2007年12月の日記
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●2007年12月22日(土)
みなさん、今年もあと少しになりました。いかがお過ごしですか?
クリスマスが楽しみな人、クリスマスなんか来なければ良いのにと思う人・・・僕は来なければ良いのに派かな?
だって、娘のためにパーティーずくめになるから。お金がかからないのならば良いですが、この時期はビンボーになります。

今週も映画を観に行けておりませんので、映画評は書けません。ま、ご挨拶がわりだと思って読んでください。

せめて僕的、今年のベスト5でも。
これはあくまでも劇場に行ったものに限定します。DVDやTVでは劇場の3倍は観ていますが、僕は劇場にこだわります。

1つ目、『大日本人』。好き嫌いはあるかもしれません。ラストで松本監督があれをしたかったというのはわかるのですが、やはり一般受けはしません。でも、彼はやはり天才です。僕は認めます。

2つ目、『キサラギ』。まるで、演劇を見ているような感覚でした。主演の小栗君も良かった。若手もベテランも楽しそうに演じている映画でした。

3つ目、『グラインド・ハウス』。『プラネット・テラー』もバカさ満載で良かったのですが、僕は『デス・プルーフ』のほうが好きかな。あのタフガイ、カート・ラッセルに「ごめんなさーい!」と言わせ、ボロボロされる姿を観れるだけでも充分価値あり。

4つ目、『自虐の詩』。大人の頃より、子供の時のエピソードが泣かせます。ラストの関西新空港のアジャ・コングの熊本さんに驚きました。

5つ目、『クローズZERO』。オープニングのTHE STREET BESTSの唄うシーンにしびれました。今の時代よりちょっと前の学生たちのケンカする姿に血沸き肉踊りました。『ジャンゴ』とは違い、三池監督、お得意のVシネのような楽しさが大好きです。
ここでも小栗君は良かった。


いろいろご意見もあるでしょうが、あなたのベスト5も教えて下さい。

では、みなさん。良いお年をお過ごしくださいませ。来年もシネマインク.をよろしくお願い致します。

最後に来年期待している映画を。『インディー・ジョーンズ4』も楽しみなのですが、本当に期待しているのは、画像のこれだ!!

以上、店長でした。





●2007年12月08日(土)
この間、お芝居の練習で、3月の公演のラストあたりに是非使いたい曲があると提案した。それはかなりヒットし、オリコンチャートも長く上位だった曲であるので、きっと若い人は知っている。(若い人と限定したのは、僕たちの年代の人にはあまり馴染みがないからだ。嫁なんか、クリスタル・ケイは知らないが、クリスタル・キングなら知っていると僕に失笑をかっていた。)僕は「今回のコンセプトである大人の恋に合うのだ。」とみんなに説明したら、メンバーの一人が、「その曲を唄っているのは僕の弟の彼女です。」と。ドッヒャー!いきなり身近に有名人かよ。知り合いならば無断で曲は使えない、使う場合は音楽協会に許可を得て、使用料を払うという意見も出たが、僕は断固として「ゼニは払いまへん!」と言い切った。(自慢するようなことではないが・・・)

思えば僕の知り合いに有名人はいないな。せいぜい、『世界仰天ニュース』の外国人再現フィルムの常連、ブレイク君ぐらいか。(mixiの「ブレイクを探せ」を参照のこと)
おー、そういえば高校で教師をしていた時、一番目のお姉ちゃんがウン十年前かなりのアイドルで、二番目のお姉ちゃんがバラエティコントで有名だった姉妹の三番目の妹を教えたことがあったな。彼女は卒業後、芸能界へ入り、少しは雑誌に載ったり、テレビにも出ていたらしいが、今はどうしているのだろう。僕は彼女に「有名になり、懐かしの恩師というコーナーがテレビあれば俺を呼ぶように。」と念を押していたが、未だに声はかからない。

こんな話をお店でしていたら常連さんが、「有名人ではないけれど、明治牛乳のビンのふたのデザインは僕のおばあさんが考えたんです。」と。それはかなりすごい!!人は時が経てば忘れられるかもしれないが、ふたはビンの牛乳がなくならない限り永遠に人の目に触れる。これが一番すごいかもしれない。

