2004年03月の日記
[HOMEに戻る] [過去の日記一覧] [管理者モード]
●2004年03月23日(火)
今日は、店長です。今年の花粉症のピークは過ぎたそうです。そう、言われれば今年のスギ花粉は少なかったようにも思います。
でも、油断しないで下さい。もうすぐ、ひのき花粉の季節がやってきます。こっちのほうがキツイ!花粉症のみなさん、梅雨までがんばりましょう。

今週は、『レジェンド・オブ・メキシコ』です。原題は『ワンス・アポンナ・タイム・イン・メキシコ』。なんか、デ・ニーロかジェット・リーの映画みたいな題名です。主演は前作『デスペラード』と同じアントニオ・バンデラスとサルマ・ハエック、これに加えて今や映画雑誌人気NO.1のジョニー・デップ、仇役にウィレム・デフォー、ミッキー・ロークというのだからたまらないメンバーです。

でも、監督がロバート・ロドリゲスなのでもしかしたらと思っていたら、案の定、見に行った人の評判は悪い!お客様の10人に7人まではダメ!と言っていました。

で、僕の感想なのですが、そんなに悪くなかったです。だいたいロドリゲスの映画に内容を求めてはいけない。瞬間、瞬間にかっこ良ければOKなのです。そういう面だけを見れば、エル・マリアッチのギターを弾くシーンやアクションシーンは見せてくれます。(前回ほど、仕掛けものの銃器には驚かされませんでしたけど。)

たしかに内容はありません。(本当はあるんだけど、ストーリー展開が陳腐なだけです。)でも、場面、場面を楽しんでください。そうすれば楽しいはずです。特に良かったのは映画の上映時間が1時間30分ぐらいだったので、クターってなる前に終わりました。それはある意味成功です。ちなみに僕が好きなシーンはジョニー・デップの腕がプシューって取れるところです。(わかる?)

以上、店長でした。

●2004年03月12日(金)
店長です。インフルエンザにかかってしまいました。子供にうつっては大変と実家に返され、結婚する前に使っていた僕の部屋に3日間隔離されていました。娘の花菜ちゃんに3日間も会わなかったのは、彼女が生まれてから初めてです。おやじの僕は寂しくてしかたなかったのに、彼女は僕がいなくても以外と平気そうでした。ショック!!

やっと今週、復活したので映画を観てきました。今週は『イノセンス』です。
映像は驚きました。さすが、日本のアニメーション!素晴らしいの一言です。ただ、内容は非情にわかりずらいマニア向けのものでした。
もともと押井守監督作品はわかりにくいのですが、今回は予告編でも『愛』をテーマにしたように描かれていたので少しは分かりやすく作ったのかと思いきや、やはり分かりにくい内容でした。

普通に映画を観にきていたら寝てしまいます、はっきり言って。僕が観に行った時も、押井映画を観たことの無いようなバカップルがいて、ポップコーンの音をばりばり響かせたり、アメ系のお菓子の入れ物を振って大きな音をたてたりと非常識きわまりないバカップルだったのですが、案の定、映画の途中で出て行ってしまいました。きっと内容がわからなかっただろうな。バカップルには映画を観てほしくないので良いのですが、一般の方も途中で寝るか、帰るかする可能性はあります。
押井映画を一度も観たことがないけど観ようと考えている人は注意してください。疲れていると寝てしまいます。

ただ、この手の映画が好きな人にはたまらない作品です。今日、常連のレジーさんがお店に来ていたのですが、おもしろかったと言っていました。僕は・・・凡人です。

以上、店長でした。

●2004年03月01日(月)
こんにちは店長です。3月に入りました。今日は、アカデミー賞の発表でした。ロード〜、やりましたね。作品賞、監督賞含め、11部門の受賞です。これは、『タイタニック』、『ベンハー』と同じ最多受賞だそうです。主演男優賞はジョニー・デップが取っほしかったのですが、ま、ショーン・ペンでもしかたないか。主演女優賞のシャーリーズ・セロンは『モンスター』で13kgも太って女性版デ・ニーロ(『レイジング・ブル』のことからだろうな。)といわれているそうです。でも、僕はキレイなセロンが好きです。

アカデミーネタはこの辺にしといて、(だって、まだ『王の帰還』観れてねーんだ、これが。1日3回上映が映画館の限界だからね。)今日は『ゼブラーマン』です。

僕は最近哀川翔さんにはまっています。Vシネはあまり観なかったのですが、ブロードバウンドとやらで無料放送のVシネマを観ていると、なかなかおもしろく、哀川翔と竹内力にはまってしまいました。

その翔さん100本主演記念映画が『ゼブラーマン』です。なんじゃ、こりゃ!です。でも、今、最も旬のクドカンこと宮藤官九郎脚本なので期待もありました。

で、感想ですが僕は感動しました。でも、常連サンのKさんはダメだと言います。なぜじゃ、なんでじゃと思い、考えてみるとこれは『親父ガンバレ!』映画だからじゃないでしょうか?(Kさんは独身です。)

うだつのあがらない小学校教師の市川。奥さんは浮気中、娘は中年男と援助交際、息子は親父のことで友達からいじめにあっている。そんな、彼の楽しみは23年前、人気がなく途中で打ち切られたTVヒーロー『ゼブラーマン』のコスチュームを自分で作り、部屋で着て楽しむことだった。
情けない男がヒーローになっていく姿は、真剣でもあり、こっけいでもある。でも、心の中でガンバレ、ガンバレ!を唱えてしまいました。

父親は、やはり家の一番でなけりゃいけない。お父さんとして家族に何を示すことができるかと言えば、ほとんど無いのが現状です。毎日、クタクタになって帰ってき、家では邪魔者にされ、いてもいなくても良い存在がお父さんだと言われています。
でも、僕は思います。本当に強い人は、ケンカや腕っぷしが強い人では無い。朝早く出かけ、満員電車に何時間も揺られ、上司にどやされ、部下に陰口言われ、それでも家族のために一生懸命お金を稼いでくるお父さんが世の中で一番強い人なんじゃないかと。

そんな、お父さんの応援歌に思えた一本でした。三池監督の荒削りな作りが、心地よく思える映画なので、お勧めです。ガンバッテいる(でも、みとめてもらえない)お父さんに。 
以上、店長でした。


WebDiary CGI-LAND