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●2009年11月15日(日)
僕のライフワークの一つにランチ王になるという野望がある。 こいつ何を言うとんねや。と、バカにされそうな発言であるが、僕にとってディナーである晩ご飯より、ランチ、つまり昼ご飯が食事の中でも一番重要なものだと、勝手に思っているのだ。 ランチは、リーズナブルなサービス価格が多いので、普段、夕食では行くことが出来ないお店でもお食事ができたりする。 これは、普段、敷居が高いお店が、お試し価格で、そのお店の味を安いランチで味わってもらい、夕食にも来てもらおうという主旨なのだうが、僕はランチ王なので、夕食は行かない。(本当は、高くて行けないが理由なのだが。) と言うわけで、新しいお店ができれば、まずランチがあるかを確認し、1000円以内ならば、一度は食べてみることにしている。 1000円以下は、大事な条件である。だって、おいしくなった時は、1000円以上だと店で暴れてしまうかもしれないから。 ランチは奥が深い。何故なら、8割近くがハズレなお店だからだ。 450円でトンカツランチといった看板を見て入ったら、ハムのようなカツが出たこともあった。 全部、冷凍食品と業務スーパーのサラダで、780円というミックスフライ定食も食べた。 ついこの間、嫁といったYというお店のランチは、味は悪くないのだが、おそろしくオカズの量が少なく、小さなお茶碗なので、ご飯をお代わりしたら、二口目でオカズがなくなり、そばにあった塩をかけて、残りのご飯を食べた。 恐ろしくすっぱい酢豚定食もあったし、だらーんと伸びた麺のラーメンを理屈っぽい看板をあげた店で食べたこともある。 もう、ランチに失敗すると、その日一日が悲しくてしかたがない。その逆で、5回に1回くる当りのお店でランチをすると、幸せに仕事ができるような気がするのだ。 僕のランチ評価では、おいしい、安いという条件が不可欠なのだが、あとオモシロイという項目が、そこに加わる。食事がオモシロイ?と思われるかたもいらっしゃるだろうが、オモシロイお店を見つけると、友人たちやお店の常連さんにどうしても紹介したくなのだな、これが。 最近、見つけたSというお店。僕の住んでいるところから、自転車で10分弱。讃岐うどんのお店。 ブログの口コミ情報では結構有名で、TVや雑誌なんかでも紹介されているらしいが、兵庫区の和田岬というかなり地味な場所柄、メジャーとまでは言えないお店である。(関西で讃岐うどんがおいしい、麺通団も認めたお店らしいのだが。) この日は、僕、嫁、娘、嫁のお母さんと4人で行った。11時半オープンの5分後に行ったので、店は混んでいなかったが、12時前には満員になっていた。僕はカレーうどん、嫁はきのこご飯の付いたきつねうどん定食、娘は嫁と一緒に分ければ良いのに、自己主張するようになったため、少なめににしてきつねうどんを一人前注文、お母さんはミニうどんの付いた天丼セットだった。 讃岐うどんなので、ゆでるのに時間がかかる。待っている間に、後からきたかま玉うどんを注文した人のほうが先に出来る。 あれ、みんな大盛りを注文しているなぁ。と思ってたら、それが大きな間違いだったことに出来上がったうどんを見て気づく。 普通が、かなりの大盛りだったのだ。麺は、2倍どころか3倍はあると思う。天丼に付いたミニうどんが、普通の量だった。 もちろん、娘の少なめきつねうどんでも1.5倍の量。「あの、少なめを注文したんですけど。」と店員さんに言いそうになった。 麺もツルツル、シコシコ、だしもおいしいし、カレーうどんも最初は甘く、後から辛さが増してくるという正しいセオリー、天丼のてんぷらなんてかなり大きなエビで、とってもうれしく・・・なるはずだったが、店を出た僕らは少しげんなりしてしまった。 どんなにがんばっても麺は減らず、お腹ペコペコで行ったはずなのに、カレーうどんを残してしまうという悲しい結果に終わってしまったのだ。もちろん、誰も完食できず、娘にいたっては、7割を残すという、怒られそうな状態だった。 嫁いわく「あんなに、おいしいのに。量が多すぎて、途中から味がわからなくなってしまったわ。」と。 うーん、これはオモシロイ!おいしいのに、出てきたらげんなりとなるお店とは。ぜひ、お芝居仲間のみんなで行きたいし、常連のYさんには、ぜひここの大盛りをチャレンジしてもらいたい。 こうして僕は、これからも安くて、おいしくて、オモシロイお店を探し続けるのであった。 今週は『ソウ6』。 今年も来ましたソウの時期。2004年公開の1作目から、毎年ハロウィンの季節になると公開されるようになったソウシリーズは、まるでホラー界の寅さんのようである。 結構、連続シリーズものを劇場で見逃している僕が、今、唯一観続けているのがソウである。なんだか意地のようになっていまして、これだけは終わるまで見続けてやろうと思っています。そして、いつまでジグソウを引っ張るのか確認してやろうと思っています。 だって、死のゲームを仕掛けるジグソウは『ソウ3』で死んでいるだぜ。なのに4、5でも出てくる。当然、6でもいっぱい出てくる。死んでも、出演し続けるジグソウ役のトビン・ベルは主演作としてかなりおいしいが、いつまでゲームは続くのだろうと、少し飽きてきた人も多いはずだ。また1作目だけで、あとは観ていないと言う人も多いはずだ。 でも、それは×(バツ)!観続けなくっちゃ! あれ?これによく似たトラップは前にあったぞ、とか、どんだけ話をこじつけて謎にしてるんだ、とか、おっしゃる方も多いだろうが、そこは寅さんなんだから、パターンで良いのだよ。 寅さんが最後にふられて、旅に出るのと同じで、『ソウ』は、劇中に出てきたたくさんの謎を、残り5分で全て解き、後味の悪ーい終わり方をする。間にある死のゲームは寅さんのマドンナみたいなものである。 今回も、有名人は誰も出てこず、頭につけられたネジしめマシーンを取り付けられた2人が肉を自ら切り取って、重いほうが助かるだの、制限時間内に迷路を脱出できないとのどを貫く槍が刺さるだの、6人座ったメーリーゴーランドで助かるのは2人だけというライフルゲームだの、死のゲームをたくさん見せてくれます。そして最後は溶けます。 あんまりネタばれするといけないので、この辺で。 好みがあるので、皆さんにはオススメできませんが、生きることが無意味に思える人は見てください。そんなマイナスな考えを持っていると、ジグソウに死のゲームをさせられるな気持ちになりますから。 最後に、女性ひとりで観に来ている人がいた。あんな痛い映画を観ている彼女はSMの女王か奴隷の人かなと思ってしまった。 以上、店長でした。
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