●2006年09月17日（日） 台風が接近している。神戸にはあまり影響がないようなのですが、長崎、山口県の皆さんは気をつけて下さい。 台風なのだが、この１３号のアジア名は『サンサン』だ。台風なのにお日様『サンサン』かよ！ちなみに１４号は『ヤギ』。どういうセンスだ気象庁！もっと台風らしく『ビューン!ブウォーン！！』とか『力道山』、『安岡力也』とかつければ怖いような気がするのに・・。やはり、それなりの理由があるのか？気象庁、教えてくれ！ 今週は『マイアミ・バイス』。ＴＶシリーズでも有名な刑事もののリメイクだ。日本の『あぶない刑事』のモデルのような作品。（こういった２人組の話をバディストーリーと言うそうだ。） はっきり言ってＴＶ版は大好きたっだ。もう、ソニーとリカルドがかっこ良い！毎回ドキドキして見たものだ。ところが映画版はカスな出来だった。どこに制作費１億ドル（約１２０億円）も使ったんだ、と言いたくなる陳腐さ。唯一の最後の銃撃戦なんか１００万円くらいでタランティーノやロドリゲスなら作りそうだ。 この映画、撮影中に台風に襲われ、オープンセットなどが壊れたため経費が倍かかったそうだ。そうか、それでか。ならば６０億円くらいの内容か。それでもマイケル・マンよ、コリン・ファレルとジェイミー・フォックスのギャラに使いすぎたのか普通なシーンばかりだった。やはりドン・ジョンソンが観たかったなぁ。 ぜんぜんドキドキできないまま最後まで話は進み、ラストもすっきりしない終わり方だった。みんなの意見は「ま、普通だな。」でした。ま、時間があったら行ってください。 以上、店長でした。

●2006年09月09日（土） 今年の夏は『ニセもこみち』と『ニセエビちゃん』であふれていた。 コンビニの男の子に『ニセもこみち』は多い。でもなんだか彼らは汚らしい。バサバサでボリュームのある染めた髪の毛に不自然なほど色黒である。一歩間違えれば、若いホームレスのようだ。速水もこみち君は男前だからギリギリなところでさわやかカッコイイのだ。『ニセもこみち』たちはなんだか公園で寝ていて、早朝に起きたところのようなので、お前にアメリカンドッグを包んでほしくない！と言ってしまいそうだ。 髪をくりくりにして、清楚なファッション雑誌と同じ服をきた『ニセエビちゃん』もよく見た。でも、いかんせん蛯原友里さんのように品が無い。あれは何だろう。育ちの良さか、スタイルか？体格の良い娘が真似をすると、お笑い女性コンビ『アジアン』の太ったほう（馬場園さん）のようだったりする。 容姿で人のことをとやかく言える立場では無いが、少なくとも人まねだけはしない。僕はウェスタン以外の服を持っていない萩原流行のように一生ジーパンをはき続けようと思っている。（今はジーパンとは言わず、ジーンズだと？ほっとけ！）それもエドウィン。リーバイスのウエストの縮みは４０過ぎにはきついから。 今週は２本。８月は１本も観に行くことができなかった。映画観たいイライラ度満載でのぞんだ１本目は『グエムル』だった。 怪物は良くできていた。特に初めて川から現れ、人間達をグチャグチャにするシーンはすごかった。でも思ったよりこの怪物が出てこない。人間の話が中心になりすぎて、もっとソン・ガンホ家族対怪物の戦いを観せろ！と言いそうになった。別に人間のディティールを無視しろとは言わない。むしろ葛藤なり、失敗を見せられたほうがリアル感は出る。でも描きすぎ。もっと簡潔にしてほしかった。ラストバトルもなんだか先がわかったような対決だった。 ま、そこそこおもしろいので、暇があったら観に行ってください。怪物は口を開かなければ、つぶらな瞳でちょっとカワイイかったりします。 もう１本は『パイレーツ・オブ・カリビン デッドマンチェスト』。やっと観に行くことができた。映画ショップの店長たるもの、この大作を早く観ずしておかれようか！と言いたいところだが、混んでいる映画館が嫌い、予約をしてまでも行きたくないと言っていたら今になってしまった。 その間、お客様方より内容に関することを少しずつ聞かされ、大事なポイントを観に行く前にたくさん知ってしまった。（常連さんの中にはもう１０回以上観に行っている方もいる。） 早く行かない僕が悪いのだが、そのためかあまりドキドキしなかった。とは言え、良く出来た大作なので今年一番のヒット作になるだろうと思う。 感想はみんなと同じ。「早く続きを観せろー！！」である。 来年５月まで待てない終わり方だった。『パイレーツ・〜３』を観るためには必ず、映画館へ行ってください。たぶん『パイレーツ・〜３』の公開前にはＤＶＤも発売されるでしょうが、できれば大きなスクリーンで観てください。 でも相変わらずデップはかっこいいなー。４３歳、同じ年齢だ。 ・・・・、違うもんだな。ニセもこみち、エビちゃんのこと笑うのよそう・・・。 以上、店長でした。