2007年07月の日記
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●2007年07月29日(日)
夏休みになりましたね。子供が一日中いますね。家が落ち着かない40日がやってきました。どこそこへ連れていけだとか、仕事前にあれをしろだとかいろいろリクエストを受け、もうすでに疲れています。ま、パパ、パパとまだ言ってくれるので、家にいるのに無視されるよりはましか。

今夏の娘の目標のひとつは、コマ無し自転車に乗れるようになるである。
思えば僕は小学校2年生までコマ無しに乗れなかった。今は亡き父と練習し、こけまくり、溝に落ちてボロボロになりながら2週間で乗れるようになった。何故2週間もかかったかと言うと、練習中に顔から落ちた1メートル近い溝の恐怖心からなかなか立ち直れなかったからだ。

今度は僕が娘を教える番だ。お店の定休日の夕方、広い芝生公園のある「しあわせの村」という公共施設まで嫁も参加して車で出かけた。ころんでも痛くないように長袖シャツにジーパンをはかせ、芝生のある土のところで練習開始。

「まー、今日は乗れないやろな。俺も2週間かかったからな。」と思って後を少し持って、知らないうちに離してやると・・・。
え〜!乗れている!!始めてものの2、3分やぞ!最初は5メートルほどだったのが、1時間もすると20メートル以上進んでいる。オヤジの面目が、音をたてて崩れていった。

でも、娘が汗だくでがんばっているのが嬉しく、僕も汗だくで自転車の後ろを持って走っていた。気づけばヤブ蚊に6箇所も腕をかまれ、スキンガードは汗で流れ落ちることを実感した夕方だった。

3日後、再び「しあわせの村」へ。今度は朝に行く。前回は最初の漕ぎ始めが出来ず、僕が支えて少し押してから手を離すという方法で練習していたが、その日は自力で漕ぐことを覚え、ママに教えられた気合の言葉、「くっそーう!!」の掛け声と共にかなり乗れるようになった・・・ハズだった。

そう、ここで難問が。娘の花菜は虫が怖い。それもかなり。
漕ぎ始めに足元にアリがいると足を地面につけることためらったり、セミの抜け殻を踏みそうになるといきなりブレーキをかけ漕ぐのをやめてしまう。彼女の敵は漕ぎ方やバランスではなく虫だった。夏だから虫はしかたいので、少しずつ経験を積んで、夢は近くのスーパーへ三人で買い物に行くことかな。道路では走ってくる車が怖くて、公園以外は乗らないと言っている娘だけどね。

今週は『レミーのおいしいレストラン』。娘と久々の映画鑑賞だ。娘にとってピクサー作品は『カーズ』に続いて2本目の作品。僕は『トイストーリー』から観ているピクサー好きなので、娘と観ることが出来ることをかなり喜んでいる。(店のシネマインク.という名前は娘の生まれた年の生まれた月に『モンスターズ・インク』が日本で上映されていたのを記念して名づけました。)

今回の作品も良く出来ている。レミーを入れたビンの底に写る河の流れのリアルなこと。CGアニメの最高峰、ピクサーの実力満載な画像だった。料理も出来ない見習い青年に料理をさせるネズミのプロセスやストーリーの楽しさも良く伝わった。大人もかなり楽しめる。

だが、ピクサー映画は長くなった。前回の『カーズ』もそうだったが、今回も2時間近くの上映時間だった。これは小さい子供には辛い。どんなにおもしろくても、子供(特に幼児)にじっと2時間座らせているのは至難のワザだ。僕の5歳の娘は外ではお利口さんなので、最後までいちおうイスのところで観ていた。それでも、何度かはイスから立ってモゾモゾしていたし、僕に小声で「パパ、まだあるの?」と聞いていた。

初期のピクサーは1時間30分以内でうまくまとめていた。前回『カーズ』は、ディズニーとの契約が切れる最後のピクサー作品と言われていたので、スタッフの悔いを残さないという思い入れもあっただろうから少し長いのも我慢した。でも、再契約した(本当は吸収合併された)後の、この作品までも長いとは。

僕は基本的にアニメは子供のものだと思っている。大人向けに作っている特別な作品はともかく、アニメはやはり単純で、観やすくなくては。変に難しくして、一部のマニアにうけるようなアニメは元来の主旨とは違うような気がする。その中でも子供が楽しめる上映時間はかなり大事だと僕は思う。たとえ大人には退屈で、付き添いなのに大人料金を取っておいて、こんなに短い上映時間か!とぼやきそうになっても、大人に媚びない子供のための映画も作るのも大事ではなかろうか?

