2004年08月の日記
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●2004年08月29日(日)
アテネ・オリンピックもいよいよ閉会!沢山の感動的な場面に、かなり寝不足な人も多いと思います。我が娘、花菜(2才)は新体操にハマリ、割り箸にリボンを付けて一緒に踊っています。昨日も団体戦決勝の8チーム中7チームの国の選手と汗だくになり一緒に踊っていました。何故、7チームかといえば最初の1チームは見損ねたからです。

何がつらいかといえば娘に一緒に踊らされることです。嫁と僕は4チーム分踊らされました。

少し前は盆踊りがあればユカタ(娘はユカタを『ちんトンしゃん』と言います。)を来て、やぐら荒らしをしていました。彼女は踊り好きです。
僕の母は県内では名の知れた日本舞踊家なのですが、孫と一緒に盆踊りコンテストに出て賞をもらいました。母は本来、ちゃんとした舞踊家なので盆踊りなどは踊らないないのですが、孫の花菜のためだとプライドをかなぐり捨てて参加します。
踊り終えた母は「盆踊りのやぐらなんか上がったんは45年の舞踊生活で初めてや。」と言っていました。おもしろかったのは周りで一緒に踊る盆踊りの踊り子さんより母がうまかったということです。ま、当たり前といえば当たり前なのですが、腰の入ったしぐさで孫と踊るオバハンはミョーに浮いていました。母は出来るだけへたくそに踊ったそうです。

映画には、まったく関係ない話でした。今回は『リディク』と『ヴァン・ヘルシング』です。『ヴァン・ヘルシング』はひさびさの試写会でした。

まずは『リディック』。テレビCMでおすぎさんが、オープニングしか誉めないだけあって金のかかったB級映画でした。前作、『ピッチ・ブラック』の方がB級としては良かったかな?(きっと製作された方々はA級アクションSF映画のつもりなのでしょうが・・・。)

ヴィン・ディーゼルも最近作品に恵まれていなかっただけに、かなり気合をいれたのに、興行的には大ゴケだったそうです。僕はチープな映画が好きなので結構楽しめました。さすがにヴィン・ディーゼルの長髪とラストには「おいおい!」とツッコミそうになりましたけどね。
『ロード・オブ・ザ・リング』のエオメル役、カール・アーバンもごろっと雰囲気が違い、ファンでなければ気付かない役柄でした。この役はこの役で良かったと思います。

何度も言いますが全体的にチープなので大作だと思って観に行かなければなかなか楽しめます。

『ヴァン・ヘルシング』も基本的には金のかかったB級映画です。だいたい、歴代のモンスターが多数出演というところでB級です。

ドラキュラ伯爵、狼男、フランケンショタイン、オマケにジキル&ハイドなどなど、ドラキュラの赤ちゃんなども出てきます。

『リディック』と違うのはあきさせないスピード感です。次から次とアクションが続くので2時間強を一気に観せてくれます。ヴァン・ヘルシングの武器も楽しいし、相棒のカール役はこれまた『ロード・オブ・ザ・リング』のファラミア隊長ことデビッド・ウェンハムで、『ロード〜』とは違うおちゃらけキャラで楽しませてくれます。

ラストは綺麗に描きすぎて鼻につきますが、最初から最後ま観せきったので映画としては成功した作品だと思いました。(B級だけどね。)
ただ、ダンサーのウィル・ケンプは思ったより出てきません。彼のファンはあまり期待しないように。

以上、店長でした。

●2004年08月08日(日)
夏真っ盛り!暑さに弱い僕は毎日クーラーをがんがんかけてます。そのためお店と家の電気代が合わせて4万円以上も請求され、経済的にもさむーくなっています。(くだらない話だ!)

