2014年06月の日記
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●2014年06月15日(日)
今日は、サッカーワールドカップ、日本対コートジボワール戦の日だ。試合は朝10時から。出勤途中、なんとなく人や車の数が少なかったような気がする。信号待ちをしていると、近くのマンションから「おー!!」とか「キャー!」とかの歓声が聞こえる。ちょうど日本が1点取ったところだったらしい。
結局、1対2で初戦は惜しくも負けてしまったようだ。

と、この程度のファンなので僕自身は特に盛り上がってはいない。僕だって愛国心、ナショナリズムぐらいはあるので、もちろん日本は応援している。でも絶対に試合は観るぞとも思わないし、中国みたいに偽の診断書を買って仕事を休もうとも思わない。(ま、自営業なので自分で休みを決めても問題はないのだが。)だから結果だけ聞くだけでも僕は問題はないのである。

僕の好きな女性DJが、スポーツバーでサッカーファンの人に「はい、にわかー。」とバカにされて怒っていた。俄かのどこが悪い!
じゃあお前はオリンピックを観ている時に、どれだけフィギアのことを知っている。ノルディック複合のことをどれだけ知っている。いいじゃないか俄かで。日の丸を背負った選手たちを応援することは悪いこっじゃないはずだ。
だいたい俄かと言ったお前、どれだけサッカーに詳しいのだ。お前が元Jリーグの選手だったとか、全国高校サッカー大会に出場したほどの人間ならば納得しよう。でも、たかがTVやJリーグを観ているだけの人間ならば、俄かなどと言うことは許さないぞ。

お前は映画も観るだろう。俄かと言うのならば、その映画監督の全作品を観ているのだろうな。俳優の全作品を知っているのだろうな。でなければ映画を観るなよ。

と、好きなDJをバカにされたのが悔しくて熱く文句を言ってしまったが、理屈なんてなくサッカーもオリンピックも映画も観れば良いのだ。そこに何かを感じて、感動さえ出来れば、詳しかろうが、俄かファンであろうが関係ない。その間だけでも嫌なことを忘れ、楽しめるのであればオールオッケーな気がする。
だから熱いサッカーファンの皆さんは、あまり詳しくない人をバカにせず、やさしく見守ってあげてね。

こんなことより怒っていることがある。アベノミクスだ。特に消費税8パーセントへの増税だ。これにはホント損しかない。値上げすると買い控えになっては困るので、値上げせず、3パーセント分をこちらで負担したにも関わらず、4月からは売り上げが落ちている。輸入業でもある僕の仕事は円安だけでも厳しいのに、値上げも出来ず、10パーセント値上がりを見込んだ値札の書き換えで経費もかかり、しかも売れない。

お腹ピーピー総理は経済連の顔色ばかり見て、末端の小売業者を切り捨てるつもりか?増税したにも関わらず、年金は不安定だわ、議員定数は削減しないわ、議員経費の2割削減をやめてしまうわ、政治家たちが得することばかりで、国民が得したもには何もないとはどういうことだ。

今度の衆議院選挙までに、何か国民にとって納得できる政治改革をしなければ、絶対にお前とこの政党には投票しないからな!
ま、僕一人ぐらいは鼻くそほどな票なのかもしれないが、みんなで声をあげなければ、きっと政治家に好きなことをされたままになってしまうよ、この国は。

あ、そうだ!もっと怒っていることがある。便乗値上げだ!
近くのKという焼肉屋のステーキ丼、前は消費税込みで500円だったのに消費税増税後は540円になった。おいおい、500円で税込だったのだから、税抜は475円になるはずだろう。それに8パーセントの消費税ならば513円だ。540円ならば37円の便乗値上げだぞ。絶対に値上げを増税でごまかしている。となりのEはもっとひどい、税込500円の海鮮丼やネギ穴子丼などは580円になってしまった。67円も便乗値上げだ。この間、ネギ穴子丼を食べたらネギも少なく、穴子も小さくなっていた。なんだかがっかりした。街の至る所に便乗値上げをしているが、そのお店の大半は儲かっているお店だ。悔しかったら食べなくても良いんだよと言われてみたいだ。ほんと自分のセコさも悲しいが、悔しい。
皆さんもいアベノミクスで得したこと、損したことを考えてみてください。損したことの方が多いはずだから。

今週は『X-MEN: フューチャー&パスト』。
なんとも意味が分かりにくい題名だ。カッコイイ感でつけたのかな?
今回は、とても贅沢なオールキャスト映画だ。全ての『X-MEN』作品からほとんどのキャストが出ている。
ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ハル・ベリー、アンナ・パキン、エレン・ペイジ、ニコラス・ホルト、ショーン・アシュモア、ピーター・ディンクレイジ、イアン・マッケラン、パトリック・スチュワートetc...これだけ書いただけでも、このシリーズ好きにはたまらない。カメオで、ファムケ・ヤンセンやジェームズ・マースデンも出ている。まるでX-MENのジャニーズ祭りのようだ。
(あれ?レッベカ・ローミンは?)

