2009年10月の日記
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●2009年10月25日(日)
ポイントカードはそこそこ持っている。

映画館のポイントカードは3種。
映画の場合はポイントを集めると無料鑑賞券をくれるので、かなりお得である。また、109の映画館では空いていれば、普通シートからエグゼクティブシートに変更してくれる。少し広めで、背もたれが倒れるシートに身を沈めると、なんだかリッチな気分になる。
僕が1年間に観に行く映画数で、5、6回は無料になるポイントがたまる。基本的には前売り券を買う主義なのだが、特典がない場合はポイントで観るかな。マイケル・ジャクソンの『This is it』は特典がないのでポイントで観に行くことにした。
無料で、エグゼクティブシートなんて、ちょっと贅沢でしょ。
先週、席のリザーブもしているので、全世界の人と一緒に初日を味わうつもりである。

あと、サンマルクカフェのカードは10ポイントでコーヒー1杯無料。以前は5ポイントで1杯無料だったり、雨の日は2倍ポイントだったのに、今は違う。多少不満はあるが、今も休憩時間には近くのサンマルクに通い、文庫本を読んだり、仕事のスケジュールを確認したりしている。

他には、10ポイントたまると1時間無料になるマンガ喫茶のカード、ヤマダ電機とTSUTAYAも持ている。

僕はたまったポイントを出来るだけ早く使うことにしている。それには理由がある。

僕がハーバーランドでお店を出していた時のこと。昼食は近くの飲食店ですませていた。その中に、ちょっと名のしれたクレープチェーンが店を出していた。
クレープなんて男の食べ物やない!思っていたのだが、嫁と付き合っていた時に、お昼にここのクレープセットを食べたのがきっかけで、ちょくちょく食べるようになってしまった。

ま、甘いクレープを食べるのではなく、ソーセージやツナをトッピングしたおかずクレープばかり食べていたのだが。

初めて行った時に貰ったポイントカードは2倍デーとかがあったりして、2ヶ月ほどで、20ポイントたまってしまった。
20ポイントでは・・・お好きなクレープとドリンクMか。お、30ポイントでは・・・お好きなクレープとドリンクMとポテトとお楽しみプレゼント、お楽しみプレゼント?これはなんやろ?お楽しみか・・・かなり魅力的だな。よし、あと10ポイントためよう。

ということで、あと1ヶ月がんばって、とうと30ポイント!おめでとう!!俺!!次回は何がもらえるか楽しみだ!!
仕事の都合上、翌日に行くことができなかったが、翌々日には行くことが出来る。僕はポイントカードを持ってウキウキ気分でお店へ・・・でも・・・つぶれていた。閉店だった。ずっとクローズだった。

その時の悲しさは一生忘れないだろう。どうして20ポイントの時に食べていなかたんだろうとか、昨日ならば交換してもらえたのではないだろうかとか、いろいろ後悔が頭をよぎる。一番のショックは、お楽しみプレゼントである。何がもらえたのだろうか?謎のままである。
これを読まれた方で、当時のオーガスタプラザ(現プレミオ)の地下1階のフードコート、外にあったプレハブのようなクレープ屋さんのお楽しみプレゼントをも貰った方がいらっしゃいましたら、当店までご一報ください。そしてお楽しみプレゼントが何だったか教えていただけたら、とてもとても嬉しいです。
出来れば、それがつまらない物で、なーんだ貰わなくても良かったと言えるような物でありますように。

今週は、『ワイルドスピードMAX』。
『ワイルドスピード』シリーズ第4弾。シリーズ1作目のメンバーの復活はファン必見である。
1作目では、まだ無名だったヴィン・ディーゼルも主役級のスターになったので、エディ・マーフィーの『48時間・パート2』で主役がニック・ノルティと入れ替わってしまったようになるのだろうかと心配していたが、ポール・ウォーカーとダブル主役という感じで作られていたので、その辺は安心した。