ま、僕の有名人に対する必要度は、店の宣伝になるか、ならないかで、特に誰かに会いたいというのはないのだが。

今週は『ボーン・アルティメイタム』。ジェイソン・ボーンシリーズの第3弾。実は前2作を最近まで観ていなかった。
観に行った人の感想が「まーおもしろかったよ。」とか、「悪くはなかったよ。」程度で、絶賛ではなかったからだ。だから前2作は今年11月の地上波テレビで寝転びながら吹き替え版を初めて観たのだった。なるほど、たしかに大絶賛とはいかないが、僕はおもしろかった。僕は駆け引きものが好きなので、ボーンの人を煙に巻く行動は爽快に思えた。前2作が面白かったので、これはぜひ劇場に観に行って、ボーンが誰なのか知らなくては。

そして、この3作目も派手さはないが面白かった。今回もCIAの追っ手やヒットマンから逃げるボーンの手際の良さに関心し、CGではない生のアクションやカーチェイスにドキドキした。これがこの映画のすごさだろう。マット・デイモンという役者は一見地味そうだが、確実に仕事をこなす、まさしくジェイソン・ボーンのような人物だと思う。だから劇中でケガをしても、ピンチに追い込まれても、きっと切り抜けられるような安心感がある。

前作『ボーン・スプレマシー』でも出演していたCIA局員のパメラ役、ジョーン・アレンは今回もかっこいいし、全3作に出演したニッキー役、ジュリア・スタイルズも今回は意外とメインで出演していた。何か含みのあるおっさん達が沢山出て、話を盛り上げ、ラストはこうなるだろうなという終わり方だが、納得はさせてくれる。

合格点はあげられるおすすめ映画です。

以上、店長でした。

●2007年12月02日(日)
久しぶりに携帯電話の機種変更をした。ついでに料金プランも変更した。

僕はソフトバンクがJホーンだった頃から使っている。最初に買った時は特にメーカーにこだわりはなかった。仕事用だったので、店を開業していたビルではどこのメーカーの電波が入りやすいかで決めた。
料金プランも、当時は仕事で良く電話をかけていたので、ビジネスプランという基本料金が比較的高いものを選んでいた。

ところが元町へ店舗を移行してからは、そんなに携帯を使わなくなった。ひどい時には電話は週に1回か2回、メールは3日以上こない時がしょっちゅうだ。「俺って友達少ないのか?」と思うほどである。ま、僕も自分からはよほどの用事がない限り電話はかけないし、メールを打つのは今でも苦手だ。(きっと女子高生の50倍は時間がかかるだろう。)

そんな理由で、今、はやりの「ホワイトプラン」にしようと思った。ついでだから電話も3Gとかいうやつに変えてやろうと考えた。

「ホワイトプラン」に変えると友人はソフトバンクが多いので、午後9時まではタダだし、メールもソフトバンクならタダじゃないか!どう考えたって僕の月々に払う金額は半分以下になる。
電話はワンセグ携帯だな。アクオスの着いたやつ。嫁は「テレビなんか見いひんやん。」と言うが、店の常連さんや友人達のを見せてもらって、1年ぐらい前から機種変更するのならば、ワンセグにすると決めていた。うん、絶対ワンセグだ!!ってワンセグの詳しい意味は何だ?・・・えーい、良く映るテレビのことだろうが!地上波がデジタルになるのだから、今後はこれだ!ろ?

しかし、今の料金プランや契約変更はわけがわからないなぁ。
例えば・・・
僕「携帯をこの新しいワンセグ携帯に変えたいんですが。」
店員「これだと月々3500円のお支払いの24回払いとなります。」
僕「え、一括だと6万円と違うの?」
店員「これは新しいタイプですので。こちらの1タイプ前のものならば月々2500円になります。」
僕「24回かける2500円で6万はわかるが。じゃあ、これは6万円じゃないの?」
店員「違います。」
だって、料金の書き方がぜんぜんわからいんだもの。なんで、あんなにいっぱい料金形態を書いているんだ?新規ご契約の料金が安いので、これ、といったら機種変更ならば10倍以上の料金になる・・・もっと、わかりやすい書き方をしろ!値段書いてない店もあるが、あれなんか高いすし屋のようでドキドキする。結局、僕は前のタイプの2500円にした。

