2010年06月の日記
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●2010年06月05日(土)
今週は、小ネタで。

備品の注文に行った帰り、駐車違反の取締りをしていた。
取り締まられていた車には、ある党の議員の大きな顔写真が。
ものすごくカッコ悪い議員である。ま、本人ではなく、事務所の
人が駐車違反をしてしまったのだろうが、笑顔のアップにフルネームを書いた車には違反キップが貼られていた。
調べてみると、現参議院議員らしく、ホームページには、『国民生活の危機脱出』と書かれていた。
お前こそ、次期、参議院立候補に危機を感じろ!と言いたくなった。当然、僕は根本的なルールを守れないような議員には一票はいれない。

お昼ご飯をローソンに買いに行った帰り、バンバン音がするので見てみると、10メートル先からベルトを振り回しながらフラフラ歩く危ない奴がやってくる。
小柄で細身、黒の上下スーツを着て、ズルズル、ベルトを引きずりながら、突然ベルトを振り回し、近くにあるバイクなどを叩いている。でも人は叩いていないようである。
おかしな奴ではあるが、人を叩くと捕まるというモラルを持って行動しているのだろか?
なんとなく秋葉原の連続殺傷事件の犯人とダブり、思わず道を譲ってしまった。
こんなクソがきに道を譲ってしまったことに後悔したが、すぐにやばいことには関わるなと睨んでいる嫁の顔が浮かび、納得した僕であった。
ベルト男はJRAのあるほうへフラフラ歩いて行った。あの辺あたりには、ガードマンや警官もいるはずである。
捕まったのだろうか?確認はしていない。

また子供の授業参観があった。当然、嫁は行くことが出来ないので僕が行くことになった。今回は図工の授業である。
算数や国語と違い、図工は授業を聞くのではなく、何かを作るので、生徒たちはわいわい言いながら作品を作っている。
そうしていると保護者のお母様がたも、そこここで小声で話をし始めた。わいわいしている教室ではあるが、子供たちは無駄話をしている様子もなく、一生懸命、図工のことのみ話をしている。
さすが私学の生徒、おりこうさんばかりだ。
その時、ある一人の子が叫んだ。「ママ、携帯でメールしている!」お母様は小声で「もう、うるさい。」
着飾って、グリングリンに巻いたヘアースタイルのお母様がたばかりなので、ちょっと面白かった。

今週は『処刑人2』。
前回の『処刑人』は2001年公開だから9年ぶり、アメリカでの公開は2000年だから10年ぶりの続編である。
最近では10年ぶりの続編は珍しくないが、『処刑人』公開後、カルトなファンを多く作った本作の監督、トロイ・ダフィーは公開直後より続編を作ると言い続け、ファンサイトで『処刑人』グッズを売りながら、まったく映画を作らなかった。
1、2年ぐらいはファンも期待して待ち望んでいたのだが、さすがに5年目ぐらいから続編製作予定はグッズを売るための口実とささやかられていた。あげく「何かをすると言いながら、ずっとしない」ことを「ダフる」という言葉までファンに作られたトロイだったが、やっと面目躍如、続編を作ったのである。

最初に言っておくが『処刑人』2作にストーリーの楽しさを求めてはいけない。
男性はガンガン炸裂する銃撃シーンを、女性は二人の主役、ショーン・パトリック・フラナリーとノーマン・リーダスのイケ面ぶりを楽しむ映画である。
その点では今回も合格だ。少し年はとったが、二人の主役はかっこよく、背中合わせに銃を連発するシーンに感涙したファンも多かったと思う。

監督のトロイが作ったストーリーは、まるで子供の考えるようなことばかりで、全く深みが無い。
銃を突きつけて脅かして、ウンコ漏らしたやら漏らさなかったやら、前に見た映画のような作戦で攻め込んで、失敗しそうになるが、やけくそでバンバン撃って成功してしまうやら、とても稚拙で下品である。
でも良いのである。ストーリー重視の作品ではないのだから。
ピーター・フォンダやカメオで出ているあの人もカッコ良かったしね。
(僕を含めて)一部の人が熱狂する作品なので、お奨めとまでは言いませんが、処刑人ファンはかなりリピーターとなる作品です。

以上、店長でした。

追伸 嫁はリハビリを始めています。足を引きずりながらですが、杖を使わないように努力しています。あと1、2ヶ月で歩けるようになれば良いと思っています。


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