少しCGな部分も入ったりしてはいたが、カーアクションは健在で、1時間40分ほどの上映時間は、あっと言う間だった。
残念な点は、もう少し沢山の種類の車とレースシーンが観たかったのと、僕の好きなミシェル・ロドリゲスが、前半すぐに、あっけなくいなくなってしまったことかな。

とは言え、一般道でのカーレースや、洞窟でのチェイスシーンは迫力満点だった。あと、ハンの登場場面で、これは2と3の間の話であることをわからせてくれるところが憎い演出である。ま、監督が『ワイルドスピードX3』の監督だからね。

内容はたいしたことはありませんが、スカッとしたい人にはオススメです。観に行って下さい。

最後に、監督のジャスティン・リンの名前が、エンドロール、キャストのFBIエージェント役のところに載っていた。どこに出ていたのだろうか?探してみてください。

以上、店長でした。

●2009年10月17日(土)
大学の時、髪の毛が薄いN君に、みんなは「絶対、禿げる!若禿げになる!!」と言っていた。N君は、くやしそうに「ええ毛生え薬見つけたって、お前らには絶対に教えたれへんねからなぁ!!お前らが髪の毛薄なって、苦しんでる時に俺はフサフサや!!」と言い返していた。

あれから二十数年経っている。N君の頭髪はどうなったのだろうか?大学卒業後、N君は宅配会社に就職し、苦情課に勤めていた。髪には危険な仕事である。ストレスたまるもんね。

猫毛で、細い僕の髪の毛も禿げそうだとみんなに言われていたが、なんとか46歳の今でも人並みには生えている。母が良く『苦髪楽爪』と言っていた。苦労が多いと髪の毛がよく伸び、楽をしていると爪がよく伸びるそうである。苦労しているからなぁー。

とはいえ、やはりこの年になるとピンチは感じるようになった。
髪の毛にハリが無くなり、より細くなったような気がする。
この間、当店に来た大学時代の友人U君も、同じことを言っていた。

僕的には結婚もしたし、この年まで生えていたのだから、髪の毛にはさほど未練はない。中途半端な禿が目立ってきたら、スキンヘッドにしようと思っている。
そうなれば、頭にドクロの刺青なんか入れちゃって、黒の皮ジャンにチェーンなんかジャラジャラいわせて、もちろんサングラスも常時着用なんて・・・という話を嫁にしたら、「あなたは、看護学校の教師を辞めるつもりですか?」と言われた。
ごもっともです。でも、それぐらいの夢ぐらいは語らせろよ。

髪の毛が伸びると、少し天然パーマな後ろ髪は先端が少し丸まっておばさんのパーマのようになると嫁は笑う。長髪になると毎日シャンプーをしているのに頭皮がかゆくなる時がある。
散髪に行きたいのだが、今月はかなり出費が続いたので、来月始めまでガマンしている。あ、いや、散髪代ぐらい持っていますよ。ただ散髪って心と懐の余裕がある時に行きたいでしょ。3500円ぐらいで言い訳がましいか・・・。

この間、駅前で見た人の髪型は両端がサザエさんの波平さんのように残り、真ん中が禿げていた。それだけならば、どこでもよく見る髪の毛なのだが、その人はおでこのやや上の真ん中にたわしのような丸い髪の毛がくっついていた。周りの髪の毛がまったくないのでかなり丸が目立つ。きっと会社ではマリモとあだ名されているかもしれない。それでもその丸を剃らないことが、カツラ業界が繁栄する要因なのであろう。

えらそうなことを言いながらも、吉本の芸人が宣伝しているスカルプシャンプーが気になるところは、僕もまだまだ髪の毛に未練があるのかもしれないな。

今週は『カムイ外伝』。
白土三平(シラトサンペイと読みます。)原作の実写映画化。
僕らの世代はアニメの『忍風カムイ外伝』だな。「忍びが通る獣道〜。風がカムイの影を切ーるー♪」の歌がかっこ良かった。
アニメでカムイの服はバカボンのうずうず模様のピンクバージョンだったが、さすがにそれは松山君のカムイは着ていない。

