20年前、新婚当時、友達から浜田省吾のライブチケットが
余っているからと誘われた。
嫁に行って良いか聞いたら「別に良いけどその日、私の誕生日やで。」と。
はい、お断りしておきます。

娘は大学2年生、オヤジと行くより友達と行く方が楽しいだろう。
だとしても僕はどうしても一緒に行きたいのだ。
ライブ前に二人で出演アーチストのユーチューブを観ながら
予習をしている時は楽しかった。
そんな時間もあとどれくらい持てるんだろうと、考えていると
泣きそうになった。(絶対に泣かないけどね。)

神様、この二つを叶えてくれたら僕の人生に悔いはありません。
せめて延期になったフェスが行われ、痛風が治った足で
参加させてください。

映画館も休館しているので、5月中は観に行くことが出来ないだろう。
本当にコロナ憎しである。
どこまで我慢しなければならないのかとGWに曇天を眺めて思う午後であった。
(なんじゃ、それ!)

以上、店長でした。


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