2020年03月の日記
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●2020年03月21日(土)

パンデミック。
映画やドラマ、小説でしか聞いたことのない言葉。
まさか現実に聞くことになろうとは。

映画の公開日は延長され、スターの来日も中止。
郵便は中国からの荷物が貯まりすぎて他の国からの荷物も届かない。
イギリス、アメリカから発送された商品は1ヶ月以上届かない状態である。
そのため商品不足になり、売り上げが悪くなっている。

外出自粛もそうだ。常連様も含め、お客様が来ない。
一時期は休日でも繁華街である元町はいつもの3分の1ほどの人出だった。
ところが今は増えてきている。
良いことだと思うかもしれないが、それは間違いだ。
ストレスも限界に達した人たちが、やけくそ気味に遊び始めたのだ。
マスクをせずに歩く若者たちは自分たちは重症化しないとウィルスを軽視している。
そんな危険な中をお年寄りたちがマスクを探し求め、薬局を転々としている。

昨日、大阪と兵庫の行き来を自粛する要請が、府知事、県知事から発表された。
でも二つの都市を結ぶ阪神、阪急、JRはいつも通りのダイヤで走っている。
誰も聞いちゃいない。どんどん往復している。
そこまで言うのならばこの3路線を止めろ!と思う。
誰かが『跳んで埼玉』をもじって『跳んで兵庫』と言い出した。
兵庫と大阪の県境に検問所を置き、「ホテルニュー淡路」と言ってみろ
と言われる。音程を付けて「ホテル、ニュ〜♪あ、わ、じ」と言ってしまったら兵庫県民だと
捕まる。(兵庫ローカルのCM参照)
それを聞いた兵庫県民のある人は、「何故、大阪より兵庫のほうが下に見られなければ
ならない!だいたいクラスター感染を起こしたのは大阪のライブハウスだろうが!」と
怒っていた。

そんなことを言い出す人たちは中国のせいだと言い始める。中国は中国で
アメリカの米兵が中国に広めたと言い出す。もう本末転倒だ。

横浜や神戸の中華街をSNSで誹謗中傷する人もいるらしい。
コロナの原因のように言われ、観光客が半分以下に減っていた。
それを聞いた善良な人たちは中華街へ行こうと言い出した。
そのおかげで少しずつ観光客も戻っている。

こんな時だからこそ日本人、いや人間としての品格が問われるのだと思う。
ウィルスは誰が悪いとゆうわけではない。ウィルス自体が悪いのだ。
ではどうするのか?それはマスクであって、トイレットペーパーであって、
中華街であって、日本にいる外国人であって、老若男女の日本人の行動であるのだ。

神戸の小さなビルで小さなお店をしているおっさんが何を偉そうに
と思われるだろう。実際、そうだ。僕は家族を守ることで精一杯だ。
娘の卒業式が無事行われホっとし、大学の入学式が中止になったことに
悲しみ、授業再開を危惧している。それでも正しいことをすると言う
プライドだけは持ち続けようと思っている。

みなさん、まだまだこの闇から抜け出せそうにありません。
だからこそウィルスが過去になった時に笑えるように行動しましょう。

最後に。明石准看護専修学校の卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
卒業式に参加できなかったことはとても残念に思っております。
(卒業生のみの縮小開催になり、講師は不参加になった。)
みなさんが立派な看護師さんになることを心より願っております。
またどこかでお会いしましょう。

以上、映画館へ行くことが出来ず、かなりのストレスが溜まっている店長でした。


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