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●2006年08月13日(日)
トラウマというには大袈裟だけど、自分の中で高級品という認識があるためか、なかなか注文できない食べ物がある。 例えばビッグ・マック。別に買えないほどの価格でもないのに躊躇して、チーズ・バーガーを買ってしまう。 本当は280円だからスターバックスのアイスラテもリーズナブルなのに、なまじドトールやサンマルクカフェでアイスコーヒー(アイスラテは220円)が180円だと知ってしまってからは、スタバは月1回の贅沢になっている。 あと、映画館の中で買う飲み物。150円から200円ぐらいなので問題なく買えるのに、つい外のコンビニや自動販売機で缶ジュースを買ってしまう。 劇場によっては最近、持込禁止の所も多いので、こっそりリュックに忍ばせてホール内に入ってから取り出して飲もうとする僕。すると、後ろから「あ、こんんちは。」と声がかかる。劇場のスタッフの人だ。今日は非番なので、個人的に映画を観に来たらしい。「あ、あ、ここ、こんにちは。」40過ぎのおっさんにとっては恥ずかしい限りである。(ちなみに彼女は劇場で買ったカップのコーヒーを飲んでいた。) きっと僕はお金持ちになっても、こんなセコイ考えは抜けないんだろうな。だって節約したお金で1作品分の映画代をため、そのお金で映画を観るのが大好きだから。 今週は『ジャスミンの花開く』。チャン・ツィイーのチャン・ツィイーによるチャン・ツィイーのための映画だった。 親子3代にわたる物語なのだが、若い娘はみんなチャン・ツィイーが演じる。つまり3人の娘をひとりで演じるのだ。娘が大きくなってチャン・ツィイーになるのは多少分かるのだが養子の女の子まで、大きくなるとチャン・ツィイー。 彼女のファンである僕は、チャイナドレスで唄ったり、お下げだったり、妊婦だったりと、いろんなチャン・ツィイーが観れるのでOKなのだが、作品としてはかなり眠い出来であった。 だからか神戸では2週間で終わってしまった。しかも後半1週はモーニング上映の1回のみ。特典のCD欲しさに前売り券を買ってしまった僕はかなりあせった。 もう、上映は終わっていますが、DVDが出たらチャン・ツィイーファンだけ観てください。 以上、店長でした。
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