2019年11月の日記
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●2019年11月16日(土)
小学校の頃、友達の家に行ったらテレビの上に懐中電灯のような
ものが置いてあった。
それは何かと聞くとテレビのリモコンだと言う。どうなるんだと
聞くと操作方法を見せてくれた。
懐中電灯のようなリモコンにはスイッチが1つ付いている。
それを押すと丸いチャンネルがガチャンガチャンと動き出した。
すごく大きなモーター音がする。かなり驚いた。
これがあればチャンネルを変えるためにテレビまで近づく必要がない。
友達は自慢げに話した。テレビを消したり、つけたりできるのか?
音量を小さくしたり大きくしたりできるのか?と尋ねると、
出来ない。チャンネルを変えるだけだと言う。
それでも文明的な電化製品だとうらやましく思った。

あれから45年。今やテレビには何も付いていない。
画面だけである。
正確に言えば横に電源、チャンネル、音量は付いている。
しかし、その部分に触ることはめったにない。
すべての操作はリモコンである。地上放送だけでなく、BS、CS
も観ることが出来る。dなんてボタンを押すと天気予報や交通情報
なんかも観ることが出来る。だからかリモコンはボタンだらけだ。
もしかすると一度も押さないボタンなんかもあるかもしれないほど
ボタンが数十個はある。つまりテレビはリモコンに支配されているのだ。

結構これがクセものだ。リモコンを5年も使うと傷みが出てくる。
我が家のリモコンは入力切替スイッチを飼っていたウサギが
かじって半分以上ない。だからかなりの力を込めて押さなければ切り替わらない。
このボタンはブルーレイに切り替える時に苦労する。
あと何故か10チャンネルが押せなくなった。
それだと読売テレビ(日本テレビ)を観ることが出来ない。
だから10チャンネルを観る時は一旦、8チャンネルを
押し、チャンネル切替ボタンで10チャンネルにする。順調にゆけば
一度押すだけで変わるのだが、調子が悪いと何故かJCOMのショッピング
チャンネルになる。いつまでも目的のチャンネルにたどりつけない
ことはかなりのストレスだ。

この状態で2年ほど我慢したが、ある日、どうしても我慢できなくなった。
新しいリモコンがほしい。それも純正がほしい、と思ってネットで調べると
普通に売っていた。価格も三千円ほど。なんだ、すぐに買えるんだ。
なぜ2年も我慢していたのか、己の未熟さを悔い、さっそく注文した。
3日ほどで送ってきたリモコンはとても快適だ。それでも長く続いたクセは
抜けず、今でも8チャンネルを押してチャンネル切替ボタンを押してしまう
時がある。習慣とは恐ろしい。


今週は『ターミネーター:ニュー・フェイト』。

『ターミネーター2』の正式な後継作らしい。そう言われると
3、4、ジェネシスがなかったことにされたようでなんだか可哀そうな気がする。
まぁ、今回の主役がリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーが主役だから
しかたがないか。

基本的なラインである何をしても死なずに追いかけてくる敵を
どう倒すかと言うディティールは変わらない。
だからワクワクして観ることはできる。
ただ、突っ込みどころも多い。前半のRev-9から逃げるシーンが長く
なんだかロードムービーのようになっていた。
シュワちゃんのT-800が年寄りだし、そんな理由で改心したのかと思ってしまう。
また、マッケンジー・デイヴィス演じるグレースは強化人間なのに
後半になればなるほど弱っちくなる。(個人的にはショートヘアで美しい
いので好き。)逆にナタリア・レイエス演じるダニーが
いきなり強くなりすぎな気がした。

あとエドワード・ファーロングの出演が話題になっていたが、
そこか!と突っ込んでしまいそうにな出演だった。
まぁ、今のファーロングを出すよりはマシか。

それでも『ターミネーター』は面白い。十分楽しめる映画なので
ぜひ観てください。

以上、店長でした。


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