2016年01月の日記
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●2016年01月14日(木)
明けましておめでとうございます。
今年もシネマインク.をよろしくお願い致します。

皆さんは年末、年始をいかがお過ごしだったでしょうか?
僕は22日ぐらいから毎年恒例の痛風になってしまい、1週間ほど
歩くことが出来ない日々を送りました。
年末の31日は有馬の有名なお肉屋さんのコロッケを食べた時に、
歯にかぶせてあった詰めもの(銀の詰めものね)をコロッケのイモと
一緒に飲み込んでしまい、それから穴が空いたままです。
1月1日は痛風も完治していないのに、須磨寺に行き、
3日は宝塚の清荒神までの道のりをかなり歩かされて行ってまいりました。
僕は信仰心がないので、須磨寺でも清荒神でも、
「たかが100円ぐらいで願い事なんか聞いてくれるか!」とか、
「こんなに人がおったら、神様、仏様も絶対俺らのことなんかわからんで!」とか
ずっとぼやいていました。
あげく寺や神社で楽しそうに記念写真を撮っている人の横で、
「こんなとこで写真を撮ったら霊うつれへんか?」と嫌味も言ってしまいました。

そんなこんなで、1年で一度きりの5日間休みも終わってしまい、
1月4日(年始の店舗営業は1月5日からでしたが、配送業務で4日から働いています。)
から仕事の日々です。
外国の発注先の会社は1月末まで休むとゆうロングバケショーンの所もあります。
お客様の注文もあるのに、のんきなものです。

やはり日本人は働きすぎなのでしょうか?
身体の疲れも取れるどころか、ますます増しておりますが、
妻子の顔が頭に浮かび、首を横に振って、肩を片手で揉みながら日々頑張っております。
こんな僕を見て、少しぐらい恩恵を下さい。神様、仏様。

今週は『クリムゾン・ピーク』。
監督はギレルモ・デル・トロ。
今回のギレルモは『パシフィック・リム』ではなく、
『パンズ・ラビリンス』に近い映画作品かと思って観に行った。
R15指定だったので、かなりのグロテスクやエロを期待したのだが、
大きく空振り。どうしてR15だったのか映倫の基準を疑ってしまう。

確かに血まみれで廊下を這いずる幽霊や、爪が長い骸骨のような幽霊は登場する。
でも、こいつら忠告するだけで、手出しはまったくしない。
足のひとつでも引っ張って廊下の端まで飛ばしてみろ!と叫びたくなった。

赤い粘土質の土に雪が混じって真っ赤な地面になるクリムゾン・ピークという現象も、
中途半端で、館の周りが少し赤いぐらい。もっと染めろ!1キロ四方ぐらい真っ赤に染めろ!!
と思ってしまった。幽霊に「クリムゾン・ピークに気をつけろ。」と言われても地味すぎて
気を付けるのを忘れてしまいそうである。

ロキタンことトム・ヒドルストンがゴシックな衣装に身をつつんで、微笑む姿を見るだけで
満足な女子は良いが、『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役、ミア・ワシコウスカは
グィネス・パルトローとキャラが被っており、ゴシックな衣装が似合わない。
トム・ヒドルストンお姉さん役のジェシカ・チャステインがさらに地味でつらい。
きっとこの映画はトム・ヒドルストンがかっこ良ければOKなトムファンのための映画なのだろうな。

ホラーを見ようとした人は怒ります。どこかの映画紹介欄で、ジャンルがゴシックロマンスと
なっていました。そのつもりで観れば良いかもいれません。

以上、店長でした。


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