2017年05月の日記
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●2017年05月18日(木)
去年、嫁が娘の学校の保護者委員になったことをきっかけに
再びコストコの会員になった。
(娘の学校で毎年あるバザーで、沢山の食材や文房具などが安く
買えればと思ったので。)

2年ぶりに行ったコストコは楽しい。僕は海外へ行くと必ずと言って良いほど
スーパーへ行く。特に大型スーパーは大好きだ。
大きなカートを押しながら、ドリンク片手に試食をしながら店内を回る。
あ、コストコのドリンクは60円でおかわり自由です。だから入場すると一番に
フードコートへ行き、ドリンクカップを買います。それを持って試食をするのが
上級者です。もちろん帰りにはカップ満タンにドリンクを入れて車で飲みます。

コストコは楽しいのだが、商品ひとつの量が多いため、高くなる。
例えばサランラップ。1つだけの値段は安いのだが、3本パックでないと買えない。
サランラップならば買い置きしていても腐るものではないので良いが、
人気メニュー、プルコギなどは最低2.5kgもあるので家族3人では食べきるのにかなり
苦戦する。もちろん小分けにして冷凍にもするのだが、冷凍庫の4分の1がプルコギに占拠され、
気が付けばプルコギ焼き飯、プルコギスパゲティ、プルコギサンドイッチ、プルコギ巻き寿司、
プルコギおにぎりなどプルコギオンパレードの日々が続いてしまう。まさにプルコギ地獄。
最初はあんなにおいしかったプルコギが、つらい味になってしまう。
なので消費するめどが立たなければ購入しなくなった。

嫁はイタリアの柔軟剤を必ず買う。これが安いのか、高いのかわからない。
僕としてはイタリアでもファーファでもどちらでもかまわない。
大きなボトルで1000円ほど。90回分と書いてある。1回、約11円。これってどうなんだ?
ま、1ヶ月に1回ぐらいのペースなので許容している。

これに最近、必須アイテムとしてトイレットペーパーが加わった。
これが30ロールで1パック、つまり一気に30ロール買わなければならない。
1パックは子供の敷布団ぐらいの大きさがある。
みんな良くこのトイレットペーパーを買っているのは知っていた。
でも子供の敷布団大のトイレットペーパーは置き場所に困る。だから買わなかった。

それはコストコに行ったある日のこと。トイレットペーパーの前で、どうなんだろうと
嫁と話しいると、上品そうな奥様が聞きもしないのに、
「このトイレットペーパー良いわよ。お薦めよ。」と言ってきた。
知り合いでもない人だがとても薦めるので、一度試しに買ってみることにした。
これがいけなかった。
これがとても良いのだ。とても柔らかくて肌触りがバツグンなのだ。
一度使うと深みにはまり、やめられない。トイレットペーパー地獄である。

さらにこのトイレットペーパー、ダブルロールなのだ。我が家はシングルロール派、
シングルロール派がダブルロールを使うと紙がすぐになくなる。シングルと同じ長さを
使うからだ。そのことで嫁に注意をしたら、トイレットペーパーぐらいでセコイと言われた。
でもなダブルなんだからシングルのように使うとすぐになくなるねんぞ、と言いたいが
セコイと言われるのが嫌で、何も言わないことにした。結果、1か月ほどで30ロールがなくなる。

僕はこのトイレットペーパーを悪魔のトイレットペーパーと呼ぶようになった。

もうすぐ会員更新時期である。保護者委員も終わったので更新はやめようと思っていたのだが、
多分やめさせてもらえないだろう。イタリアの柔軟剤と悪魔のトイレットペーパーのせいだ。


今週は『無限の住人』。
三池崇史監督、木村拓哉主演。
三池作品はあたり、はずれが激しい。でもこれはあたりの三池作品。
(『テラフォーマーズ』は、はずれね。)
成功の要因は、キムタクのおかげだと僕は思っている。彼の圧倒的存在感はすごい。
今回のキムタクは顔中傷だらけで男前を封印している。それでもかっこいい。
いやむしろ素顔よりかっこいいかもしれない。それはジョニー・デップが
男前の素顔より『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャックや
『シザーハンズ』のエドワードのほうがかっこいいのと同じかもしれない。

