2003年02月の日記
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●2003年02月22日(土)
こんにちは店長です。今日は雨。ひと雨ごとに暖かくなってきましたねぇ。我が家には愛娘が初節句のため、お雛様を買ってもらいました。ところがこれが七段飾り。嫁は子供の頃からの夢だったみたいで喜んでいるのですが何せ七段飾り、マンションサイズじゃない!5畳の1部屋はお雛様が占拠してしまいました。僕は、着替えをお雛様に当たらぬよう万全の気の使い方でしております。あ〜、早く3月4日が来て、片付けてもらえないだろうかと願う今日この頃です。子供のためだから仕方がないのですが・・・。

さて、今回は『青の炎』です。試写会が当たったので常連のユドールさんと観てきました。嵐の二宮和也君主演(ほんとは嵐には誰がいるのかも知らない。)、姫路のアイドル松浦あややも共演とあって、もう9割方は若い女の子でした。中には小学生の娘なんかもいました。さすがだー!(といいながらあややの歌もよく知らない。)

監督は舞台演出で世界のニナガワといわしめた蜷川幸雄。僕は舞台照明
のお仕事をしていたこともあるので、蜷川さんのお芝居はかなり観ています。なので、かなり期待する分も大でした。

で、感想なのですが・・・う〜ん、どうなんでしょう?内容は十七歳の完全殺人というかなりハードなテーマだし、ラストもなかなか衝撃的なのですが、なぜか間延びした箇所が多い。二宮君もがんばっていたし、最近売りだし中の鈴木杏(リターナーの女のコ)もいい芝居していたし、あややは可愛かった(かわいいだけか!)し、悪くないのですがねぇ。なんだかタラ〜とした所が多いからか1時間ぐらいすると疲れてきました。その間、義理とはいえ元父親を殺すシーンや友達を殺すシーンもあるのに疲れてくる。やはり蜷川演出は舞台のほうが生きるのかな?

ま、あややは思ったより沢山でてくるのでファンは行って下さい。あと、殺される親父が山本寛斎なのには驚きました。以上、店長でした。

●2003年02月13日(木)
どうも店長です。いや〜『ピンポン』のDVDが出ましたね。しかも、ピンポン☆メモリアルBOXの方を買っちゃいました。これは限定1500本なので予約していました。なにせ、去年の邦画の1位はこれで、洋画・邦画両方をたしたランキングでも『少林サッカー』と並ぶ作品でした。家へ帰って観るのが楽しみだ!

今週(と言っても先週観に行ったのですが)の映画は『至福のとき』です。これは、かなり楽しみにしていました。チャン・イーモウの幸せ三部作と言われる『あの子を探して』、『初恋のきた道』に続く3作目です。僕自身、『初恋のきた道』はもうオッサン号泣映画でした。くさいストーリー展開なのに一生懸命走るチャン・チィーに泣かされてしまいました。なので、今回のドン・ジェちゃんにも期待大だ。

内容は、結婚したい中年のおっさんがお見合いをした。お見合い相手の太ったおばさんの家には、これまた太ったおにぎりのような息子と、おばさんの逃げた前の旦那が置き去りにした盲目の女の子がいる。おばさんは息子は溺愛しているのだが、女の子は邪魔者。どうにかして追い出したい。そこでこの見合いをしたおっさんに女の子の仕事を世話してほしいとたのむ。おっさんは、おばさんに自分はホテルを経営していると嘘をついているから、しかたなしに女の子に仕事を世話することに。おっさんも失業中なのにホテルの経営者のふりをして女の子にマッサージの仕事を担当させる。当然、そんなホテルなんて無いのだが、潰れた工場跡を失業した仲間と改造してホテルのマッサージ室を女の子のために作ってあげる。お客はその失業仲間たち。みんなそれぞれいろんな職業(先生や社長など)にばけて盲目の女の子のお客になってあげる。お金が無い時はしかたがないので紙をお札の大きさに切り、女の子のお客を続けて彼女に生きがいをあげるのだが・・・。

この映画に流れるのは優しさだ。人は生きていくのに楽しみや生きがいがないと腑抜けになってしまう。女の子はおっさんに出合うまでは、ウォークマンを聞いて部屋に閉じこもっている死んだような人生を送っている。ところがおっさんに仕事をもらい、いなくなった父親を探す資金を貯めるという目標を持ったときから生き生きとしてくる。もう、ひまわりの赤い服を着たときなんかまぶしいくらい。そんな女の子を見守り、支える人たちの優しさを感じるともう泣ける泣ける。

当時21歳だったドン・ジエちゃんは、この映画では18歳の女の子の役だ。がりがりに痩せて決して魅力的ではないがもう笑顔がまぶしい!
いや、まぶしくなってくる。この辺はやはりチャン・イーモウ、うまい。最初はぎすぎすの暗い女の子が生きがいを見つけることでどんどん輝き出す。ちょっとチャン・イーモウに肩入れしすぎているところはありますがこの映画はオススメです。タイトル・ロールが終わるまで聞こえている杖の音をぜひ最後までお聞き下さい。

と、熱く語ってしまいまいたが『至福のとき』のDVDが出る時に、是非チャン・イーモウの幸せ三部作DVDセットを出してください。お願いします。(誰にたのんどんのや!)以上、店長でした。

●2003年02月04日(火)
どうも店長です。今週も香港レポートです。今回で二回目の香港なのですが、いつも旅行に行くと困るのは食べ物です。

僕は、かなりの偏食家です。はっきり言って食べれないものが沢山あります。海外へ行くと食べ物に困る僕は今回もかなり苦労をしました。なにせ香港、食の王道なのはわかるのですが、路上の屋台なんか何の臓物かわからないものだし、特ににおいがダメなのです。近くへ行くと「ウッ!」となるような匂いはもうたえられません。現地の人にはイイにおいかもしれませんが、僕には漢方薬のにおいにしか思えません。

前回の香港ではスッチーの友人、公子がいたので食べ物は困りませんでした。もう、会った瞬間、「食べ物にパクチーなどの香草や八角もダメやからね!匂いのきつそうなものは全部ダメ!」と言ったぐらいです。

ということで今回は2日間で食べたのは、マクドナルド三回とスターバックスのようなアメリカ資本のコーヒーショップのサンドイチと吉野家だけでした。今回はその吉野家について。

前回、行った時にも気になっていたのですが、今回食べてきました。店の感じはカウンターではなくテーブル席のみでかなり広い。メニューには牛丼いがいにもビーフンの牛肉かけ、グリルチキンと野菜の丼などあり結構種類は豊富でした。値段も牛丼にお茶がついてH弗12で日本より少し安いぐらい。

問題は味です。これが驚くことに同じなんだ日本と。米もとんがった米ではなく、日本の米。牛肉の味も全く同じ。変な香料使ってたらどうしようと思ったのですが、意に反してもう日本の吉牛そのまんまでした。これには感動しました。これから、食い物にこまったらココだ!と思いました。ちなみに香港は日本食ブームで回転ずしや日本風居酒屋は高いのに満員で列を作ってました。あ、そうそう1つだけ日本の吉牛と違うものがありました。それはショウガです。日本の場合は細い棒状のショウガですが香港のショウガはお寿司屋さんの平べったいショウガでした。ショウガ好きの僕はたくさん食べました。

みなさんも香港へ行って日本食に困ったら1度行ってみて下さい。場所は九龍側のモンコクにあります。以上、店長でした。


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