2015年06月の日記
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●2015年06月28日(日)
前回の続き。
車を購入することになった僕ではあるが、
決して安い買い物でもないので、相当悩んだ。

購入までにわかったことは、ネットの情報はあてにならない
と言うこと。だいたいネットのいくら値段を下げてもらった
というのはほとんどが自慢話である、だいたいはそんなに値引き
してもらえない。ネットではこれぐらい値引いてくれると聞いたの
ですが、と言うとたいがいは渋い顔をされる。中には、そんな価格では
お話にならないようなことを言われる場合もあった。
交渉の相場としては参考になるが、その価格に頼らないようにしよう。

また、住んでいる地域ごとに値引き額は違う。
地元の販売店の相場次第で5万円ぐらい違ってくる。
これは住んでるところの運かな。
あとは時期だが、3月の会社の決算期は
車を買い替えることが多いので良く売れるそうだ。だから大口に売り切って
しまった販売店が売れない時期が4、5月というのはウソではないようだ。
僕は5月に購入検討をして良かったのかもしれない。
エコカー減税の特別措置が3月で終わってしまい、車種によっては
8万円ほど上がってしまったが、それも販売店は含み済みで、
その分、値引きは融通が効くような気がした。

あと、注意をしなければいけないのは、下取りの車ね。
「ネットで簡単にお調べできます。」とうたうホームページには
注意。あれね。30秒では査定してくれないよ。
車の車種や年代、住んでいる地区を入力するでしょ。そうすると、
最後に電話番号を入れる項目が出てくる。これに電話番号を入力すると
えらいことになる。僕も自分の車がいくらで売れるか気になった
ので入力してしまった。だって50万円で下取りしてもらった
と言う人の体験談読んだら、もしかしたら思うではないか。
それから1週間、我が家の電話は、何十件もの下取り会社から
電話がかかった。嫁は怒り狂い、買ってはダメとまで言われる始末。
なんとか説得はしたが、その間は僕と下取り会社の電話で、
帰宅後の毎日1時間は費やされてしまった。だいたいどこの下取り会社も
指定せずに電話番号を入力したのに、何故ありとあらゆる下取り会社
から電話がかかってくるのだ。僕は電話番号を教えても良いと
言っていないのに。
これを読んだ皆さん。ぜひ気を付けて下さい。絶対、ネットで
査定しようとは考えないように。販売店の査定が安くて不満の場合は、
直接、下取り会社に車を持って行って査定してもらおう。時間はかかるが、
電話で悩まされることはないからね。
11年も経つ人気のない車は、ひどい価格になる。
販売店での下取り査定は4〜7万円だった。不満ではあったが、
購入日まで乗れることを考えると妥協しなければいけないポイント
かもしれない。

最終、絞りこんだ2種はヴォクシーZSとセレナ・ハイウェイスターVセレクション。
両側オートスライドドア(ヴォクシーはオプション追加)、電動格納式ミラー、
バックヴューモニター、ナビゲーション、ETC、あとは車内マットとサイドバイザー
は必要と考えた。
販売店も2店に絞り込み、最終の価格交渉に入った。
ヴォクシーならば35万円、セレナならば50万円の値引きを
目標にした。ヴォクシーのネッツトヨタであっさり38万円を値引いて
もらえ、その話を日産に持っていったら、55万円の値引きで
なんと同額になった。日産はこれにフロントガラスの撥水加工と
ガソリン満タンを約束してくれた。
今度は、その話をネッツに持って行って、同じフロントガラスの撥水加工と
ガソリン満タンも約束させた。

さあ、コマは揃った。それから3日間、考えに考え、僕は
ヴォクシーZSを購入することに決めた。
セレナのエマージェンシーブレーキはかなり魅力的ではあったが、
まだブレーキにミスがあるような年齢でもないのでやはり人気と
モデルチェンジが1年前と言うところに惹かれ決めたのだった。

購入したのは6店中、1番最後に訪れたネッツだった。別の系列の
ネッツは返事が遅く、値引きが少なかったのでやめた。
縁とはそんなものだなと思った。
ヴォクシーは人気車なので、3か月待ちである。購入日予定は
8月末。まだそれも確定していない。
前金も払った。あとの残りは購入日3週間前までに考えよう。

今週は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。
『マッドマックス2』公開から36年目のマッドマックスシリーズである。
(誰も思っているだろうが『マッドマックス3』はなかったことになっている。)

監督はもちろんジョージ・ミラー。御年70歳。あのマッドさは健在だろうか?
いやー、健在でした。むしろマッドな部分は増していた。
あかん(やばい)キャラのオンパレードなのだ。

まずは砦の支配者、イモータン・ジョー。1作目『マッドマックス』の
トゥーカッター役、ヒュー・キース・バーンが演じている。彼も御年68歳。
気持ち悪くて、マッドなところはトゥーカッター以上かもしれない。
あと、触れて良いのかわからない小さなコーパス・コロッサス。
弟の大男、リクタス・エレクタス。名前が強烈な武器将軍(Bullet Farmer)、
人食い男爵(People Eater)なんてゆうのもいる。
部下の丸坊主軍団はウォーボーイズだし、バザードという強盗一味は
ロシア語を喋り、イガイガハリネズミのような車に乗っている。

だからか、トム・ハーディ演じるマックスが普通すぎて目立たない。
あれだけ活躍しているのに影が薄い。まだ、シャーリーズ・セロン演じる
フュリオサ大隊長のほうがインパクトがある。
そうか、マックスはすっぴんだ。やはり面妖なメイクをしなきゃ。

