2020年07月の日記
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●2020年07月17日(金)
映画館に映画を観に行った。
1月以来なので約6か月ぶりの映画館だ。
阪神淡路大震災の時でも2ヶ月後には映画館に行っていた。
それが半年も行くことが出来ないなんて前代未聞だ。

一旦、緊急事態宣言が解除されてはいるが、最近どんどん
感染者が増えている。今日なんか兵庫県は24人(7月17日午後3時現在)と
解除後、最も多い人数だ。
まぁ、帰宅途中の飲食店を通りすがりに覗くと、マスクをせず、お酒を飲みながら
談笑している人でいっぱいなのだから当たり前か。

だから行くことを少し躊躇した。この時期に行っても良いのか?
でも前売りムビチケを特典のスポーツタオルが欲しいために買ってしまった。
結構悩んだが、映画を観る権利があるのに放棄することは僕にとって
2階建ての屋根から飛び降りるくらい辛いことなので、意を決して
行くことにした。(どうせなら10階ぐらいから飛び降りろとは思わないでね。)

平日、朝一の9時20分。
これならば空いているだろう。自転車で10分、ハーバーランドのシネコンへ向かう。
朝の劇場は確かに空いていた。
チケット券売機でムビチケを使って購入しようとする。
ありゃ?うまく買えない。何度もこの機械で購入していたはずなのに。
3回失敗したので、係の人を呼んだ。
やはりやり方がコロナ自粛の半年間で変わっていた。
なめんなよ、コロナ!!と心の中で叫び、劇場に入った。
200名は入ることが出来る劇場には5名しかいなかった。
今日は映画のサービスデイなので料金が安い日だ。それでも5名。
中に入ると半分の観客しか座れないよう座席は一つ置きにテープが貼られていた。
いつもならば空いた席に荷物を置くのだが、テープが邪魔で、
席に置くことが出来ない。しかたがないので床に置いた。

それでも映画館の大きな画面で観ることに感動していた。
僕はやっぱり映画館で観る映画が一番好きだ。この空間がたまらなく好きだ。
それを噛みしめながら映画を堪能した。内容はともかくね。
観終わった後ろの席におばあさん二人がいた。
劇場を出る時にこんな会話が聞こえてきた。
「しゃーないわ。観る映画がこれしかなかってんから。」
「もっと私らに向いとる映画が観たいな。」
おばあちゃん、やっぱり『ランボー』はあかんやろ。
おばあちゃんたちも楽しめる作品が沢山公開されますように
と僕は願って仕事に行った。

今週は『ランボー ラスト・ブラッド』。
シルベスター・スタローン主演の『ランボー』シリーズ5作目。

一作目のムキムキ筋肉見せまっせ!はない。服は一回も脱がない。
74歳だからな。後期高齢者間近だしな。

それでもシュワちゃんやスタローンはかっこいい体系だ。
僕のようにお腹は出ていない。それはすごいと思う。
なので断崖絶壁から飛び降りたり、タイマン勝負はしない。
その分、罠を仕掛ける。誰かが『ランボー 怒りのホームアローン』だと
言っていたらしいが、まさしくその通り。
釘が刺さる仕掛けがやたらと出てくる。敵はみんなグサグサだ。
身体を酷使しない分、道具できたか。
首は跳ねるわ、心臓えぐるわと残忍シーンも沢山出てくる。

やはりおばあさん向きの映画ではないな。
1作目以外はアイデンティもない、ただの筋肉バカ映画だから
これで良いのだろう。僕は嫌いじゃないけどね。

これが最後だと聞いていたが、ラストシーンを観る限りは
また続編を作るだろうなと思った。
『ランボー最後の戦場』から11年、63歳のスタローンも
筋肉を見せなかったが、今よりかなり若く見える。
80歳を超えたランボーはどんな戦いをするのか
少し観てみたい気もする。

以上、店長でした。





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