ピクサーはCGもストーリーも一流だと思っているので、子供が退屈しない時間にまとめるということも考えてください。

作品としては先が読める内容だったが、夏に子供と行くには満足できる出来だと思います。観に行ってください。ただし、じっとしていられないお子さんをお持ちの保護者の方は、ピクサー作品好きの大人からクレームを受ける可能性があります。気をつけてください。

以上、店長でした。



●2007年07月21日(土)
みなさんは、「アニヤ・ハインドマーチ」をご存知だろうか?
人の名前らしい。知っています?アニヤ・・・・ブランド名です。
このイギリスのメーカーが今、ちょっとしたブームである。普通の商品は意外と高額だ。だいたいヴィトンぐらいかな。

ブームなのはエコバッグ、1つ2100円。他のバックに比べてかなり安い。エコバッグだからね。エコのために利益をあまり求めず作っているらしい。バッグには「I'm not a plastic bag」の文字、「私はポリ袋ではありません。」ん?お前はポリ袋じゃないのか?ということは、ポリで出来ている人間がいるのかぁ?多分、「私はポリ袋を使いません。」なんだろうな。

このバックが全世界的に入手困難なほど人気である。発端はイギリスでマドンナやパイレーツ・オブ・カリビアンのキーラ・ナイトレイが使っていたり、アカデミー授賞式で関係者に配られたとからしいが、日本での発売にブランド好きの女性達が飛びついた。東京での先行発売には徹夜で恐ろしいほどの人が並び、買えなかったおばさんたちが暴動寸前まで怒りまくった。

ニュースがおもしろかったので帰って嫁に話したら、パソコンでどんなバッグか調べ、ほしそうな顔をする。なんと、2日後に大阪のデパートでも販売する。よし、嫁よ。その日は店は定休日、朝起きることができたら買いにいてやる!なんと、俺は家族思いなのだ。ま、半分は興味本位と入手困難な商品を手に入れる喜びを味わって自慢したい小さな考えかたなのだが。

かくて僕は朝5時に起き、JRで大阪へと向かった。朝の電車はまだそこそこの人で、ラッシュアワーほどじゃない。でも、電車の半分を占める朝早いサラリーマンは眠い顔で仕事場へと向かっていた。

大阪には6時30分到着。案の定・・・買えませんでした。みんな徹夜で並んだらしい。昨日の時点で予定数は終わっていたそうだ。あきらめの悪い多くのおばさん達は店の人が「申し訳ありません。待って頂いても、整理券はありませんので、一つもお譲りできません。」と言っているのに帰ろうとしない。

ま、しゃあない。帰ろう。と並んでいる人を見て驚いた。
半分、いやそれ以上の並んでいる人は・・・おじさんである。それも絶対エコを考えて購入しようとしている人じゃない。ブランド好きとも思えない。どちらかと言うと、おじさん自身が毎日、外で寝ていそうなのでエコかもしれない。

そんなことはどうでもいい!つまりはおじさんを並ばせて買わせている連中がいるということだ。ネットオークションでは現時点で2100円のバッグが2〜3万円で取引されているそうだ。エコなおじさんを雇い、大量に購入し、ネットで売っているのだ。なんという非道。エコ精神に反した行動である。僕はエコを考えて嫁に使わせようと思っていたのに。

エコロジーさえもお金にしてしまうネットオークションをおかしいと考え、暴力団の資金につながるこのバッグのオークション不買運動をみんなで行いましょう。朝ねむいのに起きて、帰り雨に濡れてビショビショになった僕からの提案です。

あとで思い出すと、普段は寝ていると怒られるデパート前で堂々と寝ているエコおじさんたちの姿と買えないのに帰らず仁王立ちするおばさんたちは滑稽だった。

今週は『傷だらけの男たち』。トニー・レオンと金城武という香港映画のヒットメーカー共演のハードボイルド作品だ。
監督のアンドリュー・ラウは僕の大好きな作品『インファナル・アフェア』の監督なので期待大である。

で、感想なのだが、悪くはない。でもなんだろうな、ありきたりな話すぎる。この監督の作品は派手なアクションシーンを見せるのではなく、心理戦を積み重ね、そこにおこる突然の驚きが魅力なのである。『インファナル・〜』の警察とヤクザの裏切り者探しの緊張感、車の上に落ちる人、いきなりの爆破、静の中におこるいきなりの動は観客を引きつける。
それが、『傷だらけ〜』では弱いような気がした。トニーの復讐も金城君のアル中の理由も納得できるのだが、絶対的な説得力にはつながらなかったな。犯人を捜す金城君の過程もリアリズムを持たせているからかもしれないが、やたらと長い。長くても捜査に説得力があれば良いのだが、金城君の酔っ払っているシーンばかりが気になり、犯人を見つけた時の悲劇までに先が見えすぎてしまった。

