2013年11月の日記
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●2013年11月17日(日)
今日は神戸マラソンの日。神戸の主要道路は一時期交通規制がかかる。僕の通勤路もその一部であるが、僕の出勤時間帯には走り終わった場所なので特に支障なく、今日もチャリンコで定時に到着した。
この時間(午前11時半過ぎ)だともうトップグループは到着していることだろう。とはいえ、7時間以内がタイムリミットと聞いているので、最終の人がゴールするのは午後4時頃になるだろう。
2、3ケ月前から練習する市民ランナーの方々をよく見かけた。日頃の鍛錬が身を結び、完走できれば良いと心の底から思う。

僕と娘は2年連続で新春に行われる、しあわせの村のミニマラソンに参加している。運動オンチの娘と50歳のメタボ親父が走る距離は1.6q。体育の授業でももう少し走るだろう。でも普段から運動のかけらもしていない人間にとって、この距離がどれほどしんどいか。ふん!と思った人は走ってみれば良い。死にそうになるから。やはりマラソンは日ごろの練習がものを言うことを実感した。

先にも書いたが、娘は運動オンチである。
そんな娘の悩みは、年に1回の体育大会。小学校の6年間は必ず、走る競技に参加させられる。1、2年生の場合はそれぞれが走り、順位を決める。この期間は走ることが遅くても自分の責任で終わりだから良い。問題なのは3年生からの4年間。リレーである。娘は友達が1着でバトンを渡してもあれよあれよと抜かれてゆき、気づいた時には一番最後になっている。5年生までそんなことを見てきた親もつらい。嫁などは、毎年3ヶ月前から練習と称して娘に夜、走ることを強要し、それに僕も付き合わせる。嫁は数年前、交通事故に逢い、足に関節の補強材が入っているため走ることが出来ないから仕方がないのだが、それを良いことに鬼軍曹よろしく僕らを酷使する。仕事から帰ってヘトヘトの僕にはかなり辛いことである。

今年の体育大会もリレーがあった。僕は午前中の父兄の綱引きに参加して、お昼ご飯をみんなで食べてから、リレーを見ずに帰った。仕事が残っていたも事実だが、半分は今年もリレーで同じ結果だろうと思ったからだ。
ところが今年の娘は違っていた。嫁が嬉しそうに帰ってきて報告してくれた結果に驚いた。1着でバトンをもらった娘は、一人には抜かれたのだが、がんばって2着でバトンを渡したのだ。驚いたのは同じ学年の友達もである。「どうしたん?2着やんか!」と初めて走りで褒めてもらったらしい。一人抜かれたのに。しかも「どうしたん?」とまで言われて。
それでも嬉しそうにする娘と嫁を見て少し目頭が熱くなり、帰ったことを後悔した僕だった。
来年は中学生。もう早い子以外は走らなくてよい。娘の試練も今年で終わり。ポジティブな娘が泣きながら、夜走っていたのを思い出しながら、彼女の成長を感じる父であります。

今週は『劇場版SPEC 〜結(クローズ)〜 漸(ゼン)ノ篇』。
テレビから始まったシリーズの完結編。曲者なのがこれは前篇。観たら最後、後編も観なければならない。映画鑑賞代が倍かかる。これで前篇が面白くなければ、地獄の後編になってしまう。だから覚悟して観に行った。
結果。ま、大丈夫と思えるぐらいは面白かった。
前回の『劇場版SPEC 〜天』はいまいちだった。テレビシリーズが面白かったのでかなり期待したからかもしれないが、嘘くさくて楽しめなかった。堤幸彦という監督はテレビドラマを作っている時は天才的だと思うのだが、映画になると?である。だから今回もかなり疑心暗鬼で観に行った部分もある。その割には面白かったので合格点かな。

謎解きも多い作品なので、あまり内容に関しては話さないが、
いつものバカパターンの小技も多く、それなりに楽しかった。AKB48の大島優子もなかなかの怪演だった。あの顔の歪めはこちらにも写りそうだった。あと竜雷太役、野々村係長の愛人役、雅ちゃんが今、人気急上昇中の有村架純だったとは思わなかった。テレビシリーズの頃は有名でなかったから気付かなかったが、『海女ちゃん』効果で少しおぉ!と思ってしまった。
今回、一番驚いたのは終わり方である。ここでは書かないので
観に行って確認してください。作品は、オススメですが、後編も観に行く覚悟で行って下さい。
以上、店長でした。


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