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●2006年07月15日(土)
今週は2本観た。 まず、1本目は『M:i:V』。ミッション・インポッシブルの第3段である。相変わらず、トムの!!!という映画であった。彼は自分が目立たないと許されないと聞く。まさしく最初から最後まで目立っていた。そして、常にカッコイイ。捕まってリンチを受けてもかっこ良さを崩さない。 あの海外TV『フェリシティーの青春』でアイドルスターバリバリだったケリー・ラッセルなんか扱いがひどい。そんな顔見せていいのか!!という顔を画面いっぱいに見せます。(ネタばれなのであまり多くは語りませんが・・・。) たしかに『俺の映画!』を作っただけあって、スタントも使わず、かなりアクションをがんばっている。それはすごい! でも、アクションも目新しくなく、「どこかで観たシーンだな。」という箇所が何箇所か出てくる。監督のJ・J・エイブラムスはわざとオマージュ的に作っているとも聞くが、アクションのオマージュには新鮮味がない。 飽きずに観ることはできるが、特に感動もなく、普通のできだった。ま、夏の目玉映画なので暇ならば観てください。 2本目は『カーズ』。おなじみパパと花菜(娘)のラブラブ映画鑑賞の3回目である。娘も4歳、以前よりは落ち着いて(前から他のお子さんよりはおりこうに観てはいたが)観れると思っていたら、本編が2時間近くあったので「パパ、もう終わる?」と2度ほど訊ねられてしまった。 この映画、さすがピクサーなので良く出来ている。車の光沢は実写以上の描き方だし、細部にいたってセルアニメと違い、手抜きがないためどこを見ても安心できる。 ただ、派手なシーンは最初と終わりだけなので、中盤はけっこう退屈だったりする。子供向けではあるのだが、かなり大人にも受けようとするためか、ちょっと子供には長さがつらいかもしれない。だいたい子供向けの映画は1時間半が限界である。前回の『Mr.インクレディブル』も大人受けのオマージュ満載だったが、やはり長かった。 アニメはやはり子供のもの。子供が最初から最後まで楽しめる作品に仕上げてほしかった。 製作当時、ディズニーでは最後のピクサー作品になる予定だったので、かなりピクサーのやりたいことをして終わってやろうとしたのだろうか?残念ながら、ピクサーはディズニーに合併されてしまったので、次回もディズニー作品です。だからもっと子供向けに作ってやってください。 今回もポッポコーンセットを買い、ハンドタオルとクラフトも買って、大満足の花菜。次の日の幼稚園にはそのライトニング・マックイーンのハンドタオルを持って行っていた。 娘と映画へいつまで行けるのだろうか?僕は映画を観ている時の娘の顔を観るのが好きだ。その時は非常に幸せ。 以上、店長でした。
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