2011年12月の日記
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●2011年12月24日(土)
メリー・クリスマス!!
皆さん、クリスマスを楽しんでいますか?
僕は仕事です。
イヴに彼女とデートしている男子諸君、安心してはいけません。
「クリスマスの夜は家族とミサに行かなければならないから、今日は6時ぐらいまでなの。ごめんね。」と言われたあなた、あなたの貢ぐ君率は60%です。そんな場合は、本命の彼氏の仕事終わり待ちの時間つなぎの確立が高いでしょう。

もちろん23日に会って、24、25日は仕事だとか、家族と過ごさなければなどという理由で会えないあなたの貢ぐ君率は85%です。それでも良いと思える人は素晴らしい精神力の持ち主です。みんなで褒め称えましょう。

そんな彼女もいなくて、くさっている人は年末の最大行事、有馬記念に挑戦してみましょう。
ちなみに僕は独身で、彼女がいなかった時期のクリスマスに有馬記念の馬券を買い、みごと当てました。
そして勝ったお金でクリスマスケーキを買い、父と母と過ごしました。今となっては良い思い出です。

ま、それなりにクリスマスらしいことを37歳まで続け、結婚した僕は、今、クリスマスが嫌いである。
だってお金がかかるんだも。
独身の頃だって彼女に高級ブランド買っていただろう!と言われそうだが、それは独身だから出来たことである。家のローンも払っていないし、ガス代も電気代も水道代も払っていない。お金のほとんどが生活費に消えてゆく今の生活で、年末、年始にかかる費用はかなりつらいのである。

娘が今年、サンタさんに頼んだのはシステムベッドだ。なんという高額な商品をサンタに頼むのだ!ゲームソフトぐらいにしておいてほしい。一緒に風呂へ入っている時に僕が、「さすがにシステムベッドは高いんじゃないか?」と言うと娘は、「パパに買ってもらうのじゃなく、サンタさんにプレゼントしてもらんだから、いいじゃない。」と。ごもっともです。でもサンタさんにも予算とゆうものが・・・。
しかたがないにで嫁と相談してシステムベッドを買う・・・じゃなく、サンタに頼みました。
ただ、システムベッドは人気があるらしく、来年の1月27日まで届かない。娘を納得させるサンタからの手紙は、
「君にシステムベッドをプレゼントします。でも、ベッドは大きくて私の袋には入らないから、船で送ります。船で送ると1カ月ぐらいかかります。それまで待っててね!サンタ。」

この手紙は、英語で書かれている。英語翻訳ソフトで作られた英文である。娘は英語が読めないので、僕が翻訳してあげる。なぜか僕は翻訳できるのだ。

去年はデジカメ、今年はシステムベッド。毎年、金額があがっている。東北の子供たちのことを考えると、そんな高額なものは今年限りにするよう娘に言い聞かせなければ。
そう言えば阪神大震災から1年後、何もかもをがまんしていたリバウンドで新車を買ってしまったことがあったな。

今年は無理でも、来年には東北の子供たちに素晴らしいサンタからのプレゼントが届くように、少額ずつだが募金を続けている僕の年末でした。

今年最後の映画は『リアル・スティール』。
ロボット世代の僕たちには、実写のロボット対決を観ることが出来る作品だ。
内容的にはよくある話だし、特に感動もしなかった。『ロッキー』をロボットでの対決にし、恋人同士の話を親子ものに変えた話と言ってよい。

ただ、わかりやすい話なので、違和感なく映画の世界に入ることも出来るので、子供でも楽しめる作品にはなっている。

そして何よりもロボットが実写(CGなのだが)で動くシーンはわくわくした。足の関節部分などは、まるっきりガンダムと同じ設計であること見て、日本のアニメが海外にかなり影響を与えていることには感動すらした。そこに感動かよ!と言われそうだが、ロボット世代のお父さん達には、ロボット対決を観るだけでも価値ありです。

無難に楽しめますので、おすすめです。ぜひ、ご家族でも観に行って下さい。

今年もお付き合いいただき、有難うございました。来年こそは、『今週の店長』と言えるほど映画館に、映画を観に行きたいと思言っております。皆様の温かいご支援によりシネマインクは続けることが出来ております。来年もよろしくお願い致します。

では、良いお年を。

以上、店長でした。




●2011年12月04日(日)
いつの間にか神戸ルミナリエが始まっていた。
毎年書いているが、この期間は店の売上は落ちるわ、商品発送に弊害がでるわでろくなことがない。

でも今年は東日本大震災の年でもあるので、神戸から元気を送ることが出来るのならば我慢しよう。

ではルミナリエについて10年、元町で営業をしている僕からの混雑予報であるが、今年のピークは12月9、10、11日であろう。特に10日は2時間以上の待ち時間は覚悟しよう。

ま、せっかく神戸にいらしていただけるのだから、ランチの安いお店をご紹介しよう。

最近の僕のランチに使う価格は500円。500円なんかでご飯が喰えるか!!とお思いかもしれないが、探せばあるのである。
お金を出せばおいしいお店はある。しかーし!!地元を知り尽くしたランチ王の僕にかかれば、500円でもボリューム満点でおいしいランチが食べることができるのだ。どう?知りたいでしょ。

