2013年05月の日記
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●2013年05月11日(土)
今日は雨である。
僕の住んでいる街のイベント、新開地音楽祭の時は良く雨が降る。ほとんど雨と言っても良い。誰か関係者に雨男、雨女がいるのだろうか?同級生の山下君(ターザン山下)は毎年、イベント司会をしているようだが、彼が雨男なのだろうか?
ま、そんなことはさておき、新開地音楽祭は、年々規模がデカくなっている。僕がこの街に引っ越してきた頃からのイベントなのであるが、最初の何年かは商店街のイベント程度の規模だった。それが口コミで広まり、今や2日間で7万人も来るイベントになってしまった。

この2日間は、湊川公園のメインステージを中心に、いたる所(7か所ぐらい)で、いろんな音楽を演奏している。ロック、パンク、ヘビーメタルから民謡、ブラスバンド、ジャズ、フォーク、三味線、はてはフランダンスまで、音楽が関係していれば何でもありのようである。
普段は、パチンコか競艇のおっさんばかりの新開地商店街が、この日だけは若いミュージシャンで街がいっぱいになる。いっぱいになるとは言え、やはりパチンコ、競艇のおっさん達はいるので、人口が倍になったと考えるべきであろう。

メインステージなどはプロやセミプロのミュージシャン達が出演するのだが、面白いのは小さいステージ。こんな狭いステージに人がいっぱいなアイドルっぽいフォークシンガーだとか、期待通り誰も聞いていないのに熱唱して、「アウエーだ!!」と叫ぶパンクグループなどとか。10メートルも離れていない所でぜんぜんジャンルの違う音楽が混じり合っている。それを一日中たくさんのグループが、思う存分はじけながら演奏しているのだからすごい。当日の飛び入り参加もOKなステージもあるみたいで、その飛び入りがなかなか良いステージをしたりするのも楽しいな。

ゲストのチョイスも渋い。『悲しき願い』の尾藤イサオ、『我が良き友よ』のかまやつひろし、『春夏秋冬』の泉谷しげるなど。今年はなんと「リンダこまっちゃう〜」の山本リンダである。この一筋縄ではいかないチョイスは素晴らしい!本日、(5月17日)の午後5時半からのステージなので、まだ間に合う。僕のブログを今日読んで、時間に余裕がある方はぜひ行くべきだ。

他には、ワールドグルメ屋台と言いながら、近くの市場のおばちゃんがチヂミを売っていたり、普段はガラガラのインドカレー店のインド人がこの時ばかりと張り切っていたりする。子供広場のフェイスペイントのお兄ちゃんは、絶対タトゥのお店の人だから、妙に蝶とか花は上手いが、ポケモンというリクエストには答えない。
場外競艇場がイメージアップを図ろうと子供たちにアメを配っていると、横で酔っ払いのおっさんが、「わしにもアメをくれ!」と言っている。このゴチャゴチャ感、雑さ、なんてステキなお祭りなのだろう。
明日のジャズナイトのトリは日本でも有数のサックスプレーヤーで、神戸出身の土岐英史さんだ。土岐さんの演奏を聴いていると徐々に夕暮れとなり、とても良い時間が過ごせたような気分になる。

今年は、5月7、8日である。音楽好きには絶対楽しいイベントなので新開地へお越しください。

今週は『アイアンマン3』。
『アベンジャーズ2』を除けば、最期のアイアンマンらしい。
今や、トニー・スタークと言えばロバート・ダウニー・Jrと言うほど彼は、アイアンマンだ。世界のためと言うよりは大事な人のために戦うトニーの考え方がぴったりくるのは、もはやドラッグ中毒も経験した彼以外にはいないだろう。

今回も1作目ほどのインパクトはなかったが、最期まで楽しんで観ることが出来た。マンダリン役のベン・キングスレーのファンキーなところはアカデミー主演男優賞を獲った重厚感とはかけ離れて面白い。今回はドン・チードルの活躍は少ないし、ガイ・ピアースの登場も少なめだが、その分ロバート・ダウニー中心の内容で、彼のファンは楽しめる。
アイアンマンもマーク42まで来ると、最期に一杯出てくると、何だかよくわからなくなったが、ま、それもご愛嬌か。ちなみにジャビス(J.A.R.V.I.S.)の声はポール・ベタニーだと知っていました?まだ観ていない人は、気を付けて聞いてみてください。

今週は、おすすめです。ぜひ観てください。
あと、マーベル映画ファンならば知っていると思うが、ラストのエンドロールが終わるまでは絶対に席を立たないように。ワンシーンと予告編があるので。
以上、店長でした。



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