2002年10月の日記
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●2002年10月24日(木)
今日は店長です。秋になり、涼しくなりましたね。お風邪など引いてはいませんか?っとなんか普通に書いてしまいました。何故なら、今回観た映画のことを書くとヘビーになりそうだから、ちょっとFM放送の昼間のような言葉から始めてみました。(そう言や、ワールドの細川俊之のFM良く聞いてたな。)

さて、今週は『狂気の桜』です。これを語るにはかなり気を使いそうです。なにせ話が右の話になるから。

内容的に言えば窪塚洋介が出ていなけりゃ、Vシネマになりそうな感じでした。たしかに窪塚は今、良い感じの役者NO1だけあって光っているけどね。それにどうせこの手の映画を作るのなら徹底的に作ってほしかった。なんか、少し生温さを感じました。

私は右でもなければ左でもないと思っています。戦争は大反対だし、意味のない行動は嫌いです。だけれど少なからず、日本人として国を愛しています。外国に土下座外交をするのを見ると憤りは感じます。そうい言った日本人にカツを入れようと思う山口たちネオ・トージョーに、方向としては間違っていることもあるけれど、共感できる部分もあります。

最近の日本人は嫌いと言う景子(高橋マリ子)を否定できないほど、今の日本人は、と言いそうな時があります。この間も、タバコを吸いながらバイクに乗って、車椅子の人が通る前を平気で通る若者を見たとき、捕まえて殴ってやろうかと思いました。(もう40歳前で、ムチャな考えはするな!と嫁に又、怒られそうなのでそんなことしませんが。)

な、やっぱり笑える内容じゃなかったでしょ。ま、いいか。あ、それから最後に一言。私は男のくせに女性もののブランドバッグを持ってるヤツが生理的にむかつきます。以上!

●2002年10月13日(日)
こんにちは、店長です。今週は少し、早く書きこみます。今日は日曜日ですが、仕事です。しかも1人です。寂しいので『今週の店長』を書きこんでごまかそうとしてます。しかし、こんなにガンバッテ書きこんでいるのに誰か見てくれとるんやろか?誰も見てなかったらメチャメチャ寂しいわな。一度で結構ですので誰か感想を下さい。お願げーしますだ。

さて、今週観たのは『アバウト・ア・ボーイ』です。この作品、あまり期待せずに観たのですが以外とおもしろかったです。うん。主演はヒュー・グランド。若い姉ちゃんたちが『モーリス』を観て、ヒュー様と言っていたころよりはシワも増えましたが、イギリスの俳優としては良い俳優だと思います。

話の内容は、38歳になるウィル(ヒュー・グラント)は独身エンジョイ男。亡き父親が作った歌(クリスマスのヒット曲らしい。)の印税で
生活費には困らないので働かず、楽しい毎日を送っている。一方、12歳のマーカス(トニ・コレット)は変わり者の母親と2人暮し、生活は決して楽ではない。学校では授業中に歌をうたってしまうなど奇行が目立ち、いじめられているし、母親はたまに強烈なうつ状態になるし、悩み多き毎日を暮らしている。そんな中身ナシ男と根暗悩み少年があるきっかけを通じて知り合う。最初は拒絶するウィルもしだいにマーカスに心を許しはじめ、それぞれが、お互いの心の空洞にそれぞれを受け入れ始めた時、心の絆が、マーカスを『明るい少年』に、ウィルを『本当の大人』に成長させていく。

親子でない他人でありながら、友情とは違う繋がりが生まれてくる。そこがなんとも心地よい。ヘタな映画ならここで親子のような愛情になるよう話をもってゆくのだろうが、この映画ではそうはならない。あくまでも他人の路線を守りながら、大人と子供を成長させる。最後のシーンで母親の心を救おうとロックの大会なのに、カーペーンターズの歌で参加しようとするマーカスをギターでサポートするウィルに、ちょっと臭いがジーンとくる。

大人としての自覚がない大人が増えている。責任を持てず、やばくなるとスグ逃げる。エエカゲンな大人と言われれば自分もあまりえらそうなことは言えないが、20歳を超えたニィちゃんネェちゃんに一言だけ言わせてくれ!君ら、別にガンダムやモー娘や仮面ライダーや東京ミュウミュウや言うとってもええから、何でも逃げてばかりおったら後でエライ目に遭うで。趣味は趣味、現実は現実。区別して正しいことして下さい。オッちゃんはそう思います。

説教ぽい話をしていまいました。ゴメンナサイ。でも、そう思わすなかなか良い映画でした。皆さん、観て下さい。しかし、レィチェル・ワイズ出てたんや。気付かなかったーけっこう出ててなのに。後、マーカス役のトニ・コレット。お前眉毛そりこみいれてんのか?ちょっと怖かったぞ。以上、店長でした。


●2002年10月08日(火)
先週も雨でした。別に雨は特別嫌いじゃないけど、人の足が遠のくので、お店も暇です。先週は映画を観に行かなかったので、今週の月曜日に行った映画の感想を書きます。(だって、先週『サイン』へ行こうとしたらみんながブー!だと言うんだもの。)

今回は『ロード・トゥ・パーディション』。トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウ主演。監督は『アメリカン・ビューティ』のサム・メンデス。これはアカデミーねらいやな、と言わんばかりの面子の作品です。

ただ悪くはないが、アカデミーは取れんやろという作品でした。内容も先が読めるし、取り立てて大逆転なところもないし、そうなるやろなと思った通りのラストでした。

これじゃ、悪いじゃないか!といわれそうですが、じゃあどこが悪くなかったかと言うと、ただ端に私が親子ものに弱いだけです。(私はモノスゲー娘を溺愛してます。ハイ。)