では、まず1件目。さんちかの生田神社と交差するあたり。(さんちかとは三宮、地下街のこと。だから地下に降りてね。)
二本ある筋の山側にある「妙樹(しょうき)」。ランチでは、トンカツ、チキンカツ、ハンバーグの定食がなんと400円。味噌汁とごはん付き。ここのトンカツなどにかけるソースが甘くておいしい。サイドのマカロニサラダ?もおいしい。ただ、400円なので、男性が腹いっぱいになるとまではいかない。少し多めに食べたい人には日替わりサービスの定食をお勧めする。これでも580円までなので、かなりお得である。ちなみに最近僕が注文した日替わりは、メンチカツ定食530円、チーズ入りチキンカツとメンチカツのセット定食580円だった。

2件目。「妙樹」を元町側に進み、三宮市場を過ぎれば「美味」がある。ここは焼き豚丼の店。焼き豚の上に目玉焼き2個がのった丼で500円。自家製焼き豚は意外と細切れなのだが、目玉焼きもあるのでボリュームはある。それに食べ放題のキムチがおいしい。半分を卵と焼き豚で食べ、残り半分をキムチを混ぜて食べると2倍楽しめる。

3件目。JR元町駅のやや西側の高架下に「えびす大黒」がある。
ここはすでにランチでは有名店。海鮮丼、海鮮づけ丼、ネギ穴子丼、うな丼が500円。大盛り刺身定食、でか盛り鳥空揚げ定食、焼肉定食が580円。「たべろぐ」で調べてもらえればわかるが、500円とは思えないほどの刺身が盛られた海鮮丼やづけ丼は7割の人が注文している。僕は大きな穴子の天ぷらが丼からはみ出ているネギ穴子丼をよく注文する。すべてのメニューには冷奴と味噌汁が付き、丼ならば味噌汁、定食ならば味噌汁とご飯がお代わりできるので満腹感、間違いなし。ただ、よく混んでいるので時間待ちは覚悟で。

4件目。「えびす大黒」から2、3件西側にある「亀田精肉店」。
お肉屋さんの直営らしい。どでかステーキ丼500円。大きな味噌汁も付いて500円はかなりお得。ご飯の大盛りは無料(お肉は増えないよ。)なので、ぜひ注文してください。あと、まかない定食の肉そばと卵かけご飯のセット500円もおいしいのでお勧め。

5件目。元町駅よりウィンズ(場外馬券場)側へ下り、一本下の細い筋にある「大黒亭」。焼きそば、焼きうどん定食、野菜焼き定食、そば飯定食、日替わり定食が500円。焼きそば、焼うどん、そば飯は無料でオムレツにしてくれる。お金が心細い時は、そば飯を単品で注文をすれば、たしか380円だったはず。単品でもオムレツにしてくれるので、これはさらにお得。僕は焼きそば定食をオムレツそばにしてもらったものを良く食べる。平日のお昼しか営業していない小さなお店なので見逃さないように。

簡単ではあるが5件紹介した。まだまだ安くて、おいしいお店はあるが、今日はこの辺で。ルミナリエ見学後の晩御飯を贅沢し、お昼御飯は安くて、話のネタになるようなお店へ行ってみるのも楽しいと思います。もし神戸にいらして、おもしろい所をお探しの場合は、JR元町駅より徒歩3分、「大黒亭」より三宮よりの当店へお越しください。ご紹介いたします。

今週は『新少林寺』。
ジェット・リーがリー・リンチェイと名乗っていた頃の『少林寺』はとてもおもしろかった。今更『少林寺』をリメイクしてもなぁと思った人も多いはず。

でも、この映画はまったく違う映画である。どちらかと言えばアクションは主流ではない。
先に言ってしまうと僕はとても感動した。もしかしたら、今年のNO.1映画かもしれない。

主演のアンディ・ラウはとても傲慢な将軍で、敵が許しを請うても殺してしまう冷血漢。義兄の将軍の暗殺を企てようとし、部下のニコラス・ツェーに逆に裏切られ、大事な娘を死なせてしまう。改心したアンディは助けてもらった少林寺の僧になる。しかし逃げたアンディをニコラスは許さない。少林寺を潰し、アンディを殺そうと大群で押し寄せる。

話としてはいたって単純なのだが、もう少林寺の精神がすばらしい。悪事の限りをつくしたアンディをも許し、受け入れる。民のために惜しみなく働き、しかたなく戦うが、死んでゆく時は「御仏のご慈悲を。」と仏に許しを乞う。少林寺の僧とはなんと高潔なのだろう。僕はその高潔さに胸を打たれた。

このような高潔な精神を持っているはずの、かの国はいつに間にその精神を無くしてしまったのだろう。サイバーテロは行うわ、コピー商品は平気で作るわ、一部の人たちは日本に対して暴力的だわと、ひとつも高潔さを感じさせない。ま、日本人も違う所で高潔さを無くしているけどね。この映画を観て、人を許す気持ち、人を助ける気持ちを学んでほしい。日本人も、かの国の人もである。いや全世界の人にかな。宗教心などかけらもない僕が、宗教のすばらしい部分を観ることが出来たように思う。

主演のアンディ・ラウは、彼の代表作になると思えるほど僕的には良かったし、脇役ではあるがジャッキー・チェンのとぼけた役も良かった。彼のアクションシーンも少しだがあるので、ファンは必見です。今回、特においしい役はニコラス・ツェーの悪役。
ベテランたちに囲まれて、かなり頑張っていた。

もう一度言うが、今年のベスト1かもしれない作品です。
もう上映は終わっているかもしれませんが、是非レンタルでも良いので観てください。

以上、店長でした。



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