2006年06月の日記
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●2006年06月19日(月)
お店のエアコンが壊れた!つらい!!暑いよりもつらい!!
この時期にエアコンを買わないといけないなんて・・・。余分なお金が・・・。壊れたエアコンは、今のお店、元町に移転したときに最初から付いていた業務用のものを使っていたのだが、なにせ前は麻雀店だったからエアコンの空気がかなり臭かった。ダスキンのエアコンお掃除サービスで綺麗にしてもらったのに臭かった。それでも、4年間ごまかし、ごまかし使ってきた。でも限界がきたようだ。
思いきって買い換えることにした。

今回、3つの電器店で査定を出してもらい、安くて親切そうなところで購入することに決めた。
1件目は神戸の老舗電器店、S。お店の対応は悪くなかったし、エアコン本体はここが一番安かったのだが、設置の見積もりに来た人が、さんざん「ここの設置は難しい!」と連発して出した見積もり額があまりにも高いのでやめた。
2件目は大手のY。ここははっきり言ってダメ!僕はかなり怒っている。まず、最初に修理のことで電話した時の女性店員の態度がなってない。「あー、えっと、少々お待ち下さい。あ、それは大丈夫ですぅ。」、「あー、少々お待ち下さい。−あ、やっぱり無理です。」なめとんのかお前。
今度は店舗に行って設置見積もりに来てもらう話のとき、「えっと、土日は施工業者は休みなのでーえ、電話で土日でも来てくれると言った?いや、うちは無理です。」この対応でもイライラ!
挙句、月曜に見積もりに来た設置業者が「ここにはエアコン、着けれません。」と言って見積もりも出さずに帰って行った。たまたま、見積もりの人が来たときに僕がいなかったのでケンカにはならなかったが、いたら僕は怒鳴り散らしているところである。
もう、ここでは買わない!安心会員も辞めてやる。さらにクレームの電話を入れてやる、と今、画策しながらこの日記を書いている最中です。
結局、ジョーシンが工事費を合わせると一番安く、お店の人も設置業者さんも親切だったので購入を決めた。
たしかに設置工事は大変で、5時間もかかっていた。恐縮してしてしまい、帰りに冷たい飲み物を渡した。ごめんネ、こんなもんだけで。映画好きの業者さんで、少し、神戸の映画館なんかの話もした。
今、店は快適です。

今週は『トリック2』。僕は仲間由紀恵のファンである。ただ、僕の好きな仲間さんは限定されており、「トリック」の山田奈緒子と「ごくせん」のヤンくみのみが好きなのだ。
だから『トリック2』は去年から劇場版を楽しみにしていた。今回も細かいネタ満載で、僕はものすごく楽しかった!
選挙ポスターの立候補者に怪物ランドの赤星やミスター梅介がいたり、看板の裏に電通と書いてあったり、ユートピアの「よろしくね!」の連発だったり、小ネタのオンパレードに一人ひゃつ、ひゃ笑っていた。
この映画にはストーリーの深さを求めてはいけない。でないと怒ってしまから。上田次郎演じる阿部寛と仲間さんの絶妙のやりとりや、矢部刑事(生瀬勝久、昔はやりまくりさんすけという名前だったなあ。)のズラ疑惑だとかを単発的に楽しみつつ、小ネタの伏線を探すのが楽しいのである。それが『トリック』だと僕は思う。TV版ではなかなか良いストーリーのものもあるが、やはりメインはすかしギャグで、その点で言えばこの映画は僕には合格である。
是非、是非、観に行ってください。(ただし、ストーリーや構成重視の人は観に行かないで下さい。)

以上、梅雨でも、夏でも快適なお店から、店長でした。


●2006年06月10日(土)
最近、周りの出来事にすぐ腹が立ってしまう。20〜30歳代はかなり温厚でいたのだが、40歳を越えた頃から怒りががまんできない。

看護学校の講師で明石へ向かう電車の中でのことである。いつもは新快速で神戸駅から明石駅までノンストップなのだが、この日はちょっと気分を変えて快速に乗った。(快速は明石まで4つほど駅に止まる。)須磨駅より女子高生のグループが乗ってきた。その一人が車内に響くほど携帯に録音した音楽を友達と聴きだした。
僕のイライラがつのる。でも、嫁に「あなたの行動は正しいと思う。だからと言って、ケンカなんかになって何かあったら私と花菜(娘)に迷惑がかかる。」と言われている。少しは我慢しよう。
でも、なかなか聴くのを止めようとしない。電車の中の人たちもあきらかに嫌そうな顔をしている。そんなことはお構い無しの女子高生。とうとう頭の中で、プチンといった。席は結構離れていたのだが僕はその女子高生に近づき、注意をしてしまった。やさしく、「こらクソガキ、ええかげんにせいよ!迷惑なんじゃ!」と。
いやーな空気で、黙りこむ女子高生。周りは知らん顔。明石駅に着いたので降りたからあとのことは知らないが、きっと女子高生にののしられているんだろうな。ま、ののしる言葉を聴いていたら、タダではすまさんのだが。

別のことで気になるのは歩きタバコである。
僕はタバコを吸わないのだが、嫌煙家ではない。むしろ税金になるのだからタバコはどんどん売れてもらわなければ困る。飛行機や新幹線などの全面禁煙にも反対である。
飛行機なんか10時間以上も禁煙させられるなんて辛すぎる。せめて飛行機の後ろに喫煙ルームを作ってあげるべきだと思っている。
でも、歩きタバコは許さない。口から煙を撒き散らし、火のついたタバコを振りながら歩いている輩である。もしも、子供にでも当たることでもあろうものなら、その人物には重過ぎるほど罰を与えてやる。
だから、子供にそうなる前に、僕は自ら歩きタバコの人に近づき、わざとぶつかって警察へ連れて行き、傷害罪で刑事と民事の両方で訴えてやろうと画策している。歩きタバコの人、前や後ろから近づいて、わざと手をタバコへ伸ばそうとしている人物がいたらそれは僕かもしれません。気をつけて下さい。

