2008年04月の日記
[HOMEに戻る] [過去の日記一覧] [管理者モード]
●2008年04月26日(土)
4月も終わりそうなのに今月初めての書き込みだ。
別にさぼっていたわけではない。前回の『僕の病院日記』がかなり長くなってしまったので、それを書くのに費やしてしまったからだ。
本当はもっと書くに値する病院ネタはあるのだが、途中で面倒臭くなってしまう僕の悪い癖であれだけになってしまった。
より詳しく聞きたい人は、直接、僕に聞いてください。

さて、4月には大きなイベントが2つ。1つは娘の小学校入学。ただ、これはその日が来れば僕の努力がなくても始まるので、希望と不安を胸に抱いた娘を父親として静かに見守るしかない。今は毎朝6時に家族全員起床し、電車とバスに乗り、1時間弱かけて通っている。娘はとまどいながらも楽しそうに通っているが、送り迎えの大変さに嫁がナーバスになっている。僕は夜10時以降のテレビ番組を観ることが困難になった。(かなり眠い。)

もう1つは我らが劇団『よりみちProduce』の旗揚げ公演である。演出である僕が公演2週間前に1週間入院するというハプニングもあったが、無事終了した。

僕の退院後、あるものは仕事、あるものは体調不良と2日しか練習はできなかったが、それでも本番はやってくる。
笑えたのが、体調不良の理由の全部が「ノドが痛い。」だった。キャストの5人中4人までもがそう言った。キャストの一人、キンちゃんなんか本番当日の朝6時頃に「ノドが死ぬほど痛いので、近くにある病院を教えてほしい。」とメールしてきた。僕はキンちゃんが、泊まっているホテルの隣のビルにある耳鼻咽喉科を紹介した。ホテルの人も隣にあることぐらい早く教えてやれ!!
僕が入院した理由がノドの悪化が原因だったからか、みんな神経質になっていたみたいである。

公演の二日間は、変換ジャックが無くて買いに行ったりとか、1日目の公演にお客様が入りすぎて後ろの人は役者が見えなかった時があったりとか、子供が本番中に「早よ帰ろ!」と言う声が静かな場面で響き渡ったりとか、本番中に音響のWさんが我慢できなくなりトイレへ行ったりとか、小さなトラブルはそこそこあったが、大きなことはなく本当に良かった。

ただ、観に来た母の知り合い(ほとんどが母の日本舞踊のお弟子さんたち。60歳オーバーの人ばかり。中には85歳の人も。)は僕たちのお芝居の感想は話さず、娘が特別出演した前説(芝居前にする説明やご注意など。娘は一人で舞台に立ち、お客様に説明していた。)ばかり褒めるのには参ってしまったが。

来月はじめのお稽古で反省会を行い、いよいよ第2回公演に向かって動き始めます。次回公演はまだまだ未定ですが、応援してください。

今週は2本。簡単に・・・。(おいおい、映画批評がメインではないのか!?)
まずは『ジャンパー』。4月の公演後、すぐに観に行った。あまり、みんなが褒めないので、少し萎えて観に行ったが、言うほど悪くなかった。ヘイデン君もダース・ベイダー以来、久振りに見たが、相変わらずかっこいいしね。
ま、ラストの盛り上がりがかなり弱いのと、今更テレポ−テーションなんか珍しくも無く、ふ〜んで終わりましたが。

もう1つは『バンテージ・ポイント』。特に超メジャーな人は出ていない。僕の大好きなシガニー・ウィバー(年取ったなー。)も最初に少しだけだし、主役だろうデニス・クエイドは、あいかわらず花がないし、フォレスト・ウィティカもビデオを持ってあたふた走っているだけの役だし、『LOST』のマシュー・フォックスも、そんな役かと言いそうになる。

でも、話の展開はかなり面白かった。まるで『24』を観ているみたいに、息をもつかせぬスピード感にぐいぐい引き込まれる。
大統領が広場で撃たれるシーンから始まり、それぞれの人物から見た暗殺23分後から描くシーンを何パターンも作り、見る方向を変えてゆくことで謎を解いていく。90分ほどがあっと言う間に終わってしまうほど緊迫感があった。

ラストはかなり安直で、「そんなことはないやろ!」と突っ込みそうになるが、それ以外はグッドな作品です。この作品はオススメです。

両方とも、すでに終わっているかもしれませんが、DVDで観て下さい。

以上、店長でした。

最後に。公演中の4月5日は僕の誕生日だった。45歳になる僕には誕生日などどちらでも良いことなのだが、嫁と娘でケーキを用意してくれ、一日目の公演終了後にみんなでお祝いしてくれたのには感激しました。
家族以外にも祝ってもらったのは小学生以来だった。みんな有難う。






WebDiary CGI-LAND