僕は決してキムタクファンではない。でもこの映画でキムタクはスターだと確信した。
それほどキムタクの万次は素晴らしかった。
あとはねぇ・・・
かたき討ちを万次に頼む凛役、杉咲花はとてもかわいいのだが、口の横の法令線が気になった。
あと万次は不死身なのだが、手や腕がちぎれ過ぎ。3回はちぎれていたな。
凛の母親がかなりデカいので誰かと思ったら元宝塚トップスター、真飛聖だった。
父親があまり背が高くない勝村政信だったのでノミの夫婦みたいになっていた。
なぜこんなキャスティングをしたのか疑問である。

初めの100人斬りとラストの斬りまくりは見応えあり。
世間では大ごけと言われているが、映画自体は面白い。
ぜひ観に行って下さい。

以上、店長でした。

●2017年05月11日(木)
特に書くことがないので、久しぶりに娘のことを書く。
我が娘も15歳。高校1年になった(3月生まれなので)。
小学校4年生ぐらいになると見捨てられると思って覚悟していたが、
なぜか見捨てられず、今でも一緒に出掛けたり、映画を観に行ったり、
チャリンコ旅もする。
ラジオで今井美樹さんが思春期の女の子はお父さんとは喋らないものです、
と言っていたが、家にいて娘と喋らなかった日は一日もない。
これは良いことなんだよな。周りとのギャップがありすぎて少々不安になる。

そんな娘が高校1年の1学期、初めて学級委員長になった。
これはどういうことだ?
勉強は出来ないし、しかも運動オンチなのに・・・。
確かに高校生にもなると勉強が出来るからと委員長に投票するということはない。
そう考えると娘は人気があるのか?それとも長いスタンスの嫌がらせか?
父親としては後者のほうを心配してしまう。

小学校3年生の時、保護者面談で先生に娘はクラスのお母さんのような存在だと言って
いただいたことがあった。クラスがもめていると、それを止めようとするらしい。
そんなことをすると逆に鬱陶しいと嫌われることもあるのだが、持ち前のキャラで
平穏に治まるらしい。

夏休みも私学だからそれぞれの家が遠いため、友達と遊ぶ機会がないのではと心配していたが、
しょっちゅうお誘いを受け、遊びに行きすぎて僕の懐具合のほうが心配になる。

きっとひねくれ者の僕の性格ではなく、社交的な嫁の性格を受け継いだのだな、これは。
家では我儘放題、自分中心の娘がみんなのために働くことが出来るか1学期間ドキドキ
しなければならないが、制服に委員長バッジを付けている娘を見ると少し誇らしくもある
父である。

今週は『イップ・マン 継承』。
ドニー・イエン主演のシリーズ第3弾。
僕はこのシリーズの大ファンである。1作目を観てからイップ師匠と呼ばせていただいているほどだ。
この映画はブルース・リーの師匠とも言われているイップ・マンをモデルにしている。
だからブルース・リーのそっくりさんが出てくる。少し似てはいるが、
う〜ん・・・と思うことのほうが・・・ま、これもご愛嬌だと気にしないでおこう。

とにかくイップ師匠は高潔である。物静かで争いを好まない。
家族も大事にする。しかし闘わなければならない時は心得ている。
詠春拳の達人である師匠は華麗な技で敵を倒す。
イップ師匠は今、一番の香港アクションスターであるドニーにしか出来ない役だ。

今回はマイク・タイソン対イップ師匠も観ることが出来る。
これが案外、ちゃんと戦っている。ただのゲスト出演ではないほどの戦いぶりだ。
ギャングのボスのような役なのだが、スウィングしながらパンチを出すタイソンを
見て、最強の世界チャンピオンの頃を思い出した。
なのにあっさり悪いことから手を引いてしまい、おぃ!と突っ込んでしまった。

ラストの詠春拳対詠春拳も見応え十分である。でも僕が感動したのは、
奥さんに対する愛情だった。末期がんである奥さんのために、ひと時も離れず、
付き添う。試合を申し込まれた師匠は奥さんの看病のためにそれを放棄する。
名声より奥さんを選ぶ師匠。奥さんの様態が悪化するのを見て涙する師匠。
だから奥さんの希望でラストの対決をする師匠はとてもかっこ良い。
涙なくしては観ることが出来ない一本である。

異国の達人にこれほど惚れ込むとは思わなかった。ぜひ、この作品を観てください。
出来れば1作目からDVDで観て下さい。

以上、店長でした。


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