で、映画なのだが、う〜んという出来だった。
まずは良かったところ。松山ケンイチ君のカムイは良かったと思う。彼の待つ素朴さというか、貧乏臭さはカムイに合っていた。実写で変移抜刀霞斬り(へんいばっとうかすみぎり)や飯綱落し(いづなおとし)を見れた時はワクワクした。

でも良かったところはここまで。
全体的にはグダグダな展開で2時間半。ひどい出来のCGは鹿やサメがマンガにしか見えない。小雪は松山君を始めて見た時の印象を「体硬ッ!」と言っていたが、あなたも動きが滑らかでなく、アクション向きではありません。僕の好きな大後寿々花ちゃんは落ち込んでいるか、叫んでいるかと彼女の繊細な良さが出ていなかった。
極めつけは、香港のスター、イーキン・チェン。
最後のエンドロールが出てくるまで大頭役がイーキンとはわからなかった。大して活躍するわけでもなく、イーキンが生きていない。声も吹き替えで、またその吹き替えの声優さんがヘタクソで、わざわざイーキンを出演させた意味がまったくわからない。

崔洋一監督の場合は、『月はどっちに出ている』や『血と骨』のようなすばらしい作品を作るのに、たまに『花のあすか組!』や『いつか誰かが殺される』のようなウーン映画も撮ってしまう。角川アイドル映画から決別したと思ったら、まさか松竹で、こんな映画を作ってしまうとは、かなり期待していただけに残念です。

カムイの必殺技を実写で見たい人だけ言ってください。

以上、店長でした。


●2009年10月03日(土)
僕が『今週の店長』を書くのは、映画館へロードショーを観に行った時のみである。だから毎週書けないのである。(言い訳がましい?)
TVやDVDならば、週に3本は観ている。これに海外ドラマをを足すと週10作品は観ているかな。ま、仕事ですし、大好きなもので。

そこで今週は映画館に苦言。
最近の映画館のスタッフはなっていない!僕は神戸の映画館しかいかないので、それしか書けないが、どうも映画館に関して不快に思うことがあったので、書くことにした。褒めるところは褒めるので、関係者は読んでおくように。

まず、Mという大きな映画館。売店のスタッフは新人が多いのか、覇気がない。前売り券の切り方も雑だ。君らは前売り券なんて、たかが紙切れだと思っているかもしれないが、前売り券にもコレクターはいる。綺麗に保存しておられるのだ。それを煩雑に千切る。時には前売り券の上の部分がかけていたりもする。それでも平気で渡そうとする。クレームをつけると、え?何で?という顔をする。
前売り特典が見つからない時など、「全てお渡しして、なくなりました。」と言われたこともあった。発売当日で、そんなに売れない映画だったのにだ。探す気がなかったとしか思えない。チケット売り場の人も前売り券を雑に扱う傾向がある。ポイントの件でも言いたいことはあるが、いっぱいありすぎるので、これはやめておく。

前売り券の切り方が良いのはビルの上のK。とても丁寧に前売り券を扱うのだが、たまに裏面の劇場名を書いているところに蛍光マーカーで線を引いているのは、コレクターにとっては値打ちが下がるのでやめてほしい。あと、暇そうな時は、よくスタッフがおしゃべりをしているかな。僕は、お喋りは、仕事に支障がなければ怒らない。暇なときはしかたないものな。

数字の付く劇場は、スタッフの態度は悪くない。でも、ここも前売り券を雑に扱う。『20世紀少年』の3部作の前売り券は3枚がつながっている。僕は、折れないように真直ぐ丁寧に保存していた。それをチケット売り場の女の子に折り曲げられた時は、さすがに「あ!」と言ってしまった。それから、座る席の件。この劇場は会員になると、一般の値段でランクが上のエグゼクティブシートに座らせてくれる。ほとんどのスタッフは「エグゼクティブシートでもご利用可能でございますが。」と言ってくれるのに、ある日の男性スタッフは、何も言わず、一般席を勧めようとした。僕が「エグゼクティブシートでも良いですか?」と言うと、「かまいませんよ。」とぶっきらぼうに言われた。
あれ?これって良い映画館じゃないな・・・。でも、全体的には悪くないです。

