2006年02月の日記
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●2006年02月19日(日)
今月も3分の2過ぎましたね。映画は観ています。でも、書けていません。ただの忙しいという言い訳のズボラです。

最近、映画館で腹が立ったこと。帽子を被って映画を観る人。非常に頭が邪魔です。特に毛糸で編んだような長い帽子、背の低い女の子でも座高プラス25センチぐらいは高くなるので映画のスクリーンにかかります。親御さんに注意されませんでしたか?家の中では帽子を脱げと。君たちは寒いから被っているのですか?エアコンで暑すぎるのに。それとも髪型がくちゃくちゃだから帽子で押さえ込んでいるのですか?ギリギリまで寝ていて、映画に行くのにそんなに急いで出てきたのですか?理由はともかく、スクリーン広告でも「映画を鑑賞中は帽子を脱ぎましょう。」と携帯のスイッチを切れと一緒に言ってください。

おっさんは細かく言いすぎと思うかもしれませんが、僕は映画を愛しているので、出来る限りベストな状態で観たいだけです。ご飯を食べるときも、トイレの中でも、風呂に入るときも帽子を被っている人。それは礼儀として間違いです。気をつけましょう。

今週は2本。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』と『ミュンヘン』。

今回の『ハリー・ポッター』も魅せました。一番良い出来だという人も多い。ただ、ダークな話になってきたため、子供の入場制限がされるようになりました。大人としてはこちらの方が面白いのですが、元来、子供のお話なだけにちょっとこれからの監督は考えて作ってほしいとも思いました。

今回の特徴としてハリーの人気が高かったことです。1から3まではサブキャラのハーマイオニーやロン、ドラコ、スネイプ、ルシウスなどのほうが主役より人気がありました。(当店でのグッズ売り上げはハーマイオニーとスネイプがダントツ!)
でも4作目はハリーの活躍が中心だったためか、ダニエル君の商品が一番売れました。新登場のサブキャラ(フラー、チョウ・チャン、スターニスラフ、ロバートなど)たちがあまりパッとしなかったためか関連商品がほとんど売れず、少しショックでした。
今後、ますます目が離せない第5作目はスネイプ先生、大活躍だそうです。アランファンの皆さん、来年の夏を楽しみにしましょう。

続いて『ミュンヘン』。1972年のミュンヘンオリンピックでパレスチナの武装グループ『黒い九月』が、イスラエルの選手たちを人質にとり、虐殺された本当の事件より始まります。そして殺されたイスラエルがモサドという自分達の武装集団を使い、パレスチナに報復する話です。

これだけ書くとなんと重い話か。これをスピルバーグが監督することによって3時間を見せる内容に仕上げました。結構、一級のスパイ映画のように仕上げています。

それでもやはりアラブとユダヤの確執の話。すっきりはしない終わり方です。スピルバーグはロシア系のヨダヤ人だそうですが、決してユダヤの味方をした映画ではありません。報復したモサドのメンバーも同じように報復されます。結局、仕返しには仕返ししか生まず、解決にならないと言いたいのだと思いました。

スピルバーグ自身、あまり宣伝しなくても良い映画と言っています。こりゃあ、両方から反感買うものな。だからか映画館は平日だったこともあり、ガラガラでした。

しかーし!!僕としてはお勧めです。映画の感じは僕の好きなフレデリック・フォーサイスものみたいだったから。
是非、見てください。

以上、店長でした。次は『ドラえもん のび太の恐竜2006』に行きます。その前に『クラッシュ』に行きたいな。


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