2006年04月の日記
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●2006年04月22日(土)
今月はまだ1作も書いていませんでした。映画を観に行けてないもので・・・。DVDとかWOWOWとかは観ていますよ。でも、映画館に行けていないんだ、これが。

看護学校の授業が始まったでしょ。娘の幼稚園入園があったでしょ。ヒノキ花粉がひどいでしょ。あれやこれやで4月は忙しいんだ。で、やっと観に行くことが出来ました。試写会です。『ガメラ・小さき勇者たち』です。
本当は娘と一緒に行きたかったのですが、幼稚園が朝早いため夜遅くの映画はダメと嫁に怒られ、怪獣が怖いと娘に逃げられ、しぶしぶ一人で行ってきました。

子供も沢山観に来る試写にしては遅い午後7時上映。終わったら9時近く、小学生は起きてていいのか!と思ったけど最近の子供たちは塾で遅いから大丈夫なんだろうな。(娘は幼稚園に行くようになってからは8時までには寝ています。朝が早いので仕方ないのだけれど僕が仕事から帰った頃にはたいてい寝ています。寂しい・・・。)

で、感想ですが、基本的には子供向けの話です。小さいガメラを見つけ、育てる少年の話。怖い怪獣に立ち向かう子供(と言ってもかなり大きな)ガメラを子供達が協力して助けるという内容です。
特撮はかなり良く出来ていました。特にファーストシーンのガメラとギャオスの対決シーンは大人を「おおー!」と呻らせます。少年の父親(食堂をしている。)がミニガメラ、トトのところに包丁を落としてしまい、火を噴くシーンなんか「おお、ガメラ対ギロンだ!」と言ったお父さんたちも多いはず。

ただ、ある意味中途半端です。大人が見るには子供向けな内容過ぎて少し退屈かもしれませんし、子供が見るには残酷なシーンが多過ぎる。敵役怪獣ジーダスは人間食っちゃいます。俳優、渡辺哲さんなんか出てきてすぐに食われちゃいます。村人なんか一気喰いです。これは子供にはきついかもしれません。ジーダスの口の周り、人間の血だらけだもんな。
ま、昔のガメラも結構残酷だったけどね。

僕が始めてガメラを観たのは小学校の頃の『ガメラ対バルゴン』でした。今は亡き父に連れらて行ったガメラ映画は、かなり衝撃的でした。今回、隣に座っていた少年が手を組んで熱い視線をガメラに送っていたのを見て、幼い頃の自分を思い出しました。

そういえば父が寝る前にこんな話をしてくれったけ。
「仁志、早く寝な。」「寝るからお話してよ。」「何の話が良え?」「えーとね。ガメラ対バルゴンが良え。」「よっしゃ、したるから早よ寝えや。」「うん。」「昔、昔、あるところにガメラとバルゴンがいました・・・・」
父はどんな怪獣の話をする時も「昔、昔、あるところに」から始まっていた気がします。少し泣けたりして・・・。

ガメラはやはり子供の味方であることを再認識した僕でした。いろいろ言いましたが、なかなか良い映画です。

以上、店長でした。今月はこれだけか・・・。




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