誰だかわからないニコラス・ホルトもそこそこ活躍し、インパクトがある。
やはりメイクだ。丸坊主に白塗り、目には黒の隈、胸に記号のような
彫り物。「ラブリーディ!」と叫ぶ彼はまさしくマッドだ。

この映画は『マッド(なのは)マックス(以外)』という題でも良いかもしれない。
もう、リアルな『北斗の拳』の世界に男子はわくわくしっぱなしの2時間だろう。

一般女子向きではありませんが、マッドな世界を垣間見たければ是非観て下さい。

以上、店長でした。

●2015年06月06日(土)
車を買うことになった。
今、乗っている車はエスティマ。一番下のクラス。
だから、サイドミラーは電動で格納しない。手で曲げる。
2列目のドアは電動スライドアでないのでかなり重い。坂に駐車すると
70歳を超えた母たちには閉めることが出来ず、僕が母たちを乗せてから
外から閉めることになっている。
このエスティマを購入した2004年、僕は香港へ買い付けに
行かなければならなかった。だから購入予算を20万円
削り、その分を買い付け費用にまわしたのである。

予算を削ってクラスを下げたことが原因で、こんなに後悔をするなんて
思ってもみなかった。
エスティマはトヨタの高級バンであるはずだ。なのに他の
一般車よりも装備が良くない。車内は広いが、車体が重からか
燃費が悪い。リッター5キロぐらいしか走らない。アメ車か!
とつっこみたくなるほどである。それでも大事に乗っていた。
そんなエスティマも11年も経つとヘッドライトのカバーは黄色く霞み
(何度も研磨ワックスで拭いたのだが1週間ほどで黄ばんでくる。)、
運転席下のドアのゴム部分は破れ、ウィンドガラスのつなぎ目に
苔のような緑が出てきた。
さらに幼児だった娘が、チョコやハンバーガーを食べて汚し、
シートはシミだらけになってしまった。

購入13年目からの自動車は自動車税が高くなるらしいし、
来年から消費税が10%になるらしい。ここが買い替え時か・・・
と簡単に言えるほど車は安くない。
6人以上で出かけることが多い我が家の場合は
ミニバンでなければならない。高級ミニバンは除外したが、
それでもヴォクシー、セレナ、ノア、ステップワゴンぐらいの大きさは
必要である。そこで僕は上記の4種から購入を検討することにした。

それからの僕は、ありとあらゆる情報をネットで調べた。
性能、装備、価格、モデルチェンジ時期、値引き率などなど。
行くことが出来る範囲での販売店にも行った。
1日に5軒の販売店に行ったりもした。1軒につき1時間半としても
7時間半。さすがに疲れた。毎回、お飲み物を出してくれるのだが、
最後の方の2軒ぐらいはお腹がタポタポになり、飲み物は遠慮した。

最終、絞りこんだ2種はヴォクシーZSかセレナ・ハイウェイスターVセレクション。
今回、こだわった装備は、電動格納式ミラー、両側オートスライドドア、
バックヴューモニターかな。(ナビとETCは当然標準装備。)

さて、僕はどちらの車を購入したでしょうか?
つづきは次回。(書くのが面倒になったからではありませんよ。絶対に・・・)

今週は『チャッピー』。
監督はニール・ブロムカンプ。他の作品に
『第9地区』、『エリジウム』がある。
この監督の映画では必ず貧民地区がでてくる。
『チャッピー』も『第9地区』と同じ
南アフリカのヨハネスブルグが舞台。
政府が警官ロボットで、犯罪の撲滅を計画する。計画は成功し、犯罪は減少する。
ロボットの開発者であるデオンはさらに高度な
ロボット製作しようとしていた。デオンは人工知能ソフトウェアを
開発し、壊れたロボットに移植する。それがチャッピーである。

チャッピーが強盗団によって育てられ、強盗の手伝いをさせられたり、
チャッピーのためにロボットの信頼がなくなったりと、
過程や内容はどこかで観たり、聞いたりしたようなものだ。

僕にとってこの監督の映画は60〜75点。僕の琴線に触れる楽しさは持っている映画ばかりなのだが、
100点の素晴らしい映画でもない。『第9地区』は75点。『チャッピー』は68点といったとこである。

この映画で一番感銘を受けたのは意識ということ。
チャッピーは壊れたロボットを使っていたため1週間ほどで動かなくなってしまう。
新しいロボットに自分を移植しようとするのだが、それには意識の移植が必要だとわかる。
知能や記憶は移植可能だとしても意識が移植できなければ同じチャッピーにならない。
これはクローンにも言えることで、同じ形と知能の人間を作り上げることが出来ても、
同じ意識を持たなければただのそっくりさんしか作ることが出来ないと言うことである。
つまりクローン技術が発達しても意識の移植が出来なければ、死んだ子供や恋人には
会えないのである。
なんだかわかりにくいことを書いてしまったが、映画見ると納得出来るはずである。
それを確認するだけでも観に行く価値があるかな。68点は合格点ですので、お間違いなく。

しかし、CGの発達はすごい。ロボットの動きが人間と変わらない。
カウカク感がなく、中に人が入っているんじゃないか思ってしまったぐらいだ。
(それにしては胴の部分が細すぎる。)

以上、店長でした。


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