2005年06月の日記
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●2005年06月28日(火)
暑いー!6月では観測史上最高の暑さだそうだ。僕は暑いのが一番苦手である。寒いほうが耐えられる。人一倍汗線の多い僕は滝のように汗をかく。みんな僕を見ると水に浸かったかと思うほどの汗である。それも、そんな状態になるまで3分とかからない。
かわいそうなのはその汗かきが遺伝した娘である。彼女もひどい汗かきだ。お友達と遊んでいると、お母さん方に「どないしたん花菜ちゃん、水浸しやんか!」と言われるらしい。将来、化粧が汗でぼろぼろ落ち、フォークダンスの時、ニチャ手(汗でニチャニチャした手)で男の子に嫌がられる娘を想像し、心配する父である。

今週は『バットマン・ビギンズ』。夏の3大作の中では一番盛り上がっていない。日本人にはやはりあの暗いキャラはなじめないのかなぁ?
でも、映画は今までのバットマンとはちょっと違い、これが結構おもしろい!!
バットマン自身にはスーパーマンやスパイダーマンのように特殊能力はない。空だって自力では飛べないし、クモの糸だって出せない。基本的には生身の人間だ。ただ、金持ちである。それもかなりの金持ち。スパイダーマンなんかピザ配達しているし、クラーク・ケントは下っ端新聞記者だから給料も安いはずだ。
スパイダースーツなんか自分で縫ってたりしたが、金にものを言わすブルースはマスクなんか特注で何百個も作らせたりしちゃう。能力不足に対抗するにはやはりお金の力だな。バットマンが貧乏だったら、きっと近所の格闘技のできるちょっと強いお兄ちゃんだったろう。
お金持ちブルースは新兵器をいっぱい手に入れるが、生身の人間だから最初は、なんとなくぎこちない。(スパイダーマンもなれるまではぎこちなかったが・・・)他のヒーローと比べるとどちらかと言えばクールなバットマンが結構ぶざまだったりする。
でも、そこが逆に面白い。

最後の次回作(1作目の『バットマン』)につながるシーンなんかも心憎い。新しいジョーカーとの対決もベールバットマンで観てみたいものである。

今回もお勧めです。以上、店長でした。

●2005年06月11日(土)
6月に入ってからやっと映画館に行ってきました。この季節はいつも体調を崩すんだな、これが。

今回は『ミリオンダラー・ベイビー』です。僕は役者出身の人が監督をすることをあまり認めません。(リチャード・アンテンボローなんかは別ですが・・・)。でも、イーストウッドは認めざるをえません。アカデミー作品賞を受賞した『許されざる者』をはじめ、『ミスティック・リバー』、そして今回の『ミリオンダラー・ベイビー』。3作品とも渋すぎる!

前半のボクシングシーンはスピード感があり、ぐいぐい引き付けられ、後半の重いシーンもイーストウッドとヒラリー・スワンクのお互いをいたわる関係に暖かさを感じるほどで、決して悲しい終わり方ではないところなんて、うまい!の一言につきる。

特にイーストウッドとモーガン・フリーマンが渋い。エディ(モーガン)とマギー(ヒラリー・スワンク)がカフェで話すシーンや、娘に絶縁されたフランキー(イーストウッド)と家族にうとまれているマギーが徐々に親子のような関係になっていく家庭など自然体で描かれている。ストーリー自体は単純なのですが、最後まで目の離せない映画です。

『ビバリーヒルズ青春白書』で子持ちのウェイトレスをしていたヒラリーはうまい女優になりました。あいかわず花は無いけど・・・。

久しぶりに心からお勧めできます。ぜひ、観に行って下さい!!
以上、店長でした。


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