これもひとえにブライアン・シンガー姉さん(兄さん?)の人徳とでも言うべきだろう。それほど彼の映画ならば出ても良いと言う俳優が多いのだろうな。
15年ほど前、仕事でロサンジェルスに行ったときに商談通訳を依頼したチヒロちゃんは、「映画を勉強している人はスピルバーグよりも、ブライアン・シンガーが好きですよ。」と言っていたのを思い出す。それほど彼の監督した『ユージュアル・サスペクツ』は面白かった。

確かにこれだけの俳優が出ていると見せ場が少し猥雑になるのは否めないが、ストーリー構成は良くできていたほうだと思う。1973年のファッションを身に着けたヒッピー風のジェームズ・マカヴォイやアイビーのニコラス・ホルトを観るのも楽しいしね。

今回もおススメです。ぜひ観に行って下さい。
以上、店長でした。



●2014年06月01日(日)
昨日、夕方から『アナと雪の女王』を観に行った。
ディズニーアニメは嫌いじゃない。だからと言って、わざわざ映画館へ観に行くほどではない。他に劇場で観たい映画が沢山あるから。

今回は珍しく嫁が観たいと言った。元来ミーハーな嫁なので、御多分に漏れず、話題の映画が観たくなったのだろうか。僕は今、51歳。夫婦二人ならば2200円(1人1100円)で観ることができる。(3月までは2000円だったのに。)では連れてってやろうと言うと、娘も行きたいと言う。お前はすでに2回観ているじゃないか!でも一人で留守番は嫌だと言うので、3人で観に行くことになった。

思えば3人で映画館へ行ったのは『崖の上のポニョ』以来、僕は前日に映画館へ行き、良い席を確保した。どんな映画だろうと映画に関しては妥協しないのが僕のポリシーだから。(えらそうに・・。)

映画を観終わって、嫁は最近の中ではピカイチだと言っていた。(言うほど映画は観ていないのだが。)いつも、あと何分上映時間があるのか気になるのに、今回は時計を見ることなく最後まで、没頭できたらしい。

確かにディズニーアニメはさすがと言わせるほど、良くできていた。顔の表情がアニメとは思えないほど豊かで、CGの出来は最高レベルだった。また、ミュージカルにしても問題ないほど、音楽は良い出来だっだ。(きっと劇団四季がミュージカル化を狙っているな。)
吹き替え版で観たのだが、例の『レット・イット・ゴー』を歌う松たか子や『生まれてはじめて』を歌う神田沙耶加はミュージカル劇を主演しているだけあって、とても素晴らしい歌唱力だった。『レ・ミゼラブル』でもそうだが、俳優の歌は上手さよりも表現力が大事だと思う。上手いことだけが必要ならば、オペラ歌手やブロードウェイスターのほうが良いはずだ。あえて俳優を使うのはセリフと歌のバランスの良さ、表現力の素晴らしさが秀でているかだと思う。ま、中には話題作りだけでヘタな俳優を使う場合もあるが。
話をもとに戻すとが、今回の『アナと雪の女王』はミュージカル作品としても素晴らしかった。吹き替え版とはいえ、これだけ完成度の高い音楽は珍しいと思う。オラフを演じるピエール瀧のが歌う『あこがれの夏』も味があって良かった。ま、彼は電気グルーヴで『シャングリラ』などボーカルも務めているからな。

映画の興行収入記録が現時点で3位だそうだ。2位の『ハリー・ポッターと賢者の石』も抜く勢い、上映前はこけると思っていただけに、このヒットには脱帽だな。まだの人はぜひ観に行ってください。

映画終了後、2時間以上待ちは覚悟とうわさのEとゆうハワイアン・パンケーキの店に行った。神戸に出来たこのお店はオープン当初、4時間待ちの日があったらしい。僕らは閉店ぎりぎりだったので、約15分ほどで入店できた。かなりラッキーらしい。
値段もそこそこ高い。パンケーキは1100円以上、エッグベネディクトは1200円。3種類のシロップ(メープルとココナッツとグアバ)がテーブルに置かれており、パンケーキにかけるらしい。
味は・・・悪くない。おいしい。が!4時間も並ぶほどではない。もし4時間並んで食べていたら、怒り狂っていたかもしれない。いや、4時間も並んだら有り難くておいしく感じるのかもしれないな。(そもそも4時間どころか1時間でも並ばないけどね。)エッグベネディクトなんか、この程度ならば家で作れるなと嫁と話した。これよりうまいエッグンベネディクトを作る自信ありだ。

ま、一度は試しに行ってみてください。狙い目は平日の午後5時過ぎぐらいか、閉店間際の8時半。ただし9時半がラストオーダーなので、それを過ぎると食べさせてもらえないらしい。

以上、店長でした。


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