|
●2018年05月07日(月)
「人間万事塞翁が馬」ということわざがある。 良いことがあったと喜んでいるといきなり悪いことに襲われ、 悪いことがおこったと嘆いていたら急に良いことがあり、幸せになる。 人間何があるかわからないから安易に喜んだり、悲しんだりしては いけないと言う意味だ。 順風満帆そうに見えたTOKIOは今やバンド活動が出来ず、 レギュラー番組、CM出演も危ぶまれている。 1か月前に朝のZIPを見ている時には想像も出来なかったことである。 嫁が交通事故にあった時もそうだ。 前日に2,500円の寿司定食を何周年かの記念のため500円で 食べることが出来、「幸せ〜」と喜んでいた嫁。 まさか15時間後にはタクシーと自転車で衝突し、左足の膝頭を粉砕骨折しようとは。 阪神淡路大震災の時も。 今日から演劇部の指導をすると張り切っていた朝、 まさか何ヶ月も学校が閉鎖になるとは。 家も潰れ、建て替えなければならなくなるとは。 誰にも想像が出来ない節理は必ず存在する。 いつの日からか僕は嬉しいことを100%で喜べなくなった。 その反面、悪いことがあっても長くは続かない。今は我慢だと 思えるようにもなった。 嫁の足は若干、不自由さが残ってはいるが、今は日常生活で 困ることはほとんどないほどに回復している。 少し下世話な話だが、嫁の事故の損害賠償金で家族で初めて海外旅行へも 行った。 地震後、学校が再開し、演劇部の顧問になった僕は市内で最低評価だった 演劇部をその年優勝させることが出来た。 その時の生徒たちとは今でも交流がある。 家の建て替えに使った費用も僕が結婚する前には返済することが出来、 火事や地震に強い家にはなった。 人間、普通が一番と言う人がいるが、生きていて普通を継続できることなど ありえない。なんらかの不幸は必ずやってくるし、とても幸せに感じる時も やってくる。あとは度合いの問題だ。 大金を手に入れて幸せな人もいるし、今日の晩ごはんのおかずがおいしくて 幸せな人もいる。 大病が見つかり死を覚悟しなければならない不幸な人もいれば、 今日、見たかったテレビ番組を録画し忘れて不幸な人もいる。 なので僕は常に良いこと悪いことを100%に考えないようにしている。 あ、でも僕の家族に不慮の死が訪れたら100%の不幸と考えるだろうな。 そうなると長く立ち直れないだろう。 その逆で娘や嫁が楽しそうにしている時は100%に近いぐらい幸せを感じるかな。 なんだかとても矛盾している内容だと思う。 今週は『アベンジャーズ/インフィニティ・ ウォー』。 もうかなり楽しみにしていた。新しいマーベル作品が増えると、 さらに出演者増えてくる。日本で言えば 『プリキュア・オールスターズ』のようなものか? 今回も豪華スター、豪華キャラクター満載だ。 これだけ沢山のヒーローをどうまとめるのかと危惧していたが、 とても良いバランスでうまくまとめていた。 一気にキャラを集結させるのではなく、いくつかのグループでの パート分けをしたのが成功したのかもしれない。 それでも小グループが豪華なので、決して見劣りがしない。 マーベルヒーローの層の厚さには感心させられる。 敵のサノスはかなり怖い!1人でもかなり怖い。だからかサノスの 手下が強そうで意外としょぼい。 もうサノス対アベンジャーズだけで良いのだが、それではラスボスの 登場にハクがつかないのかな。 あまり内容については言えないが、サノスは絶対的な悪人ではなく、 たそがれている姿はちょっと哀愁があったりする。 そこがまたカッコイイ。劇場に展示されていたサノスのグローブ、 ガントレットをつけて喜んでいる55歳のおっさんの僕は何人か冷やかに 見られたかもしれない。恥ずかしい・・・。 来年公開の続きが待ち遠しくてしかたがない。ぜひ観てください。 話は去年公開の『マイティーソーバトルロイヤル』のラストから 始まります。こちらもチェックしてください。 あと、エンディングロール後のエピソードででてきたマークは キャプテン・マー○〇○?こちらもチェックね。 以上、店長でした。
|