Lというミニシアター系の映画館はきっちりしている。それは悪いことではないのだが・・・。少し融通がきいてもと思うことがある。以前、この映画館のファンの人がミクシーでブログを作り、沢山のファンが集まったので、オフ会を開くことになった。僕も参加することになり、その旨をLのスタッフに話した。とても喜んでおられ、どういった内容だったかを話してほしいと言われた。僕は快く引き受け、その際に「もし、なにか余っているような前売り特典なんかあればいただけないでしょうか?つまらないものでも結構です。せっかくみんなが映画館にために話してくれるのだから。Lさんからのお礼と言えば良い意見も出ると思いますよ。」と進言してみた。スタッフの方は「そうですね。上の者と相談してみないといけませんが、訊ねてみます。」と。でも、それっきりだった。
しかたがないので、僕がLの映画館で上映されたポスターを粗品として進呈した。スタッフの対応にはまったく問題なにのだが、最近、閉館になったCの半分ぐらいフランクであったらと思うことがある。ま、会社の方針と上司が厳しいのでしょう。

仕事として働いているのだから、別に仕事内容が好きか嫌いかなんて一般的に言えば関係がないかもしれない。でも、映画館に勤める人は、出来るだけ映画を愛している人にしてほしいと僕は思う。

チラシ1枚、ポスター1枚、前売り券1枚に関しても愛情を持ち、映画館に来られた人が気持ちよく帰れるようなスタッフ教育が必要だと思う。映画館に入った瞬間から、そこは日常を忘れさせてくれる夢の空間であってほしいと思うから。

いろいろ苦言を述べたが、映画館を良くして欲しいからの意見だと思ってください。

最後に、今一番スタッフガ良いのはHという映画館。この間、チラシだけを貰いにいったのに、エレベーターの所にスタッフが立っており、挨拶はもちろん、帰りのエレベーターのボタンまで押してくれたのには恐縮した。これが、いつもだとうっとしくなりマイナス効果だが、たまには良いかもね。それに、とても明るく、礼儀正しい男性スタッフが多いのは好感が持てる。残念なのは、ヒット映画をあまり上映しないので、ガラガラでなこと。ロビーは神戸の山が見渡せる大きなガラス窓があり、ぼーっと上映時間を待つには最高の場所なのになぁ。

今週は『ウルヴァリン X-MENZERO』。
『X-MEN』シリーズの主役、ウルヴァリンのスピン・オフ映画。主演はシリーズと同じ、ヒュー・ジャクマン。

普通に楽しめました。ウルヴァリンの手から出る、3本のソードが鉄なのは何故か?ウルヴァリンはどうして記憶がないのか?ローガンがウルヴァリンと呼ばれている理由や、兄弟のことなど全て教えてくれる。

ウルヴァリンの兄、セイバートゥースことビクターの幼い時は可愛かったのに、大人になったら熊みたいなオッサンになったことにがっかりした女性たちも多かったかもしれないが、ガンビットの男前度に気持ちを取り直し、ファンを作ったのではないかな。

ヒュー・ジャックマンの鍛え上げられた身体もすごく、タンクトップの似合うウルヴァリンはかっこいいなぁと男の僕でも思った。ケイラという女性を殺されたことが原因で改造手術を受けるのに、生きていた時にはあっさり許してしまうのは、もっと怒れよと思うが、ま、ご愛嬌ということで。

他に、青年期のサクロプスも、立っているあの人も登場します。大絶賛とまではいきませんが、ファンはかなり楽しめるので、是非観に行ってください。

以上、店長でした。




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