2016年09月の日記
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●2016年09月22日(木)
僕はお酒が弱い。酎ハイ2杯が僕の限界量である。
こんな僕でも若いころはそこそこ呑めた。
ビールならば大瓶5本ぐらいかな。これを超えると頭痛がおこる。
どうしようもなく頭が痛くなる。なのでそれ以上は呑めなくなる。だから
酔っぱらって意識がなくなったことはない。目がぐるぐる回ったのはインフルエンザの
時だけである。大学生、会社員の頃は付き合いもあるので週に3、4回は居酒屋に行っていた。
ところが教師になると付き合いというものがなくなった。無理をして先輩教師と呑む必要もない。
ある意味、それは僕にとって好都合だった。月に1度ほど仲の良い教師仲間と飲みに行くことは僕には
ちょうど良いペースだった。そのペースが続くとアルコールに対する免疫力がかなり少なくなり、
酎ハイで3、4杯が限界になってしまった。教師を辞め、今の仕事を始め、
家族を持つとますます呑みに行くという活動がなくなっていった。(嫁もほとんどお酒が飲めない。)
さらにアルコールに対する免疫力がなくなり、とうとう酎ハイか生ビール2杯が限界になってしまった。
久しぶりに大学の友人に「呑みに行こうぜ!」と誘ったら、「お前は呑みに行くじゃなくて、お食事に
行こうと言え。」とバカのされた。生ビールも2、3年前に痛風になってからは1杯も飲んでいない。
月に1度ほど家族で焼き鳥を食べに行く時は毎回酎ハイ2杯を飲んでいたのだが、この間1杯で頭が痛くなった。
もう僕にはお酒は必要なくなったのかもしれない。この先、一生お酒が飲めなくてもぜんぜん困らないかもしれない。
しかし大人の男としてこれで良いのか?
数日前、日本酒の一升瓶を大事そうにかかえて歩いている老人を見た。
呑めることが楽しみでしかたがないといった感じだった。僕の住んでいる所の近くは新開地という
呑み助しかいない街である。みんな昼間、いや朝から呑んでいる。前は働きもしないでとさげすむ気持ちで
見ていたのだが、最近は少しうらやましい。なんだか楽しそうだからかな?こんな考えは僕が
疲れているからか?誰か僕に再び呑むことの楽しさを教えてください。

今週は『スーサイド・スクワッド』。
DCコミックの悪党ばかりが集まり、減刑と引き換えに悪党を倒すという話。
一年以上前から上映を楽しみにしていた。『バットマン』のジョーカーも出てくる。
ヒース・レジャーのジョーカーが最高にかっこよかったので、誰がジョーカーを
演じるかは少し不安だったが、ジャレッド・レトがジョーカーだと聞いてますます
楽しみになった。
他にはデッドショット役にウィル・スミス、ジョーカーの恋人、ハーレイ・クイン役に
今一番の注目女優、マーゴット・ロビー。これで面白くないはずがない。
今年一番かも、と期待して観に行ったのだが・・・。う〜ん、悪くはないのだがなー。
観終わって、なんだか消化不良な感じがした。なにがダメなんだろう?
まず、ストーリー全体が雑に思えた。DCコミックを知らない人には
わからないことが多い。フラッシュが出てきた時なんて、一瞬すぎてあれは誰だと思ってしまう。
まだ疑問を抱くことが出来れば良いほうで、映画が終わった時点でもう存在すら忘れてしまった人も多いはず。
あれだけ個性のあるキャラクターばかりなのだから、もっと楽しい自己紹介があっても良いのに。主役級の
2、3人以外はほとんど説明がなかった。
戦う相手もエンチャントレスという魔女。魔女なんて強すぎないか?と思っていたら、エンチャントレスの
弟(名前がない)は同じ魔物で、めちゃめちゃ強いのに、時間切れというふうに爆弾であっさり死んでしまった。
エンチャントレスとの対決もあっさりしすぎ、そこはもっと引っ張ってほしかった。
カタナ役の福原かれんにも期待していたのだが、あまり活躍もせず、刀を抱いて泣いているシーンは
なんだかかっこ悪かった。もっとクールだったら良かったのに。
なによりジョーカーに存在感がない。もっと狂気が観たかった。ジャレッド・レトならば演じられたはずなのに、
とてももったいない。
一番、個性を発揮できたのはハーレイ・クインかな。ジョーカーをプリンちゃんと呼ぶところはキュートだった。
ウィル・スミス?好きな男優なのだが、今回は彼でなくても良かったかな。ぜんぜん目立っていない。
いろいろ書いたが、悪くはない。観ても損はしない。でもとてもおすすめはしない。

今回はそんな映画でした。以上、店頭でした。


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