だから、ラスト(どんなラストかは言いません。)のマイケル(トムの役命)父さんが息子に「ごめんよ。ごめんよ。」と言うシーンにジーンときました。この「ごめんよ。」は「こんなことになってごめんよ。」じゃなく、「これからの君を見届けられなくてごめんよ。」だと感じたからです。親は子供が大人になるまで見届ける義務があると私は思います。たとえ不良になろうと、道をはずしそうになろうと、いつでも見守るのが親だと思います。それを出来ないことほど親としてつらいことはない。私自信、娘のためになら命をかけても惜しくないと言い切れます。もし、娘の成長を見届けることが出来ないとしたらやはり私も「ごめんね。」と彼女に言うかもしれない、そう思うとこのラストは父としてかなり泣けました。

あと、ジュード・ロウの鬼気せまるところはチョット凄かったかな。髪の毛を抜いているジュードを観て、『7月4日に生まれて』のトム・クルーズを思い出しました。

今回はまじめなことを書いてしまったと、チョット照れてます。来週は何を観ようかな。以上、店長でした。



 


 

●2002年10月01日(火)

どうも店長です。今回は、まったく映画に関係ありません。題して『炒飯と真珠婦人』。

先週度肝をぬかれたことが3つありました。1つは、お昼に食べた『王将』での出来事です。当店は元町という神戸では繁華街でも有名なところなんですが、近くに王将があります。その日はモノスゲー!炒飯が食べたくなり、昼食を食いに王将へ行きました。

お客は、2人。カウンターに座っていました。私は「炒飯セット」を頼むことに。これは、炒飯に餃子と鶏のから揚げとスープが付いて620円というとてもお得なセットなのさ。おお、他の2人もどうやら「炒飯セット」を頼んでいるみたいだぞ。何故ならスープだけが彼らのテーブルにあったからさ。さすがは人気の「炒飯セット」だ!と、ここまでなら普通なんですがこの後度肝を抜かれました、私。

厨房の兄ちゃんはもうすでに先の2人の炒飯の具材(卵や刻んだ焼き豚なんかね。)を炒めてました。そこへ私の炒飯セットの注文が入った兄ちゃんは2人前の具材の中に3人前のご飯を入れたのです。オイオイと思ったのですが、そんなセコイこと男が言うな!といわれそうなのでぐっとこらえました。ウン。それにこう考えるようにしました。「そうだ。兄ちゃんは具材を沢山いれていたので3人前にしても問題ないように作っていたんだ。」と。

そこへもう1人のお客。「炒飯セット。」「はいよー。炒飯セット、もう1人前追加。」「はいよー。」兄ちゃんは、ご飯だけを3人前の炒めている炒飯の中に追加しました。やはり予想通り、出てきた炒飯は「焼いた飯だけ」のような状態でした。申し訳なさそうに卵がちょろっと見え隠れし、焼き豚にいたっては底を掘るぐらい捜索しても、「こりゃ〜神隠しじゃな。」と東北のジジイにいわれそうなほど見つかりませんでした。

「どうゆうことじゃー!」とたかが炒飯ごときで怒鳴るのは大人げないので黙って食べましたけどね。もう、ここでは金輪際、炒飯は頼むまいと思いました。度肝を抜かれたのは炒飯係の兄ちゃんにです。オープンな厨房なんで丸見えなのに、平気でご飯を増やし続ける。この兄ちゃんならば厨房にいるゴキブリもコクが出ると言って平気で酢豚の具材に追加しそうだ。あな、恐ろしや。王将の壁には『お客様へ真心のサービス』と書いてありました。

2つ目はTVで観た『真珠婦人 完結版』です。あの『北の国から』のレイちゃんこと横山めぐみさん主役の昼メロの総集編です。私、昼間は仕事なので観たことなかったんですが、嫁は観ていたみたいで横で嫁の解説を聞きながら観ました。本来なら昼の一時半にしていたドラマをゴールデンタイムにすることでもすごいのに、内容たるやもう度肝を抜かれ、2時間つっこみぱなしの釘付け状態でした。

内容は私よりくわしい人が沢山いそうなのであえて書きませんが、一番度肝を抜かれたのは、直也(男のほうの主役。なんかハリのない兄ちゃん。)が結婚した妻、登美子(結局、横山めぐみの瑠璃子と結婚しないいだ、これが。まだ瑠璃子は処女を守っているのに。)の浮気を疑う夫に、コロッケだと言い張りタワシを食べさせようとする。吉本新喜劇ならばアリのネタですが、まじめ顔で、純愛もので平気でするかしかし。タワシの横にはご丁寧に刻んだキャベツがあるしね。この登美子のキレっぷりにはさすがに度肝を抜かれた。

結局、この登美子を含め2人のために4人ぐらい死ぬし、不幸なヤツが続出する。恐ろしい話なのに、何故か勢いに押されてそれもアリか、と言わせてしまうパワーを持ったドラマだった。一番かわいそうだったのは強引に結婚したとはいえ、妻である瑠璃子にいっさい何もHなことが出来ず、息子に刺されて死んで行く大和田伸也でした。大和田さん、今度始まる『キッズ・ウォー4』ではおばあちゃんとうまくいってね。

後一つは、常連さんのレジーさんに借りたDVD『怪獣大決戦ヤンガリー』のタイトルロールで流れる歌でした。機会があったら観てみてください。疲れたので今回はこの辺で。店長でした。


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