2012年04月の日記
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●2012年04月22日(日)
ご無沙汰しております。4月は何かと忙しいのでご勘弁下さい。
当店が『よーいドン!』(関西ローカルでは人気のテレビ番組
)で紹介されました。これに関しては次回書かせていただきます。

20代の頃、僕はバックパッカーだった。バックパッカーとは、大きなリュックを背負って海外を旅行する人ね。
当時は教師をしていたので、夏休みや春休みに1週間ぐらい休めそうになると、航空券だけを購入し、行き当たりばったりの旅に出かけた。スペイン、オーストリア、イギリス、中国、ニュージーランド、シンガポールなどなど。
この頃は旅行を楽しむと言うより、むしろ何かに挑戦するように一人でやり遂げようとする旅だった。

30代になると仕事でアメリカや香港へ行くようになった。アメリカもロサンジェルス限定で、一日中契約している直筆サインのギャラリーで社長と交渉したり、新しい取引先を探し、契約したりする日々で、ほとんど観光などしなかった。9.11テロ以降はアメリカへ行くのを控えていたら、ネットの発達とともに、メールでやり取りすることで交渉ができるようになったので、もう10年近くアメリカへは行っていない。

最後に海外へ行ったのは8年前。香港だったが、こちらもSARS(サーズ・伝染病の一種)の影響で香港映画が廃れてきてしまい、行く必要もなくなってしまった。当時契約していたグッズ店は、アイドルDVD販売店になっている。

そろそろどこかへ行きたいと思ってはいたが、今では3人分(嫁と娘)も旅費を用意しなければならないので、簡単に行くこと出来ない。どうしたものかと思っていたら、嫁が結婚10周年に買う約束になっていたブランド品のお金を旅費に使っても良いと。ならば思い切って行くかとゆうことになった。

40歳を越えたら行ってみたい所があった。それはリゾート地。ハワイやグアム。若い時は日本語の通じるような所は絶対行かないと決めていた。でもね、この年になるとうろうろするより、ゆっくりバカンスがしたいんだよね。本当はハワイへ行きたかったのだが、仕事を5日以上休むわけにはゆかず、グアム4日の旅にした。それも夜出発、朝帰国。会社勤めではないので、そんな便でなくても良かったのだが、1ヶ月半前に旅行社に行ったら、ホテルも飛行機も満室、満席状態のキャンセル待ち。春休みだからなのだろうが、ちょっとなめていたな。バックパッカーの時なんて1日で航空券をとって、次の日には出発していたのに。
いっぱい調べてもらって、やっとこさ希望のホテルを抑えたのだが、飛行機の昼便だけはどうしても抑えることが出来ず、しかたなしの夜、朝便になったのであった。(だから、ホテルには夜中の午前2時に着いて、寝たのは3時だった。)

さて、初めての海外家族旅行。行くまでの1ヶ月半は、もうわくわくである。ラッシュガード(日焼け防止の泳ぐときに着るシャツ)やシュノーケルなんかも買っちゃいました。

出発前日は恐ろしいほどの春の嵐で、この日ならば中止になっていた。当日はすっかり晴れあがり、神様は僕たちに行って来いと言っているようだった。(勝手な解釈だな。)

で?どうだったかって?そりゃー、もう楽しかった!!飛行機の機内が狭かったり、帰国の荷物検査が厳重すぎて嫁の大事な化粧水を取り上げられたりと、マイナス面もあったが、それを差し引いてもメチャ楽しかった。
青い海、目の前を泳ぐ熱帯魚たち、降り注ぐ太陽、花粉症どこふく風。そして何よりも仕事を考えなくて良い!全てが遊び!!どこまでもリゾート!!!なのだ。

嫁は買い物三昧。アウトレットで9.99ドル(日本円で830円ぐらい)で洋服が売っていたとか、ブランドものの服がが50%オフだったとか、獲りつかれたように品物を沢山買ってきては、ホテルのベットにか並べていた。あげく、うさぎの大きな置物を買おうとしたらしいが、これは僕に怒られるとレジ手前で考え直したそうである。

娘は、海、プール、景品のもらえるクーポンが出るゲームセンターなど、帰りたくない!と愚図るほど楽しかったらしい。

家族みんなが2日では足りない、来年も行きたいと思ったようである。そこで、家に帰ってから僕は近くのドンキホーテで貯金箱を買った。これに500円玉を入れて、いっぱいになったら30万円になるらしい。僕は「これが満タンになったら、また行くことができる。」と、毎日1枚ずつ入れている。今では10枚貯まった。10枚と確認できるぐらいだからまだまだである。それに思えば、5000円貯まったということは僕の小遣いが5000円減っているとゆうことだな。
少し辛い。

今週は『劇場版 SPEC 天』。
テレビシリーズの劇場版。テレビ版の最終回が起の回で、劇場公開前のスペシャルが『劇場版 SPEC 翔(承)』だったので天は転にあたるようだ。と言うことは、結はあるだろう。(映画では欠だと言っていた。)

テレビ版のスペシャルという感じは否めないが、このドラマのファンだった僕はとても楽しめた。ただ、このドラマを観ていない、または観ていてもファンでなかった人には楽しめないかもしれない。

ギャクかと思えば、シリアスになり、又ギャグに戻ったりと、監督の堤ワールド(『ケイゾク』とか『トリック』)が馴染めない人には意味が解らないことだらけである。
浅野ゆう子がボウリングのまねをして、「ローラー・ボー!」と叫んでも笑える人は少ないかもしれない。(僕は笑える人でした。)

ま、劇場版の『ケイゾク』や『トリック』と同じように、馴染める人だけが観ればよいのかもしれない。主演の戸田恵梨香はほとんどすっぴんだが、美人はすっぴんでも美人なのだなと、化粧をする女性を敵に回すような発言をしてしまいそうなほど、かわいい。加瀬亮とのコンビも相変わらず素敵だ。堤監督の男女バディものにハズレなしと言ったところか。

脇に回る役者たちも個性的で楽しい。竜雷太、でんでん、ザコキャラの岡田浩暉たちも相変わらずのオイシイ出演で、2時間があっとゆう間に過ぎた。

1つ難を言えば、フィルムではなくデジタルカメラ撮りの画像は、少しチープに感じるかな。

僕のような『SPEC』ファンは是非観てください。そうでない人は、覚悟して観てください。

以上、店長でした。

身内への追伸
ちなみにミミちゃんが結婚式を挙げたのは、『日航グアム』だったのでしょうか?娘が教えてほしいそうです。




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