2005年08月の日記
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●2005年08月14日(日)
皆さん、お盆ですね。帰省で忙しいのかお客様は来ず、お店は暇です。予想とは違うぞー!!こんなことなら来年からお盆も休みにしてやろうかなぁ、と半ばヤケクソ気味の僕です。

甲子園の野球大会もいよいよ大詰め、今年はどこが優勝するんでしょうね。

5日ほど前より近所のエイコーストアー(地元にしかないローカルスーパー)に丸坊主の高校球児が出没するようになり、やたらと大きな飲料水を沢山買っていました。
どうやら甲子園出場の鳥取西高校が近くのホテルに宿泊していたみたいです。
生まれてから42年間、神戸に住んでいる僕には甲子園は阪神電鉄で30分ほどのところにあるため珍しい場所でもなく、12年前に阪神からオリックスファンに転向した僕は特に甲子園という球場には興味がなくなりました。
ただ、神戸のホテルに全国の出場校が宿泊する時期になると「あー、春休みだなぁ。夏休みだなぁー。」と季節の風物詩みたいなものを感じています。

近くで宿泊していたので鳥取西高校を応援していたのに、いつのまにかホテルの前に貼ってある『祝・甲子園出場』の紙が剥がされていました。・・・・負けたんだな。試合見てなかったなかったんだな。仕事忙しくて・・・。ま、その程度の高校野球ファンです。

昨日はTVで高校野球を観ていましたが、関西高校のダース君が自分のせいで負けたと泣きながら自分の頬をたたいていたのを見て、「さすが、外国人の血!ガッテム!!とか言いながら自分を傷つけていたのかなぁ。」と思いながらも感動はしていた僕です。

がんばれ!高校球児!喫煙事件ぐらいでめげるな!僕と同い年の今は関西系のTVで活躍中の元プロ野球選手KさんはH高校時代、部室でバカバカ吸っていたらしいぞ!(当時、H高校の応援団だった大学の同級生が言っていたので間違いない。)他の高校球児もきっとバレていないだけだ。学校側の揉み消しがうまいのだ!・・・これ以上は書くと怒られそうなので、やめときます。

今週は『亡国のイージス』を観てきました。「よかった!」と言う人も沢山いましたが、僕はブーでした。

まずウィリアム・アンダーソンの編集ですが、テンポ良く編集しているのですがが、良過ぎて切り過ぎ。ぜんぜん意味がわからないシーンが多い。ジョンヒ(チェ・ミソン)という某国女テロリスト(完璧に北朝鮮のことだが)が出ている意味がない。リーダーのヨンファ(中井貴一)とのつながりや、乗船までのいきさつが明確ならば登場にも意味があっただろうし、如月(勝地涼)が海に落ちた時にいきなり一緒に飛び込み、人口呼吸のようなキスをブチューとして、如月に助けてもらえずスクリューに巻き込まれて死ぬところなんて、如月との関係が描かれていれば意味があっただろう。でも、そのシーンが編集でカットされているのか、いてもいなくても良い人物になってしまっている。なんでお前がで出ているんや!と心の中で突っ込んでしまいました。

また、勢いのある展開にはしているのですが、どこかで観たシーンばかりで、ぜんぜん緊迫感もなく、ラストのイージス艦が沈むシーンのCGがお粗末なためTVゲームみたいに見えました。イージス艦同士の対決シーンが、かっこ良く描けていただけに残念でした。(でも、イージス艦が爆発するシーンがないのは、自衛隊からの要請だったのか、ますますショボさが増してしまいました。)

ただ、役者は渋い。仙石役の真田広之、ヨンファ役の中井貴一、DAISの渥美役、佐藤浩市は今、40歳代の渋い役者御三家と言って良いほどです。

自衛隊も協力して、かなりがんばった割にはしょぼいシーンが目についたのは、監督の力量の無さか、日本人の気持ちがわからないアメリカ人の編集のせいなのかわりませんが、これだけの名優とお金をかけながら非常にもったいない映画でした。
同じ作家映画では『ロ−レライ』のほうが出来が良かった。甘いところは沢山あったけど、特撮やCGはすばらしいものでした。