料金プランでも
僕「もうホワイトプランだけでええねん。あと安心保証だけな。他のは全部いらん。」
店員「お客様、ホワイトプランだけですと、頭金として3000円いただかなければなりません。しかし、ここでWホワイトにしていただくと980円ですみます。来月頭に解約されれば2000円近くお得です。」
僕「その3000円って何なの?じゃあ、例えば3000円払ったら1回分の携帯分割料金とかに還元とかされるの?」
店員「いや、どこにも還元されません。ただ、3000円取られるだけです。」
僕「それはどう言うことや!ホワイトプランならば3000円は消えて、Wホワイトを1ヶ月だけ入れば980円だけで頭金払わんでええ言うのは、意味がわからん。」
店員「申し訳ございませんが、そういうシステムでして・・・その代わりWホワイトやパケットし放題やオプションはこちらから1ヶ月以内に取り消しておきますので、お客様にはWホワイト料金のみがかかるだけです。」
僕「誰がパケットし放題やオプションをたのんだ!全然意味がわからん!!!」
奴らはきっとタヌキかキツネだな。人が言っているプランを勝手に変えて、こっちのほうがお得だからと納得させる。詐欺とは言わないが、自分のポイント・イコール、給料にかかわってくるものだから、奴らは、うまく言いくるめることが出来そうなチンプンカンプンな人たちを、自分が得するほうへ言いくるめて契約させる。これで良いのか!携帯会社。

とは言え、3000円が無駄に消えていくのは嫌なので1ヶ月だけWホワイトに入りました。(この980円にも消費税がかかると後で気づいた。今はちゃんと消費税込みの値段を表示しなければいけないのだぞ!うちの店でもしているぞ!JAROは知っているのだろうか?)

皆さんも携帯会社と勝負する時(行く時)は、別会社に変えても良いと思うくらいの覚悟で行って下さい。でないと僕みたいに返り討ちにあいます。

今週は『クローズZERO』。三池崇史監督作。前回の三池映画『ジャンゴ』はダメだった。今回は三池監督お得意のバイオレンスものだ。先日『マスター・オブ・ホラー』の三池作品、『イン・プリント ぼっけえきょうてえ』を観たが、素晴らしかった。Vシネに三池有りと言わせた時代のギトギトさ、おどろおどろさが出てかなり満足だった。今回は頼むよ・・・と言う気持ちで僕は劇場へ。

『クローズZERO』、これが素晴らしいほどのVシネマ状態で、たまらなく良かった!オープニングのライブハウスシーンでハードロックバンド、THE STREET BEATSが『I WANNA CHANGE』を熱唱するシーンでは一発で打ちのめされてしまった。もうこれだけでも満足だー。
内容も今の不良でない、一昔前の血沸き、肉踊る次代の学ラン高校生の話は三池魂満載でかなり楽しかった。

小栗旬も山田孝之もかなり良い。小栗君は名前どおり、まさしく旬だけあって輝いている。それに加え他の役者も良かった。特に僕は素人のような喋りのマッキーこと牧瀬役、高橋努や片桐拳役のやべきょうすけも良かったなぁ。僕が行った日は平日の午前中だったので、劇場は全員女性だった。ほとんどが小栗君のファンだろう。(二、三人はヤンキーな女性もいたが・・・)
でもこれは男の映画である。あの口の中ににじむ血が鉄の味だなとわかる奴らの映画なのだ。三池映画なので、人間ボウリングや
トキオの手術シーンで、学生服のまま歩いて手術室へ入って行き、そこで服を脱ぐなどの、メチャクチャなところもあるが、三池作品なのだからそれで良いのだ。(いつも三池作品では書いているな。)

三池監督には『ヤッターマン』(さ来年公開予定)なんかよりは骨太バイオレンス映画を撮ってほしい。そう願う僕です。神戸に住んでいる人には六間道商店街や神戸中央卸売り市場がロケで使われいるので意外と楽しめます。(ちなみに鈴蘭高校は大阪の高槻南高校という廃校です。)

今回は男(あえて男と言い切ろう。)にオススメな映画です。
以上、店長でした。


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