僕のサイドビジネスでもある看護学校の講師の仕事も夏休みで、少し時間が出来たためか、結構映画に行っています。

ですので今回は3本!も観ることができました。店の仕事は?と疑問を抱かないで下さい。観に行ける時に観ておかないと・・・。

まず1本目は『スチーム・ボーイ』。いわずと知れた大友克洋の新作です。『AKIRA』以来の長編とのこと、かなり期待して観に行きました。
作品的には悪くない。映像は間違い無く最高レベルだし、ストーリーも分かりやすく『イノセンス』なんかに比べると一般受けは間違いなし、小学生、中学生も問題無く観ることができます。でも、何だか物足りないんだよなぁー。人物関係の描き方が希薄なのか、あまりキャラクターにものめり込めませんでした。この映画では、戦争にはどちらが良いも悪いもない、戦争自体が愚かな行為だ、と言いたいこことは分かります。でも、なにを今更という気がしたからかも知れませんが、主軸となる話も『普通』に感じられました。スチーム城の暴走にも緊迫感がなかったなぁ。その分、ラストのタイトルロールで描かれるその後には「おー、そうか!」と納得させられてしまいました。
ま、大友ファンの僕は期待しすぎたからかもしれません。決して悪くはありません。観に行ってください。

2本目は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』です。『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』と同様、今年の目玉大作です。なのに評判があまり良くない!原作を読んだ人は内容をカットしすぎと怒っているし、全体に暗く、全2作ほど楽しくないと観に行った方からの評価も聞きました。たしかにロードほどお店の商品も売れ行きが良くないのも事実です。夏の主力商品なのにどうしよう!!と思っていた僕は期待せずに、観に行きました。

でも、以外と僕は楽しめました。たしかにハラハラ、ドキドキするシーンは少なかったかもしれませんし、全体的にダークな雰囲気が漂っていました。いつもならば3時間弱の上映時間も2時間強と少し短かったからかもしれません。が、その分子供には見やすい長さなので良かったんじゃないでしょか。(おしっこがガマンできる時間の映画が僕は好きです。)また、今回初登場の脇役にはゲイリー・オールドマン、デビッド・シューリス、エマ・トンプソンと大人が楽しめるイギリスの名優も揃え、アメリカ映画なのですが雰囲気はいつものブリティシュなもので嬉しくなりました。

ハリー役のダニエル君が声変わりしていたり、ロン役のルパート君が少しカッコ良くなったりと彼らの成長も楽しめました。特にハーマイオニー役のエマ・ワトソンちゃんに妙な色気がでてきて、なんだかロンと艶めかしいシーンもあったりして、少しドキッとしました。
知的なイメージのハーマイオニーはこれからお色気キャラになっていくんだろうか?オジさんは期待しています。
この映画もおすすめです。ご覧下さい。

3本目は韓国映画『永遠の片想い』です。『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン、『ラブ・ストーリー』のソン・イェジン、『ブラザー・フッド』のイ・ウンジュと今、のりのりの3人が主演です。

内容は悲しいラブストーリーです。今、純愛ものを描かせたら韓国がピカ一なのかもしれません。(この手の映画も少し、飽きてきたところもありますが・・・)3人の微妙な関係の描き方も素晴らしいし、邦題の『永遠の片想い』という題が納得できる悲しい結末には泣かされます。とにかく女の子がかわいい!スイン(ソン・イェジン)の歌う「友達の唄」にもキュンときますし、ギョイン(イ・ウンジュ)の勝気だけれど少し頼りなく見えるところは男の人にはカワイイ!と思わせます。脇役ではジファン(チャ・テヒョン)の妹、ジユン役のムン・グニョンちゃんもかなり良い!注目株です。

と、こんなに誉めておいていうのもなんですが、少し物足りなさを感じました。何だろう?良い映画なのに。先にも述べたようにこの手の映画を観すぎたせいでしょうか?「ああ、パターンだね。こういう悲しい話は。」と思ってしまった僕の心の貧しさのせいでしょうか?ひつこいようですが良い映画です!観てください。

さあ、来週はこれまた前評判の悪い2本を観に行くぞー!(評判悪いのに何故、行くかって?前売り券、持ってんだよ。買っちゃったんだよ、悪いか!)以上、店長でした。





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