日本映画を応援する僕は、「もっと、ガンバレ!」と高校球児同様、励ましたくなりました。

以上、店長でした。


●2005年08月06日(土)
皆さんはスターウォーズのピンバッチキャンペーンは知っていますか?そう、コンビニエンスストアーのSとKでおこなっていた抽選券でスターウォーズのピンバッチが当たるあのキャンペーンである。
僕もキャンペーン初日、700円分買って抽選券をもらった。結果は・・・ハズレである。「ま、しかたがないか。運が悪かっただけだ。」と思ってた僕に衝撃の話が飛び込んだ。実はあの抽選券には裏があった。
各店舗に抽選券が配られるのだが、なんと当り券とハズレ券がわかるように別々に送られて、それを店員が混ぜてくじを作るらしいのだ。もうここまで話すとわかると思うのだが、店員は当りとハズレがわかっているということなのだ。だからか!ネットオークションで100枚当り券が出品されていたり、バイトの人がフルコンプ出来たのは!!

卑怯者め。僕のようなおっさんには、「ハズレ券渡しとけ。」で、かわいい娘や男前さんや友達には「当り券あげるよ。」だったのだな!!
だいたい、ほぼ定価販売のコンビニでジュース以外は買わない僕が無理して、晩御飯の米をコンビニのおにぎりにしてくれと嫁に頼んで買った700円を・・・。
ゆるさんぞ、SとK!!本当に本社に抗議してやろうと考えた。理不尽は許されないのである。

でも、たかがバッチぐらいで大人げないかなと思い、やめた。そのかわり僕はSとKのコンビニでは一回の買い物合計700円以上買わないことに決めた。それも一生である。700円超えそうになったら、一旦690円以内でやめて、残りをローソンで買ってやる。ささやかであるが店長の復讐である。(小さい人間だな。)

今週は『スターウォーズEP3・シスの復讐』である。(やっとみましたlegolaslyさん。)

公開前より評判が良く、日本公開後も当店ブロマイドの売り切れがたくさんでるほどだ。
たしかにすばらしい出来だった。EP1、2の評判が悪かったのでかなり心配していたのだが、その心配は吹き飛んだ。
話の結末はアナキンがダークサイドに堕ち、ダース・ベイダーになる誰もが知っているものである。
この映画の楽しみはそのアナキンがいかにダークサイドへ堕ちていくかのディティールであり、第一作目の『スターウォーズ』にどうつなげてゆくかがなのだが、おーそうかと納得する内容だった。
アナキンがダークサイドに堕ちる最大のきっかけは『愛する者を助けたい。』という理由だが、家族持ちの僕にはよくわかる。

中島みゆき風に言えば「君が笑ってくれるなら、僕は悪にでもなる〜♪」か。
東映映画でいえば、嫁と子供のためにヤクザに身をそめ、その商売が身に付きすぎて歯止めのきかなくなり、家族を省みない暴れん坊が身体をバラバラされ、嫁も亡くすといったところか。

なんか安物な話を書いたが、僕が19年前に観た第一作のモーション・ピクチャー(当時、この撮影方法にも度肝を抜かれた僕だった。)を何百倍も上回るCGは、現ILMの最高技術であろう。
欲を言えばシスやジェダイや評議院や元老院などとむずかしい言葉が多いので、初心者はわかりにくいかもしれない。その時はそんなとこ無視してください。単純にアナキンとオビワンがカッコイイとか、すごいCGをみるだけでも十二分に価値はあります。
まだの人はぜひ、ご覧ください。そして当店販売のスターウォーズ・オフィシャルブロマイドを買ってね。
以上、店長でした。


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