とはいえ、2人はカッコイイ!!トニーも渋い。金城君もかっこいい。2人はかなりのハードボイルドである。これだけでもハードボイルド好きな僕はOKなのに、さらにかわいい役ビールガール役でスー・チーが出ていたので、僕のおすすめ度合いはかなりアップしてしまいました。

大人の男の魅力をみるならば、この映画です。おすすめです。

以上、店長でした。


●2007年07月08日(日)
皆さんは何で夏を感じるだろうか?
例えば、行きつけのお店でホットコーヒーばかり飲んでいたのが、アイスコーヒーばかり注文するようになる。
晩御飯にそうめんが食べたくなる。
スーツの上着を手で持ちながら、長袖の袖をめくり上げてしまう。日傘を持ち歩くようになる。お店で冷房がかかるようになる。 などなど。

僕は、電車の窓から見える「塩屋のおかま海岸」に夏を感じます。
え、それ何?って声が聞こえそうだな。

関西で海水浴といえば須磨海岸なのだが、そこよりJRでひと駅、西へ移動すると塩屋という駅がある。普通しか止まらない小さな駅である。その駅より2,3分浜へ歩くとテトラポットがつながったような岩場があるらしい。(行ったことがないもんで。)
ここが通称「塩谷のおかま海岸」。そう、ここは男と男の発展場として有名な場所なのである。

僕はこの時期、明石の看護学校へ国語を教えに行っているので、週に一日、電車に乗る。(いつも家から店まではチャリンコです。)JR神戸駅から新快速に乗って須磨を通り過ぎるいつもの車窓は海、船、海鳥たちなのだが、夏になるとこの景色に異質なものが加わるのである。

チョコボールのように焼けたムキムキな何人かの兄ちゃんが、時には寄り添い、時には距離を保ちながら語り合ったりしているところを見かけると僕は「お〜夏だなあ〜。」と思うのである。

しかし、どうしてあんな岩かコンクリートしかないところで、愛を求め合っているのだろうか?ま、須磨海岸でビキニのねぇちゃんを探すのではないので、ちょっと違う場所だからこそ同じ趣味の人と出会いやすいのだろう。

僕は同姓愛は理解できるが、同姓が好きという感情がないので関係のない地区なのだが、なぜか黒光りする兄ちゃんがビキニパンツで寄り添う姿を見ると夏を感じてしまうんだな。
きっと、仕事で疲れたネクタイ姿の僕は、須磨で焼けた肌でいちゃつく男と女のカップルをみるより、おかま海岸のマッチョ君同士を見るほうがうらやましくないから、安心できるのかもしれない。
なんか、ちょっと空しい。

今週は『ダイハード4.0』。なんで4じゃなく4.0なんだ?!そこには深い意味があるのか?教えてくれ!

と、意味ありげな題名とは逆に、映画の内容はいつものごとく単純なものだった。『ダイハード3』から12年経ったが、頭がさらに薄くなって禿げている以外は、ぼやきながらもピンチを脱出する相変わらずのマクレーン刑事はステキだった。

今回はサイバーテロVSアナログ刑事らしいが、絶対死ぬなと思われるような出来事を肉体ひとつで切り抜けていく姿は、還暦を迎えたスタローンやシュワちゃんと違い、さすが、まだ52歳のブルース・ウィリス、ちゃんとがんばっています。

1作目はロサンジェルスのビル、2作目はワシントンDCの空港、3作目はニューヨークの街と少しずつ場所がマクロ的になり、4作目ではアメリカ中を飛び回るところは規模を大きくする意図なのだろうが、それは別にどっちでも良かったかな。あと、いつも政治的思想によるテロ行為かなと思ったら、やっぱり金が目的です、という敵の設定は変えたほうが良いかもね。

とはいえ、ノンストップなマクレーンのアクションは爽快で、2時間を飽きさせず楽しませてくれる。あと4.0では敵のリーダーの女役で出てくるマギーQが綺麗です。少なくとも3作目の人よりは・・・。

気持ちが落ち込んでいる人は観てください。
以上、店長でした。



 

