2020年11月の日記
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●2020年11月08日(日)

先日、懐かしい人に会った。
僕が31歳から2年間通った学校の先生である。
その頃、僕は高校の国語教師をしていた。
そして演劇部の顧問をすることになっていた。
(阪神淡路大震災が起こり、半年、顧問が伸びたのだが。)
だから演劇の舞台技術を学び、一味違う顧問を目指そうと
尼崎にある舞台技術学校に通い始めたのだった。

僕は舞台照明を2年間勉強した。
プロの技術には到底及ばなかったが、それでも
2年間勉強すると、高校の演劇部の先生方には一目置かれる
程度にはなれていた。(はずである。)

その時にお世話になったがM先生である。
先生からは色々な技術を教わった。ピンスポットも使えるように
なったし、照明のオペレーションなんかもさせてもらった。

思えばあの頃は、二度目の青春だったように思う。
年齢も職業も違う仲間と夜遅くまで演劇や舞台について
話していたように思う。
(あの頃については又、別の機会に。)

あれから25年経った。
あの頃の仲間には会わなくなった。。
(今でも付き合いがあるのはおっさんの会の
Nさん、Wさんの2人だけである。)

だからM先生がお店にいらした時は、かなり驚き、
そして心の底から喜んだ。
先生の第一声は
「いやー昔と変わらん...いやお腹が出て変わったね」だった。
そう、僕はあの頃より10キロは太りました。
(本当はもっとかもしれない。)

先生は多少、年を取ったがあまり変わらない。
僕が57歳、先生は63歳になっていた。

仕事中だったため長く話は出来なかったが、小一時間ほど
あの時はどうだった、あーだったと盛り上がった。

先生は当時の生徒写真をコピーして持参していた。
おー、25年前のみんなが写っている。
懐かしさに目がほころんだ。
(娘はその頃の僕の写真を見て詐欺だと言った。
僕にだって若くてスマートな時期はあったのだよ。)

仕事と家庭に追われていないあの頃に戻りたいとは
思わないが、あの頃の仲間にはとても会いたい。
疲れたおっさんになっている僕を見てみんなはどう
思うだろうか。

なーに、みんなだっておっさん、おばさんになっているはずだ。
だからみんな。一時でも今のことを忘れ、あの頃に戻りませんか?

これを読んだピッコロ舞台技術学校の3期、4期の人。
僕に連絡をください。M先生とも又、会う約束をしました。
久しぶりに会いましょう。

以上、店長でした。


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