2014年11月の日記
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●2014年11月16日(日)
あと1週間足らずで母が主催する日本舞踊の会がある。
1年以上前から準備していたので、やっとかと言う気持ちである。
とにかくあと少し、公演当日まではかなりきついスケジュールになりそうだ。
そんなに忙しくて、疲れているのに娘のため宝塚の公演チケットを買いに朝から2時間も並んだ。つくづく大がつく親バカだと思う。

これが買えていたのなら報われると言うものだが、発売開始と同時に即完売だった。整理番号9番だから買えると思ったのに、買えたのは整理番号2番の人だけだった。
ちなみに整理番号1番はおじいさんが演歌か何かの切符を買うために並んでいたのだった。
残り、僕を含めて6人はため息しか出なかった。(整理番号8番の人は大阪城ホールの何かのコンサートだった。)
ま、100周年のフィナーレ公演で、公演回数も少ないのだからしかたなかったのかな。

今回、面白かったのは並び待ちをしていた時のこと。
僕の後ろにおばさんが並んだ。ガラガラ声でタバコを吸いながら携帯電話をかけるなかなかのツワモノっぽいおばさんである。
僕は本を読んでいたので、おばさんは僕ではなく、2つ前の女の人におばさんは話しかけた。

おばさん(以下お)「いやー、こんなに早よ来たのに、まさかこんなに並んどるなんてなぁ。」
女の人(以下女)「今日は寒いからねぇ。ちょっときついね。」
お「本マやで。並ばな買われんもんなんかなぁ。」
女「なんかのチケット、1週間も並んだ人がおったらしいから。」
お「1週間も並んではんの。すごいなー。」

気が付きましたか?そう、おばさんは女の人が今回のチケットを手に入れるため、ここに1週間も並んでいると勘違いしていたのだ。
女の人も少し勘違いしていると思ったのか、「今やないけどね。」と付け加えた。が、おばさんは聞いていなかった。
おばさんはお喋りである。後から並ぶ人たちにも話しかける。その度に「あの人なんか1週間も寝泊りしながら並んでいるらしいで。」と
話をする。後ろに並んだ20人ぐらいは、女の人が1週間も並んでいることに感心している。女の人は、ヤドカリのように丸まっていた。

ま、そんなに面白い話ではなかったかもしれないが、その状況を見ていた僕は少し楽しくなったのだった。

今週は『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』。
おなじみアクションおじさん達(もうおじいさんの人も混じっている。)のお祭り映画だ。

この映画に深さを求めてはいけない。とにかくおっさん達の爆発やゴリゴリアクションを楽しめればOKなのだ。
映画の内容?そうさな。ランボーがトランスポーターとレッドスコルピオンと伴にマッドマックスをやっつける話。ランボーを助けるのはターミネーターとインディ・ジョーンズと少林寺。
わかる人にはこれだけでわかる。

だから若いアクションスターも参加しているのだが、濃いおっさん達の中では霞みまくりだ。
ジョン・スマイリーが見せるバイクアクションより、ドルフ・ラングレンとトール・ロードが戦車を奪うシーンの方が地味なのにワクワクした。そもそもバイクアクションシーンはジョン・スマイリーなのか?よくわからない。
若いアクションスターを育てようと思ったのかもしれないが、この映画では無理だ。一人でもおいしいところを持っていくおっさん達が山ほどでているのだから。
とにかくおっさん(おじいさん)達の無理するところを沢山観て下さい。
今回のツボはウェズリー・スナイプスが捕まった理由が脱税なのと、寡黙なデスオペラード、エル・マリアッチのアントニオ・バンデラスがお喋りで大袈裟なところかな。

アクション映画好きな人は是非、観てください。

以上、店長でした。




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