●2007年07月01日(日)
お店ではBGMにFMが流れている。もちろん、地元のKISS FM。先日は僕のインタヴューが朝の番組で放送されたが(インタヴューでの僕は消え入りたいぐらいバカな喋り方だった。)、他にも意外とKISSとは縁があるのだ。

10年以上前の日曜の朝にDJをされていたKさんは僕が照明の勉強をしていた舞台技術学校の仲間だったし、ターザン山下は保育園と中学校の同窓生だったりする。娘はハーバーランドにオープンスタジオがあった時、天使の羽を着けて良く見に行っていたら、常連になっていた。(番組名がデイライト・エンジェルだったから、僕がDJのかわたさんに覚えてもらうために狙ったのだが。)

今、僕にはお気に入りの番組が2つある。放送的には東京FM製作なので、直番組というわけではないのだが、芝居をしている僕には楽しくてしかたがない番組である。

1つは『西村雅彦のオン・ザ・ウェイコメディー・道草』。KISS FMでは午後5時半から10分ほど、月〜木曜の放送である。西村さんは元『東京サンシャインボーイズ』の役者さんなので、よくお芝居を観に行っていた。だから、特に聞くようになったのかもしれない。
西村さん以外に毎回、多彩なゲストが出演し、僕が嬉しくてしかたないお芝居の役者さんがほとんどなので、この10分は仕事の手を休めて聞いている。少し前に何年か前の放送をした時、『東京サンシャインボーイズ』の故伊藤俊人さんがゲストの話だったので涙ちよちょ切れました。

今度、このラジオドラマが実写のDVDになるらしい。これはかなりほしい。夏休みが近く、お金の入用がかなりありそうなので、お財布と相談しなきゃ。

もう1つは『ニッサン・あ、阿部礼二』。毎週日曜日の午後5時から。ニッサンが提供なので、車の名前、アベレージをもじった阿部礼二の会社や私生活でおこる出来事のラジオドラマである。
とりたてて有名な俳優さんが出ているわけではないが(ゴメンなさい。)、かなりこの番組もおもしろい!

ドラマの間で流れる音楽のチョイスも素晴らしく、ドラマだけでなく毎回、カルトで興味深い情報などを教えてくれるので勉強にもなる。
例えば、チュッパチャップスの包み紙の文字デザインはサルバドール・ダリだとかね。

たまに出るゲストも良い。先週は日高のり子さんがゲストで、『タッチ』の南ちゃんや『トトロ』の五月ちゃんをたっっぷり名ゼリフを交えて聞かせてくれたし、『ガンダム』のアムロ(古谷さん)とシャア(池田さん)が一緒に出演した時は、ガンダムネタをいっぱい披露してくれた。

聞き逃すとかなりショックなぐらいはまっています。知っている人、感想を聞かせてください。


今週は『キサラギ』。アイドル歌手、如月ミキの一周忌に集まったネット仲間、5人の話。最初は、ファンの集いで、思い出話や自慢のコレクションを見せ合うような集まりのはずが、「如月ミキは自殺なんかじゃない。殺されたんだ。」という発言からスリリングに話が進み、一気にラストまで観せてくれる。

役者も良い。小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅(ドランクドラゴン)、香川照之の5人のみ。彼ら以外はほぼ出てこない。場面も、とあるビルの一室のみなので、舞台劇のようなセットだ。こうなると役者の技量がないと2時間近い映画は失敗する。

しかし、そんな心配は無用だった。先ほども言ったが、舞台劇のように作っているので、役者が真剣にぶつかりあって緊迫感を生み、静かな間合いと会話が事件を解決へと運んでゆく、さあ、解決か?と思ったら再び緊迫の中へ。よくあるパターンなのだが、これがうまく絡み合い、どんどん話しに引き込まれ、ラストにはほのぼのさせてくれる。

香川、塚地、ユースケが良いのは誰でも観る前からわかるのだが、今回は小出と小栗も良かった。とりわけ小栗旬は、今までイケメンキャラが先行して、あまりうまい役者に思えなかったが、この役は適役だったのか、生き生きと演じているように思えた。役者としての真価が問われるような芝居だからこそ挑戦しがいのある映画だったんだろうな。世間での評価も高いのも頷ける作品でした。最後の『ラブレターはそのままで』に合わせて一糸乱れぬ踊りを見せる5人に感動さえ覚えます。この時の香川さん、素敵でした。

ぜひ観てください。以上、店長でした。

追伸 如月ミキを演じていた酒井香奈子さんはどんな人ですか?役者さん?歌手?アイドル?誰か教えて下さい。




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