今週は『嫌われ松子の一生』。中学校の教師であった川尻松子が窃盗事件をきっかけに男の暴力、ソープ勤め(映画では昔の呼び方、トルコ風呂と出てくる。)、殺人、刑務所と転落人生を歩み、最後は殺されてしまうという極めつけの不幸な物語が描かれている。
しかし監督が『下妻物語』の中島哲也だから、普通の不幸物語に仕上げるはずもない。全編、ポップで、ミュージカルで、お花や鳥達がCGアニメで乱舞する。
これを良しと思うか、ダメと思うか極端に分かれる作品だろうな。僕なんかは好きな世界だったので満足した。むしろ、『下妻物語』よりいろんな面で昇華できているのではないかと思う。不幸な設定を明るい歌で表現する松子役の中谷美紀はステキだった。刑務所での歌のシーンなんか名場面だと思う。
ただ、年配の人が映画題を見て、よく観に行くらしいが、たいがい閉口して帰るらしい。
ま、映画なんて人それぞれの感じ方があって良いのだから問題なし。
この映画で主演の中谷美紀と監督の中島哲也は撮影中かなり険悪だったらしい。一時期など中谷は自分の貯金をおろし、この金を払うから映画おろさせてくれと言ったそうだ。たしかに、映画の節々に中谷大丈夫か?と(いろんな意味で)思わすシーンがあった。それは、観た人が考えてください。
怒れるおっさんには人生とはなんぞやと考えさせる良い映画でした。
以上店長でした。

●2006年06月03日(土)
娘が幼稚園へ行きたくない病にかかっている。幼稚園に行くと「ママ、ママ、ママに会いたい・・・。」と泣くそうである。(どうしてパパじゃないんだ!)

きっかけはたわいもないことなのだが、それを書くと嫁に怒られるので書かない。なんでも嫁が僕のHPアドレスをみんなに教えているらしく、幼稚園関係のお母さん方に見られると問題があるかららしい。この間も嫁からこの日記のある内容でクレームを受け、訂正させられた。「表現の自由を奪うのか!」と嫁に反論したら、「それが原因で娘に何かあったらどうするの!」と大袈裟なことを言う。でも、娘のことを言われると反論できない僕であった。

娘のいやいや病の原因となった人物に僕は復讐を誓った。娘のためなら悪魔にでもなる僕はいろいろ考える。
「パンツの中に練りカラシを入れてやろうか。」
「帰り道をつけて溝に落としてやろうか。」
「外履きの靴に犬のウンコをなすりつけてやろうか。」
「リュックにカメ虫を詰め込んでやるか。」

冗談のように思うが僕は意外と本気だったりする。あ、これも訂正させられそうだ。嫁が見てしまうまでの期間限定の文となってもあえて書く、権力と戦う僕であった。(うん、絶対に怒られるな。)

今週はなんと2本も観た。

1本目は『間宮兄弟』。主演の佐々木蔵之介が神戸大学の劇団『惑星ピスタチオ』のおられた時によく尼崎のピッッコロシアターで見かけた。彼らは劇団の練習、僕は舞台照明の勉強をしていた。背の高い兄ちゃんとしか思わなかったが、今やスターですやん。

もう一人の主役、ドランクドラゴンの塚地武雅も大阪人なのだが、2人とも標準語の映画だった。
とりたてて大きな事件があるわけでもなく、兄弟の淡い恋愛話が展開される。でも、この流れが非常に心地よい。どこにでもあるようなことだからクスッと笑えたりする。家族を持った僕には、あの甘酸っぱい恋愛感覚はなくなってしまったが、女の子達と遊んだ後、反省会をする間宮兄弟を見て、(僕の場合は友達とだが)少しあの頃を思い出すことができたような気がした。

それにこの映画の女優たちが良い。常盤貴子が良いのは当たり前!本間姉妹役の沢尻エリカと北川景子がかなりかわいい!!ゆかたパーティーの3人は男の人、必見です。
そして、そして中島みゆき。この人がこんなに長くビジュアルに出ているのを初めて見た。しかも間宮兄弟の母親役で。これがまた良い。まじめな兄弟とは少し違うファンキーなお母さん役を好演していた。

映画自体に刺激を求める人には少し退屈かもしれませんが、僕のように疲れを癒したい人にはかなりオススメです。森田監督、『の、ようなもの』を見たときのような心地よさを僕は覚えました。

もう1本は『V フォーヴェンデッタ』。
やっと、やっと観に行けた。終わる前、ギリギリセーフ。
映画は革命映画。あと偏愛的なおっさんと丸刈りにされ、ご飯も与えられず弱らされたのに、あっさり許してしまう女の話。

アクションは少なかったが、意外と革命に関しては1本筋を通している。その代わり他の考え方はメチャクチャ。こんなVが革命しても良いのか?と思わせる行動がいっぱいだった。

この映画、日本では受けが良い。特に若い人がVを好む。(なぜかイヴィー役のポートマンじゃない。)
何かを打ち破りたい、体制に反逆したい若者独特のポリシーからなのだろうか。

とにかく若者よ、映画に同調するのは良いが、何の考えもなく11月5日に国会議事堂へ仮面を付けて行くのはやめようね。

心にもやもやを抱えている人にはオススメです。

以上、今週は大満足な店長でした。花菜ちゃん、幼稚園がんばろうね。パパがいつも見守っているからね。









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