2016年04月の日記
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●2016年04月08日(金)
いつの間にか4月になってしまった。
また1ヶ月『今週の店長』が飛んでしまった。
忙しいと言えば忙しいのだが、映画を観に行くことが出来ないほど
忙しくもなかった。しいて言えば観たい映画がなかったかな。
いつものごとくWOWOWで録画した映画は週に3本は観ている。だから今頃、
『セッション』や『フォックス・キャッチャー』を観ることになっている。

店でこの映画を観たとスタッフや常連さんに話すと「あー、あれね。」と
もうとっくに観た感じで喋られる。ちょっとくやしい。でも、ケチな僕は
WOWOWの月額視聴料金を取り返すために出来る限りレンタルせず、3日に一度、
観たい映画をチェックして録画する。毎月送られてくるプログラムガイドも
熟読し、興味がある映画はすべて録画している。

そんな僕でもたまにレンタルしたい作品が出てくる。例えば『ムカデ人間』シリーズ。
WOWOWでは、かなりえげつない映画でもR-15指定作品までだ。『ムカデ人間』は
R-18指定。絶対WOWOWでは放映しない。地上波、他のBSでも100%しない。
だからレンタルするしか観る方法はない。これはもうアダルトものを借りる心境と同じだ。

教師という職業を選んだ時に、アダルトビデオを借りているところを女子生徒に
見つかって、次の日、学校の黒板にエロ教師と書かれたらどうしようと想像だけが
膨らんでしまい、気の弱い僕はほぼ借りることが出来なかった。
ほぼ、と書いたのは何度か酔った勢いで友人たちと借り、笑いながら観たことがあるからだ。

今は所帯持ち。家には嫁も娘もいる。しかもマンションで狭い。夜中に観ているところを
見つかったら娘に軽蔑されてしまう。それだけは嫌だ。普段からエロなこと言うだけでも
嫌な顔をされる。『ムカデ人間』は絶対NGな映画だ。あきらめるしかないのか?
でも観たい。

と、苦悶する日々を送っていたら、常連のTさんが、『ムカデ人間』のDVDを持っていて、貸して
くれると言う。ラッキーと喜んだのは良いが、嫁と娘がいない日がない。小学校の頃は
2人で旅行に行ったりもしていたのだが、中学生になると家族全員でないと旅行には行かなく
なってしまった。『ムカデ人間』は三作品ある。全部観るには2日はほしい。
仕事から帰って、風呂と食事をすませて集中して観たい。だから2日はほしい。

その日がいつ来るのか・・・なんだか一生観ることが出来ない気がしてきた。

今週は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』。
マーベルコミックがアベンジャーズならば、こちらDCコミックは
ジャスティスリーグらしい。
僕が昔観ていたアメコミヒーローものにこんな派閥があったなんて知らなかった。
そうするとスパイダーマンとバットマンは共演することがないと言うことか。

ただ、今回の主演ヒーロー3人、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンは
海外TVドラマで観ていたので知っている。特にワンダーウーマンのリンダ・カーターは
バイオニック・ジェミーのリンゼイ・ワグナー、チャーリーズ・エンジェルの
シェリル・ラッドと並ぶ僕の好きな海外ドラマヒロインの1人だった。
透明の乗り物には少し引いたけどね。
今回のワンダーウーマンは色気はないが強そうだ。楯と剣を持って、ガンガン悪を倒しそうである。
昔のワンダーウーマンはアメリカ国旗のマントなんかしていてゆるかったもんな。
今回はガル・ガドットが演じている。『ワイルド・スピード』のジゼルとは違い、
クールな中東系ワンダーウーマンに期待大だ。

新しいバットマンはベン・アフレックと聞いて、少し不安に思ったが、実際、映画で観ると
そんなに違和感はない。特に少し白髪交じりのブルース・ウェインは、素敵なおじ様と言う
感じがして良いのかもしれない。

スーパーマンのヘンリー・カヴィルは、相変わらずムキムキで男前で、きっと女子ファン
が多いのだろうな。
今回、良いキャスティングだと思ったのはレックス・ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグ。
ちょっと『ソーシャル・ネットワーク』のマーク・ザッカーバーグとキャラがかぶっていたが、
あの飄々としたキャラで今後も敵役として出てくるはずである。

あまり内容に触れると怒られるので言わないが、前半はぞれぞれのキャラの牽制のし合いで、
少し退屈するかもしれない。もうバットマンの誕生談はいろんな作品で観たから無くても
良いと思った人も多いはずである。

それでも後半から怒涛のアクションシーンでラストまで一気に駆け抜ける。見応え十分の
作品ですので、ぜひ観に行って下さい。

以上、店長でした。


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